やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

フタトガリコヤガ(幼虫)(富山県総合運動公園/富山市南中田)

2022-01-16 18:02:22 | 昆虫類

9月中旬の観察記録です。

遊歩道のそばにフヨウが植えてある一画があり、いろいろな虫を見かけるので、犬と散歩しているときは立ち寄って何かいないか確かめます。

この時見かけたのは、常連のフタトガリコヤガの幼虫。フタトガリコヤガの幼虫の食餌植物は、アオイ科のフヨウやオクラ、ワタなどです。

自宅の庭に毎年植えているオクラの葉もフタトガリコヤガの幼虫に食べられていますが、成虫(蛾)は見かけていません。


《フヨウの葉を食べるフタトガリコヤガ 2021/09/13》


《フヨウの葉を食べるフタトガリコヤガ 2021/09/13》


《フヨウの花 2021/09/13》

※ 市立図書館から1月16日(日曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『博士の愛したジミな昆虫』(金子修二ほか編・著)
   2 『日本糞虫記ーフン虫からみた列島の自然ー』(塚本圭一・著)
   3 『新 海鳥ハンドブック』(箕輪義隆・著)
   4 『わたしの渡世日記(上)』(高峰秀子・著)
   5 『とわの庭』(小川糸・著)
   6 『遠慮深いうたた寝』(小川洋子・著)
   7 『神々の山嶺(下)』(夢枕獏・著)
   8 『野菜づくりの極意ータネ屋がこっそり教えるー』(市川啓一郎・著)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セダカシャチホコ(幼虫)(富山県総合運動公園/富山市南中田)

2022-01-15 18:16:49 | 昆虫類

2021年9月上旬の観察記録です。

公園の遊歩道を犬と散歩していると、「ボリューム感」のある「疑似餌のワーム」のような5㎝ほどの「もの」が落ちていました。頭が大きくて、緑色から赤色が混ざり合った人工的なものに感じられる複雑な色合い、有名な絵本『はらぺこあおむし』のあおむしにも感じが似ています。動きませんが生きていました。青虫です。裏返すと、なんかどぎつい緑色をしています。今までに見たことがないタイプの青虫で、何の仲間か見当もつきませんでした。

写真をもとに、『イモムシ ハンドブック』などで名前を調べました。特徴的なので、すぐにわかるだろうと思っていましたが、まったくわかりませんでした。

ところが、別の幼虫の名前探しで、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でシャチホコガ科の「幼虫など縮小画像」を眺めているとき、よく似た1枚の写真がでてきました。セダカシャチホコです。幼虫の写真4枚のうち1枚がまさしく同じような質感、色合いの幼虫だったのです(この写真がなくて、他の3枚の写真だけが紹介されていたなら、おそらく今でも不明幼虫のままだったと思います)。

セダカシャチホコの幼虫は、緑色で、背面は白っぽく、体側には白色の斜条が並んでいます。気門は赤く、腹端には赤褐色の筋があります。でっぷりしていてボリューム感があり、終令幼虫の体長は、60mm前後。食餌植物は、コナラ、ミズナラ、クヌギ、アラカシなどです。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/昆虫図鑑/セダカシャチホコ』参照)


《遊歩道にいたセダカシャチホコの幼虫 2021/09/13》


《セダカシャチホコ幼虫の腹側 2021/09/13》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨモギエダシャク(幼虫)(富山市太田南町)

2022-01-14 18:25:03 | 昆虫類

2021年9月下旬の観察記録です。昨日紹介したヨモギエダシャクの幼虫です。

北陸自動車道の法面には、ところどころにヤマグワ(と思う樹)が生えています。この樹にはよくクワコの幼虫がついているので、そばを通るときは注意して見ています。

葉がひどく食べられたヤマグワをよく見ると、枝に擬態した茶褐色のシャクトリムシがついていました。ヨモギエダシャクの幼虫は、淡緑色~褐色で、第2腹節に一対の小さな突起があるのが特徴です。


