池の縁のショウブの葉陰で、クモが虫を捕まえて…、いや、よく見るとその逆で、ハチがクモを捕まえていました。ハチは黒い体に特徴的な黄白色の紋があり、『ハチハンドブック』によるとオオシロフクモバチのようです。同書には、「中形のクモ狩りバチで、コガネグモ科のクモを狩る。…狩りの後、裸地に浅い巣を掘ってクモを蓄える。」とあります。このときは、ハチがクモを運ぶところなどは観察できませんでした。
なお、種名については、元富山市科学博物館の根来さんにアドバイスしていただきました。
《クモを捕まえるオオシロフクモバチ2017/07/31》
《クモを捕まえるオオシロフクモバチ2017/07/31》
《オオシロフクモバチ2017/07/31》