北陸自動車道の盛土法面法尻に沿って設けられたフェンスには、蔓植物を中心にいろいろな植物が生育しています(いわゆるマント群落のようなものか)。
このフェンスに絡んだノブドウの葉を、緑色の金属光沢のコガネムシの仲間が食べていました。
ヒメコガネかなと思うのですが、コガネムシとの区別がむずかしそうです。ウェブサイト『山と自然の雑学ノート/コガネムシとヒメコガネその違いは?』に記載された、この筆者の見分け方のポイントを参考にしてみました。
1. ヒメコガネの艶の良さ…。コガネムシも美しい色と艶をもっていますが、比較してみるとやや劣ります。
2. 体各部の大きさの比率…。特に…前胸背板…。この部分の全体に占める大きさが1/4強と大きいのがヒメコガネで、1/5ぐらいと小さく、この部分に薄く縦皺が入っていればコガネムシです。
標本がないので、写真から体の比率を測ると、前胸背板の全体に占める大きさが1/4より大きいようなので、ヒメコガネではないかと思います(また、前胸背板に薄く縦皺が入っているようにも見えません)。
《ノブドウの葉を食べるヒメコガネ? 2024/07/28》
《ノブドウの葉を食べるヒメコガネ? 2024/07/28》
《ノブドウの葉を食べるヒメコガネ? 2024/07/28》
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