《ヤマグワの枝に擬態したヨモギエダシャクの幼虫 2021/09/18》


《ヨモギエダシャクの幼虫(赤丸内は第2腹節の一対の小さな突起) 2021/09/18》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨモギエダシャク(富山市小杉)

2022-01-13 19:07:16 | 昆虫類

2021年9月上旬の観察記録です。

北陸自動車道と立体交差する道路のトンネルの壁に、シャクガ(尺蛾)がとまっていました。(私にとっては)特徴が少なく同じような模様の蛾がたくさんいて、いつまでたっても「○○だ」と断定できず、悔しい思いをします。

今回のシャクガは、とまっている前翅が横方向に長い感じがするので、ヨモギエダシャクではないかと思います。

ウェブサイト『かのんの樹木図鑑/昆虫図鑑/ヨモギエダシャク』には、次のように説明されていました。「内横線、外横線が比較的明瞭で、激しく鋸歯状となる。前後翅に黒褐色に縁取られた紋が各1個あり、目立つ。ただし、個体による色彩の変異は相当にある。」


《トンネルの壁にとまっていたヨモギエダシャク 2021/09/06》


《トンネルの壁にとまっていたヨモギエダシャク 2021/09/06》


《トンネルの壁にとまっていたヨモギエダシャク 2021/09/06》

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハグロトンボ♀(富山市大泉)

2022-01-12 18:10:26 | 昆虫類

2021年9月上旬の観察記録です。

片側が住宅地、片側が水田でその水田側に農業用水が流れている道路を自転車で散歩していると、路上にハグロトンボがとまっていました。死んではいませんが、動かないので、掴んで車の通らない所にとまらせました。車と衝突したのかも知れません。腹部が黒いので、♀です(♂の腹部は金緑色に輝く)。

この農業用水は、バイカモなどが生えていて、湧き水などで常時ある程度の水量が流れているようなので、ハグロトンボはここで発生していると思います。


《路上にとまっていたハグロトンボ♀ 2021/09/05》


《路上にとまっていたハグロトンボ♀ 2021/09/05》


《バイカモなどが生えている農業用水 2021/09/05》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノウサギ(足跡)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-01-11 18:04:36 | 哺乳類

年が明けて初めて、寺家公園~猿倉山森林公園方面に出かけました。晴れていましたが、風が強く、手が凍える寒さです。

寺家の集落から公園の駐車場まで、車道が除雪されていないので50mほど歩きました。積雪は4~50cm、中途半端に固まっていて、歩きにくいことこの上ありません。なんとか辿り着きましたが、思ったとおりトイレは冬期閉鎖、入り口には板が張り付けられていました。

周辺のサクラの幹を探しましたが、フユシャクなどは見つからず。見かけた雪上の足跡もキツネとテン(?)のもので、目当てのニホンザルの足跡はありませんでした。

猿倉山森林公園への途中で見かけたのは、ノウサギの足跡です。車道から少し離れていましたが、雪の中歩いていく元気がなかったので、遠くから撮った写真だけです。

ノウサギは近年非常に少なくなった印象があります。50年ほど前くらいまでは、この季節、各地区の猟友会が恒例のウサギ狩りを行い、自慢気に何十頭もの成果のウサギを手にした猟友会員の写真が連日のように地元の新聞のローカル記事に載っていたものです。ノウサギの植林への被害を少なくするという趣旨で、キツネなどの放獣まで行われていました。

「十年一昔」と言いますが、五十年だと五昔、世の中そして世の中に影響される人里などの自然が大きく変わる筈です(私も二十台から七十代に、昔のように雪の中は歩けません)。

 
ついでに、二昔ほど前、閉山間近で人っ子一人いない立山で撮ったノウサギの足跡の写真(ポジフィルム)を載せておきます。私は50代前半、快晴で、時おりライチョウの鳴き声が聞こえてくるくらいの静寂な世界を独り占め、スノウシュウで歩き回って生きものの足跡などを探して楽しんでいました。
 
