呉羽山の稜線に設けられた1車線の車道を、いつもとは逆、北に向かって歩いてみました。
車道沿いの植物や足元の路面などに(何かいないかと)気をつけて歩いていると、ササの葉の上に何かがとまっているのに気づきました。黄緑色の綺麗なカミキリムシで、規則的に並んだ黒い斑紋が目立ち、私にとっては初めて見るカミキリムシです。
帰宅後、写真で確かめると、ヤツメカミキリでした。
ヤツメカミキリの成虫は5~8月に出現し、温帯樹林帯のウメ、サクラ類の幹に多く集まって見られるます。成虫はサクラ類の葉を食べ、雌はサクラ類の伐採木や生きた樹木の損傷部の周りなどに噛み傷をつけてそこに産卵し、幼虫は樹皮下を食べて成長します。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ヤツメカミキリ』参照。)
ヤツメカミキリは、「ふつう」に見られるカミキリだそうですが、綺麗で、初めて見る私にとって見つけたときはこの日でいちばん感動した瞬間でした。やはり、出歩く機会を多くすると出会える確率も高くなることを実感です。
《ササの葉にとまっていたヤツメカミキリ 2022/05/25》
《ササの葉にとまっていたヤツメカミキリ 2022/05/25》
《ササの葉にとまっていたヤツメカミキリ 2022/05/25》
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