公園のトイレの入り口の壁に、ゴルゴ線のような黒い縦の筋がやけに目立つ、灰色のヤガの仲間のような蛾がとまっていました。(「李下に冠を正さず」、カメラを持ってトイレに入らないようにと、妻からはたびたび注意されますが…)
私は印象派(一目見た感じで、○○だろうと思ってしまう)なので、蛾に詳しい人がふつうするように、専門用語で細分化された翅の各部位をきちんと比較することは苦手です。(したがって、私がつけた名前はてきとうで信頼度が高くありません。)
灰色でゴルゴ線のような黒い筋がやけに目立つヤガのような蛾を、『蛾の生態標本図鑑』などで見ていくと、エゾシモフリスズメ、クビワシャチホコ、キノカワガ、ハイイロハガタヨトウ、ミドリハガタヨトウ、ネグロヨトウ、ホソバネグロヨトウ、シマケンモンなどたくさんいて迷ってしまいます。それでも、大きさや翅の色、模様、発生時期、場所、幼虫の食餌植物などを比較して絞っていき、ミドリハガタヨトウではないかとの私なりの結論に達しました。翅に緑色がかったところのないことが少し気になりますが…。
《トイレの入り口の壁にとまっていたミドリハガタヨトウ? 2021/11/13》
《トイレの入り口の壁にとまっていたミドリハガタヨトウ? 2021/11/13》
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