《冬期閉鎖されていたトイレ 2022/01/08》
 
《公園の駐車場から寺家の集落までの車道(赤丸内はマイカー) 2022/01/08》
 
《山裾の耕作地に残されていたノウサギの足跡 2022/01/08》


《立山を背景にノウサギの足跡(立山・天狗平2,350m付近) 2001/11/22》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホンドギツネ(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-11 03:40:52 | 哺乳類

いつもの犬との散歩コースの農道周辺で、雪の上に残された足跡でいちばん目につくのは、キツネの足跡です。

ふつうの速度で歩いたキツネの足跡は、後足が前足に重なりますが、キツネはタヌキやイヌに比べると肩幅がせまいので、足跡が一直線になります(50㎝ほどの間隔で左右の足跡が交互につく)。(『アニマル・ウオッチングー日本の野生動物ー』参照)


《一直線に残されたキツネの足跡 2022/01/06》


《用水をジャンプして跳び越えたキツネの足跡 2022/01/06》


《用水をジャンプして跳び越えたキツネの着地した足跡 2022/01/06》


《イヌの足跡 2022/01/06》


《イヌの足跡 2022/01/06》


《葉の縁についた霜 2022/01/06》


《葉の縁についた霜 2022/01/06》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタチ類(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-09 19:14:03 | 哺乳類

いつもの犬との散歩コースの農道を歩いていると、用水のそばなどで雪の上にイタチ類の足跡を見かけます。周辺の環境や足跡の大きさからすると、ニホンイタチかチョウセンイタチのようです。

イタチ類は、雪の上ではピョンピョンと跳ねることが多く、後足が前足に重なるので、足跡は左右が一対になって約30㎝間隔で残っています。(『アニマル・ウオッチングー日本の野生動物ー』など参照)


《用水の縁に続くイタチ類の足跡 2022/01/06》


《用水の縁に続くイタチ類の足跡 2022/01/06》


《左右が一対となったイタチ類の足跡 2022/01/06》


《水田に張った等圧(高)線模様の氷 2022/01/06》


《水田に張った等圧(高)線模様の氷 2022/01/06》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネズミ類(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-08 18:15:40 | 哺乳類

きちんと圃場整備され用水路もコンクリート化した水田にも、数は多くなくてもネズミは棲んでいるようです。一面の水田の上空を、ネズミを狙うチョウゲンボウがホバリングする姿をときどき見かけることもあります。

いつもの犬との散歩コースの農道の傍でも、雪の上にネズミ類の足跡を見かけます。周辺の環境や足跡の大きさからすると、ハタネズミかハツカネズミのようですが、このあたりの耕作地周辺で死骸を見かけたことのあるハタネズミである可能性が大きいと思います。雪上に残された足跡の密度はそれほど大きくありません。ネズミ類を餌にしているイタチやキツネはたいへんだと思います。

ネズミ類は体重が軽く小さいので、雪の上に綺麗に足跡が残ることは少ないのですが、歩行のパターンや行動などでネズミ類の足跡とわかります。

ネズミ類は、雪面では両足をそろえてピョンピョンと跳んで進むことが多く、柿の種を並べたような一対ずつの足跡が点々と続いています。また、前足の一方がはみ出して三つ一組になった足跡も見られ、足跡のすぐ後ろにまっすぐな尾の跡の見られることもあります。(『アニマル・ウオッチングー日本の野生動物ー』など参照)


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡 2022/01/06》


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡 2022/01/06》


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡(赤矢印は尾の跡) 2022/01/06》


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡 2022/01/06》

※ 市立図書館から1月8日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『日本の美しい里と花の絶景』(富田文雄・著)
   2 『杉浦日向子ベスト・エッセイ』(杉浦日向子・著)
   3 『新匠の時代1』(内橋克人・著)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハシボソガラス(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-07 20:01:05 | 鳥類

雪国の冬の楽しさは、雪の上に残された足跡などを見ることです。

いつもの犬との散歩コースでよく目にするのは、ハシブトガラスの足跡です。ハシブトガラスと断定していますが、見たわけではないので、推測です(この辺りでふだん見かけるカラスはハシボソガラスだからです)。

