この日を境に気温が低下し、天候も雨の日が続くだろうと予報されていた日曜日の午前中、昼行性のフユシャクを見に、郊外の雑木林に出かけました。
予想したとおり、枯葉が舞い落ちる道路のあちこちで、ヒラヒラ飛ぶ小さく薄茶色の蛾。とまるのを待って写すと、やはりクロスジフユエダシャクです。
フユシャクは、「冬期に出現するシャクガ科の蛾の総称で、主な特徴として♀の翅が退化…して縮小するか完全に欠ける…日本産フユシャク類全35種…。」
クロスジフユエダシャクは、「北海道から本州、四国、九州まで全国的に産する普通種。関東の平地では11月下旬から発生し、年内に終わる。山地では10月下旬くらいから出現する。雄は12月上旬で姿を消すが、雌は1月上旬まで残っている事がある。昼行性で午前から飛び始めるが、晴れてないと飛ばない典型的な昼行性とは違い、曇っていても飛ぶ。交尾は夕方から日没後で行われる。クリ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、アベマキ、カシワタ、カオカエデ等の食草の報告がある。」(ウェブサイト『日本産フユシャクWEB図鑑』2021/11/22より)
この日は時間がありませんでしたが、今度機会があれば、じっくり時間をかけて、♀や交尾しているところを見つけたいと思います。
《降り積もった落ち葉の中にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》
《降り積もった落ち葉の中にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》
《降り積もった落ち葉の中にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》
《小枝にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》
《落ち葉が舞いクロスジフユエダシャクが飛び交うコナラの雑木林 2021/11/21》
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