久しぶりに雪の公園に出かけてきました。8時ころから20㎝ほど積もった雪の中を2時間ほど歩き回りましたが、誰にも出会いませんでした。
ここ数年、それまでとは違い(公園としては)かなりきれいに管理されているので、生きものに出会うことが少なくなったような気がします(私として、残念なことですが…)。
以前、たくさんのヒオドシチョウの蛹が付いていたエノキをのぞきましたが、蛹は見当たりません。細い蘖の2~3mほどのところに、ハラビロカマキリの卵のうが付いていました。
『フィールド版昆虫ハンター・カマキリのすべて』には、カマキリの卵のうの場所について、こう書かれていました。「樹木の太い幹のほか、高所の細枝に産付することもあります。塀や電柱などにもときどき見られます。」
参考までに、同書には、他のカマキリの卵のうの場所についても書かれていました。
オオカマキリ 林道や林縁のクズ、ススキなどの草や低木の細い枝など
チョウセンカマキリ 開けた草原や休耕田などの草
ウスバカマキリ 河川敷や造成跡地などの荒れた土地の草や石の下側
コカマキリ 地表の石や倒木の裏側や樹幹の低い位置
ヒメカマキリ 林床の石や倒木など地表に近い物体
《高い所のエノキの小枝に産みつけられていたハラビロカマキリの卵のう 2024/01/27》
《高い所のエノキの小枝に産みつけられていたハラビロカマキリの卵のう 2024/01/27》
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