カラスは、「ホッピング」と「ウォーキング」という二通りの歩き方をします。写真は、足を交互に出して歩く「ウォーキング」タイプの足跡です

足跡を見て、何をしていたのか考えてみるのも、楽しみです。


《水田の雪に残された「ウォーキング」タイプのハシボソガラスの足跡 2022/01/06》


《水田の雪に残された「ウォーキング」タイプのハシボソガラスの足跡 2022/01/06》


《水田の雪に残された「ウォーキング」タイプのハシボソガラスの足跡 2022/01/06》


《この足跡の主は何をしていたのでしょうか? 2022/01/06》


《水田の向こうに連なる立山連峰の立山3015mや剱岳2,999m 2022/01/06》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コカマキリ(富山市小杉)

2022-01-07 04:07:17 | 昆虫類

2021年9月上旬、昨日のブログ「ツユムシ」と同じ時の観察記録です。

カナムグラの茂みの中に、茶色いものがとまっていました。確かめるため、カナムグラのトゲに邪魔されながら足を踏み入れてよく見ると、黒褐色のコカマキリでした。

コカマキリの体色は、明るい黄土色から暗黒褐色までさまざまですが、緑色は多くないようです。地上徘徊性で樹上高く登ることは稀、草地や畑、河川敷などでよく見られます(『カマキリのすべてー昆虫ハンターー(フィールド版)』参照)。


《カナムグラの茂みの中のコカマキリ 2021/09/05》


《カナムグラの茂みの中のコカマキリ 2021/09/05》


《カナムグラの茂みの中のコカマキリ 2021/09/05》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツユムシ(富山市小杉)

2022-01-06 05:22:39 | 昆虫類

2021年9月上旬の観察記録です。

天候、気候のよいときは、北陸自動車道に沿った人(車)通りの少ない道を、ポタリングしながら生きものの姿も探しています。

北陸自動車道そばにカナムグラが一面に茂った荒地があります。カナムグラを見かけると、これまでにまだ一度も見たことがないキタテハの幼虫や蛹を探してしまいます。この日は、キタテハの姿も見えず、幼虫や蛹も見つかりませんでした。

カナムグラは全草にトゲがあり痛いので、草むらの中には踏み込みませんでしたが、数種類の虫が縁の近くにいたので、いくつかを紹介します。

カナムグラの葉の真ん中に足を伸ばして止まっていたのは、ツユムシの仲間です。似た種がいくつかいますが、触角が淡色、後脚腿節にトゲがなく、後翅の突出が1/3以上なので、ツユムシだと思います。


《カナムグラの葉にとまっていたツユムシ 2021/09/05》


《カナムグラの葉にとまっていたツユムシ 2021/09/05》


《カナムグラの葉にとまっていたツユムシ 2021/09/05》

※ 朝、「北日本新聞」の朝刊(2022/01/04)を見ると、「世田谷ベース」で楽しそうに趣味の世界を語る写真が目に飛び込んできました。所さんが「幸福」に生きるヒントを教えてくれる、題して『所さんの幸福論』。所さんのヒントには共鳴できるところがたくさんあり、新年早々嬉しくなりました。切り抜いて、しばらくとっておきます。
  「朝起きたら、幸せだと思うのが大事。生きているのを確認できたんだから」
  「何でも手を出すこと。仕事もそうだけど、向き不向きなんてさんざんやってから言うべきなの。…」
  「こだわりというより、楽しくなるまでやめない」
  「夫婦って価値観の違う他人とずっと一緒にいること。こんな面白いことないじゃん」
  「今日が一番幸せだから夢も目標も何もない」
  「全ての物に私の味 所狭し、でも捨てない」 など 

《『所さんの幸福論』(北日本新聞朝刊2022/01/04)》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スギドクガ?(交尾)(富山市小杉)

