2021年9月上旬の観察記録です。
幅広い県道沿いにある民家のブロック塀に、薄茶色のシャクガがとまっていました。この道は自転車でよく散歩しますが、塀に蛾がとまっているのを見るのは初めてです。
写した写真を、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でシャクガ科の「成虫縮小画像」と見較べていきます。両櫛歯状の触角がある♂ですが、淡い模様で私には特徴がよくつかめません。何度も見直し、なんとかウスバミスジエダシャクにたどりつきましたが、自信はありません。
ウェブサイト『北茨城周辺の生き物/ウスバミスジエダシャク』には、ウスバミスジエダシャクの特徴について次のように説明されていました。
①前翅外横線と中横線が黄矢印の所で一番接近します。(個体によってその度合いは違います。)
②後翅横脈紋(赤矢印)が白抜きになる傾向があります。
③前翅横脈紋(青矢印)もおぼろげに見られます。
④後翅中横線がはっきりしている傾向があります。
《ブロック塀にとまっていたウスバミスジエダシャク?♂ 2021/09/06》
《ブロック塀にとまっていたウスバミスジエダシャク?♂ 2021/09/06》
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