前後2週間ほどのうち、雨傘マークのついていないのはこの日だけという土曜日(2022/12/03)、朝の2時間ほど猿倉山方面に出かけてきました。
キャンプブームでグリーンシーズン中は何時出かけてもテントが張ってあったキャンプ場も冬期休業中で、トイレ入り口は枯葉が舞い込まないよう高さ4~50cmほどまで雪囲いの板がはめこんでありました。
用を済ませてトイレからでようとすると、出口の壁に小さな蛾が1匹とまっていました。灰褐色~暗褐色で前翅には波状の帯があるシャクガです。
この時期だからフユシャクだろうと、ウェブサイト『日本産フユシャクWEB図鑑』を参考にナミスジフユナミシャクとしましたが、(情けないことに)同定に自信はありません。
同サイトには、「北海道から九州まで生息する普通種。平地から高地まで広く産する。関東平地では12月下旬から1月下旬にかけて出現する。…
雄の翅形は幅広く、丸みを帯びる。斑紋に変異は多少あるが、クロオビフユナミシャクのように翅頂から黒状線が出ることはない。…雄は翅を立てて止まる個体も少なくない。」と説明されていました。
《トイレの壁にとまっていたナミスジフユナミシャク? 2022/12/03》
《トイレの壁にとまっていたナミスジフユナミシャク? 2022/12/03》
《トイレの壁にとまっていたナミスジフユナミシャク? 2022/12/03》
2022/12/03の富山県内の朝は、放射冷却で冷え込みが厳しく、富山地方気象台は初霜を観測と発表(平年より8日、昨年より4日遅い)。猿倉山森林公園でも、落ち葉などに霜が降りていて、素手の手がかじかむほどでした。
《猿倉山森林公園の落ち葉などに降りていた霜 2022/12/03》
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