2022-01-04 16:34:08 | 昆虫類

9月上旬の観察記録です。

天候、気候のよいときは、北陸自動車道に沿った人(車)通りの少ない道を、ポタリングしながら生きものの姿も探しています。

通り過ぎた神社のブロック塀に、何かの気配を感じて引き返し、自転車を停めて近寄って見ましたが、生きもののようですが何かよくわかりません。とりあえず写真を撮って帰宅。

帰宅後、写真をよく見ると、灰褐色の2匹の蛾が交尾しているところでした。

ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でシャチホコガ科やドクガ科の「成虫縮小画像」と見較べていきましたが、よくわかりません。何度も見直し、スギドクガではないかとしましたが、自信はありません(自信のないものばかりが残っているのです…)。


《神社のブロック塀で交尾していたスギドクガ?(黄線内は北陸自動車道) 2021/09/06》


《神社のブロック塀で交尾していたスギドクガ?(黄線内は北陸自動車道) 2021/09/06》

※ 我が家の庭でも、雪の中、蝋梅(ソシンロウバイ)の花が咲き出しました。この蝋梅は、孫娘が生まれたのを記念して植えたものなので、今年で20年になります。雪の中で咲くこの花の透き通ったような色合いと、何ともいえない香りが好きです。


《我が家の庭で咲き始めた蝋梅(ソシンロウバイ) 2022/01/03》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウスバミスジエダシャク?♂(富山市布市)

2022-01-03 18:13:41 | 昆虫類

2021年9月上旬の観察記録です。

幅広い県道沿いにある民家のブロック塀に、薄茶色のシャクガがとまっていました。この道は自転車でよく散歩しますが、塀に蛾がとまっているのを見るのは初めてです。

写した写真を、ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』でシャクガ科の「成虫縮小画像」と見較べていきます。両櫛歯状の触角がある♂ですが、淡い模様で私には特徴がよくつかめません。何度も見直し、なんとかウスバミスジエダシャクにたどりつきましたが、自信はありません。

ウェブサイト『北茨城周辺の生き物/ウスバミスジエダシャク』には、ウスバミスジエダシャクの特徴について次のように説明されていました。
 ①前翅外横線と中横線が黄矢印の所で一番接近します。(個体によってその度合いは違います。)
 ②後翅横脈紋(赤矢印)が白抜きになる傾向があります。
 ③前翅横脈紋(青矢印)もおぼろげに見られます。
 ④後翅中横線がはっきりしている傾向があります。


《ブロック塀にとまっていたウスバミスジエダシャク?♂ 2021/09/06》


《ブロック塀にとまっていたウスバミスジエダシャク?♂ 2021/09/06》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホンドギツネ(足跡)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-01-02 16:04:10 | 哺乳類

朝から晴れて、放射冷却の寒さ。今年初めての野外観察に絶好と、いつもの公園に出かけました。

公園を縦断する用水の法面に、いつもなら見られるはずのイタチやネズミの足跡は見られません。

公園に入ると、園路に点々とキツネ(ホンドギツネ)の足跡が残っていました。

ウスバフユシャクの♀を見つけようと思って来たのですが、あまりにも寒く、新年早々病気(脳梗塞)を再再発すると怖いので早々に撤退しました。


《何の足跡も見られない用水の法面(立山連峰に朝日が昇るところ) 2012/01/02》


《公園に人の足跡はありません(雪面の乱れは樹木からの落雪の跡) 2012/01/02》


《園路に続くキツネの足跡(雪面の乱れは樹木からの落雪の跡) 2012/01/02》


《園路に続くキツネの足跡 2012/01/02》


《キツネの足跡 2012/01/02》


《カリンの幹のウスバフユシャク 2012/01/02》


《カリンの幹のウスバフユシャク 2012/01/02》


《ソメイヨシノ幹で雪の中で死んでいた(仮死?)のウスモンフユシャク 2012/01/02》


《ソメイヨシノ幹で雪の中で死んでいた(仮死?)のウスモンフユシャク 2012/01/02》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする