2021年9月中旬の観察記録です。
北陸自動車道と立体交差する道路のトンネルの壁で、キアゲハが蛹化していました。このトンネル内にはキアゲハの食草はないので、終齢幼虫は発生地から少なくとも10m以上移動して壁面で蛹化したものと思います。
キアゲハの蛹は、アゲハの蛹とよく似ていますが、比較すると「中胸背面中央の突起が低く、斜前方に突出しないことで区別され」(『原色日本蝶類幼虫大図鑑』)ます。
《トンネル壁面で蛹化していたキアゲハ 2021/09/18》
《キアゲハの蛹( 中胸背面中央の突起が低く、斜前方に突出しない) 2021/09/18》
《アゲハの蛹( 中胸背面中央の突起が高く、斜前方に突出している) 2021/11/06》
※ 市立図書館から1月29日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
1 『虫は人の鏡 擬態の解剖学』(養老孟司・著)
2 『身近にあふれる「微分・積分」が3時間でわかる本』(狭川遙・著)
3 『父のビスコ』(平松洋子・著)
4 『ふむ、私は順調に老化している』(中山千夏・著)
5 『キネマの神様』(原田マハ・著)
6 『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』(白井明大・著)