ブラームス
交響曲第1番
指揮…ショルティ
演奏…シカゴ響
好み度…3.5(5点満点)
上手いし縦の線をしっかり揃えて、各パートはしっかり鳴って、かつお互いを邪魔せずに全体として機能的で心地よい響きをつくっている。
優れたアンサンブルである。
歌もそれなりに心地よく歌い、メリハリも適度につけて飽きさせない。フィナーレの凱歌もまさに勝利のファンファーレのようにたっぷりした歌いっぷりである。
ただ、その響きは機能的ではあるが、深みとはベクトルを異にしているように思われ、
歌も心地よいが叙情性となって心に届く類ではないように感じる。
高い技量を持った集団の、質の高い演奏であることは確かだと思うし、好みの問題であり、私にとっては、良質のエンターテイナーの優れたショーを聴く、そんな印象の盤。
交響曲第1番
指揮…ショルティ
演奏…シカゴ響
好み度…3.5(5点満点)
上手いし縦の線をしっかり揃えて、各パートはしっかり鳴って、かつお互いを邪魔せずに全体として機能的で心地よい響きをつくっている。
優れたアンサンブルである。
歌もそれなりに心地よく歌い、メリハリも適度につけて飽きさせない。フィナーレの凱歌もまさに勝利のファンファーレのようにたっぷりした歌いっぷりである。
ただ、その響きは機能的ではあるが、深みとはベクトルを異にしているように思われ、
歌も心地よいが叙情性となって心に届く類ではないように感じる。
高い技量を持った集団の、質の高い演奏であることは確かだと思うし、好みの問題であり、私にとっては、良質のエンターテイナーの優れたショーを聴く、そんな印象の盤。