生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

Zero BookJ-[L]

2010年06月08日 10時22分49秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月8日-5
Zero BookJ-[L]

[L]
ラトゥール,ブルーノ.1987.(川崎勝・高田紀代志訳,1999)科学が作られているとき:人類学的考察.473pp.産業図書.[W990426, y4300; Latour, Bruno. Science in action: how to follow scientists and engineers through society.]

?ルイジ,P.L.(白川智弘・郡司ペギオ‐幸夫訳,2009.1)創発する生命:化学的起源から構成的生物学へ.NTT出版.[y5,250]

?ルヴォフ,A.(松代愛三・下平正文訳,1973)生命の秩序.ix+174p.みすず書房.[B2007]

*ロンボルグ.(山形浩生訳,2003)環境危機をあおってはいけない.文藝春秋.[Os]

Ladizinsky, G.1998.(藤巻 宏訳,2000)栽培植物の進化:自然と人間がつくる生物多様性.298pp.農文協.[W000808, y3500]

Larcher, W. 1994.(佐伯敏郎訳,1999)植物生態生理学.xiii+375pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[B000510, y5,400]

ルイス,D.B. & ゴゥワ,D.M. (笹川満廣・笹川平子訳 1984.9)動物たちの情報交換.xii+239pp.理工学社.[y2000]

ロアー,R. & フラナリー,K. (松村澄子訳,1983)ネズミの驚くべき社会生活.65pp.日経サイエンス社.[y380]

リーキー,R.・レウィン,R.1979.(寺田和夫訳,1981)ヒトはどうして人間になったか.309pp+6.岩波書店.[y1700]

リオタール,F.1964.(高橋のぶ昭訳,1965)現象学-文庫クセジュ.147pp+iv.白水社.[y280]

リブ,J.P.(編).19??.(辻由美訳,1982)エコジストの実験と夢.247pp.みすず書房.[y1800]

リマ・デ・ファリア,A.1988.(池田正子・法橋 登訳,1993)選択なしの進化:形態と機能をめぐる自律進化.468pp.工作舎.[B19940704 y4,650*, y5,500]

リモージュ,C.1970.(横山利明訳,1986)ダーウィンのノート-知られざる事実-.175pp+47.宝文館出版.[y1700]

リンデン,E.1974.(杉山幸丸・井深允子訳,1978)チンパンジーは語る.viii+325pp.紀伊國屋書店.[y2200]

リンドバーグ,D.C.・ナンバーズ,R.L.(編.1986.(渡辺正雄監訳 1994.6)神と自然:歴史における科学とキリスト教.vii+528+xlviii pp.みすず書房.[Lindberg, David C. & Numbers, Ronald L.] [B990909, y9,000]

リンドリー,D.1996.(松浦俊輔訳,1997)量子力学の奇妙なところが思ったほど奇妙でないわけ.284+7pp.青土社.[B980912, y2600]

レーニンジャー,A.L.1965.(藤本大三郎ほか訳,1967)生命とエネルギーの科学-バイオエナジェティックス.xi+247pp.化学同人.[y950]

レイヴ,J.1988.(無藤 隆・山下清美・中野 茂・中村美代子訳,1995)日常生活の認知行動.ix+328+xviipp.新曜社.[B951127, y3296. Cognition in practice; Mind, mathematics and culture in everyday life. Cambridgh University Press.]

レイコフ,G.1987.(池上嘉彦・河上誓作訳,1993)認知意味論:言語から見た人間の心.xvii+777pp.紀伊國屋書店.[B950114, y7000*]

レイブ,チャールズ・A. & マーチ,ジェームズ・G. 1975.(佐藤嘉倫・大澤定順・都築一治訳,1991)社会科学のためのモデル入門.viii+313pp.ハーベスト社.[W, y2987]

レヴィ=ストロース,C.1958.(荒川幾男・生松敬三・川田順造・佐々木明・田島節夫訳,1972)構造人類学.vi+451+xxiv pp.みすず書房.[y2500]

レヴィ=ストロース,C.1962.(大橋保夫訳,1976)野生の思考.vii+366pp+30.みすず書房.[y3300]

レヴィ=ストロース,C.1979.構造・労働・神話:クロード・レヴィ=ストロース日本講演集.188pp.みすず書房.[B981027, y1800]

レヴィ,E.1855.(生田耕作訳,1982)高等魔術の教理と祭儀-教理編.272pp.人文書院.[y2600]

レウィン,B.1994.(菊池韶彦・榊 佳之・向井常博・水野 猛訳,1996)遺伝子 第5版.xviii+1069pp.東京化学同人.[W980220, y14,564]

レウィン,B.1997.(菊池韶彦・榊 佳之・水野 猛・伊庭英夫訳,1999)遺伝子 第6版.xvii+1105pp.東京化学同人.[B990517, y14800]

レヴィン,K.1936.(外林大作・松村康平訳,1942)トポロギー心理学の原理.10+16+5+368+71pp.生活社.[y3]

レヴィン,K.1951.(猪股左登留訳,1956)社会科学における場の理論.viii+342pp.誠信書房.[y3800]

*レヴィン,サイモン.(重定南奈子/高須夫悟訳 2003)持続不可能性:環境保全のための複雑系理論入門.文一総合出版.

レウォンティン,R.1991.(川口啓明・菊池昌子訳,1998)遺伝子という神話.156+3pp.大月書店.[B980710, y2200]

レオナード,G.1978.(スワミ・プレム・プラブッダ,・芹沢高志・芹沢真理子訳,1980)サイレント・パルス-宇宙律との遊星的共振.269pp.工作舎.[The Silent Pulse--A Search for that Perfect Rhythm That Exisis in Each of Us. The Sterling Lord Agency, New York.1800]

レオポルド,A. 1949.(新島義昭訳,1986)野性のうたが聞こえる.350pp.森林書房.[A Sand Country Almanac: and sketches and there. Oxford University Press. y2300]

レビー,S.1992.(服部 桂訳,1996)人工生命:デジタル生命の創造者たち.464+ixpp.朝日新聞社.[W971031, y3,000]

レベデフ,H.B.1962.(渋谷寿夫訳,1966)ダーウィニズムI-その歴史と現代の諸問題-.viii+172pp.明治図書.[y430]

レベデフ,H.B.1962.(渋谷寿夫訳,1966)ダーウィニズムII-その歴史と現代の諸問題-.vi+148pp.明治図書.[y410]

レベデフ,H.B.1962.(渋谷寿夫訳,1966)ダーウィニズムIII-その歴史と現代の諸問題-.iv+158pp.明治図書.[y460]

ロー,V.1962.(大出 晃・田中見太郎訳,1982)ホワイトヘッドへの招待-理解のために-.xviii+397pp+48.松藾社.[y3800]

ローダン,L.1977.(村上陽一朗・井山弘幸訳,1986)科学は合理的に進歩する-脱パラダイム論に向けて-.v+366pp.サイエンス社.[B86, B98, y2800, 2冊あり]

ローレンツ,K.1965.(日高敏隆・羽田節子訳,1976)行動は進化するか.198pp.講談社.[y390]

ローレンツ,K.1965.(丘 直通・日高敏隆訳,1977)動物行動学-I上.267pp.思索社.[y2800]

ローレンツ,K.1965.(丘 直通・日高敏隆訳,1978)動物行動学-I下.269-515pp.思索社.[y2800]

ローレンツ,K.1965.(丘 直通・日高敏隆訳,1980)動物行動学-II上.235pp.思索社.[y2800]

ローレンツ,K.1965.(丘 直通・日高敏隆訳,1980)動物行動学-II下.237-451pp+xxii.思索社.[y2800]

ローレンツ,K.1970.(日高敏隆訳,1984)ソロモンの指輪-動物行動学入門-.231pp.早川書房.[y950]

ローレンツ,K.1973.(谷口 茂訳,1974)鏡の背面下巻-人間的認識の自然誌的考察-.209-441pp+x.思索社.[y1280]

ローレンツ,K.1973.(谷口 茂訳,1974)鏡の背面上巻-人間的認識の自然誌的考察-.204pp.思索社.[y1200]

ローレンツ,K.1973.(日高敏隆・大羽更明訳,1974)文明化した人間の八つの大罪.166pp.思索社.[y800]

ローレンツ,K.1978.(谷口 茂訳,1983)自然界と人間の運命-進化論と行動学をめぐってPartI.262pp.思索社.[y1800]

ローレンツ,K.1978.(谷口 茂訳,1983)自然界と人間の運命-進化論と行動学をめぐってPartII.263-513pp.思索社.[y1800]

ローレンツ,K.1984.(谷口 茂訳,1985)人間性の解体 第2版.280pp.思索社.[B990713, y2,800]

ロイ,D.1983.(樋口 覚訳,1985)スフィンクスと虹-脳と心と未来像-.331pp.青土社.[y2400]

ロックリー,R.M.1987.(伊藤徹魯・新妻昭夫・内藤靖彦訳,1987)アザラシの自然誌.269pp.平河出版社.[y2000]

ロックレイ,R.M.1964.(立川賢一訳,1973)アナウサギの生活.256pp.思索社.[y1200]

ロエブ,J.1916.(宇田 一訳,1949)生命と死.361pp+22.北隆館.[y250]

ロサーダ,イザベル.2001.(雨海弘美訳,2002)イザベルの毎日がしあわせ?誰もが癒される14の方法.373pp.ソニー・マガジンズ.[20040714so, y30; B20031010, y1,400]

ロフタス,E.& ケッチャム,K.1991.(厳島行雄訳,2000)目撃証言.xvi+333+3pp.岩波書店.[B000516, y2,500]

ロンバード,T.J.1987.(古崎 敬・境 敦史・河野哲也監訳,2000)ギブソンの生態学的心理学:その哲学的・科学史的背景.xv+540pp.勁草書房.[B001004, y7,000]

ラック,D.1947.(浦本昌紀・樋口広芳訳,1974)ダーウィンフィンチ-進化の生態学-.v+304pp.思索社.[y1800]

ラック,D.1947.(安部直哉・樋口広芳訳,1976)進化-ガンカモ類の多様な世界-.155pp.思索社.[y1400]

ラック,D.1965.(浦本昌紀・安部直哉訳,1973)ロビンの生活.300pp.思索社.[y1200]

ラヴジョイ,A.O.1936.( 内藤健二訳,1975)存在の大いなる連鎖.400pp+vi.晶文全書.[y3600]

ラカトシュ,I.1978.(村上陽一郎・井山弘幸・小林傳司・横山輝雄訳,1986)方法の擁護.vi+482pp.新曜社.[The methodology of scientific research programmes.] [y4017]

ラカトシュ・マスグレーヴ(編.1985.(森 博監訳,1985)批判と知識の成長.397pp.木鐸社.[B20020715m, y4,500]

ラブロック,J.E.1979.(スワミ・プレム・プラブッダ訳,1984)地球生命圏-ガイアの科学.296pp.工作舎.[Gaia- A new look at life on Earth.Oxford University Press2400]

ラプラス,P-S.1814.(内井惣七訳,1997)確率の哲学的試論.287pp.岩波書店.[B971209, y600]

ラズロー,E.1972.(伊藤重行訳,1980)システム哲学入門.166pp.紀伊國屋書店.[B2006-8-11m, y1,200*, y1600+]

ラポート,L.F.1968.(桑野幸夫訳,1971)古環境学入門.2+142pp+9.共立出版.[y900]

ラマルク,J.B.P.A.1809.(高橋達明訳,1988)動物哲学.489pp.朝日出版社.[y6500]

ラムズデン,C.J.・ウィルソン,E.O.1983.(松本亮三訳,1985)精神の起源について.278pp.思索社.[y2200]

ランガー,S.K.1957.(矢野萬里・池上保太・貴志謙二・近藤洋逸訳,1960 シンボルの哲学.xviii+379pp+23.岩波書店.[y470]

ランベルト,K.& ブリタン,G.G., J.1970.(吉田夏彦・藤川吉美訳,1981)科学哲学入門.viii+163pp.培風館.[p0004, y1,800]

ランバート,K.& ブリッタン,G.G., J.1979.(吉田謙二訳,1982)科学の哲学.vii+203pp.晃洋書房.[p000424]

ランゲ,O.1962.(鶴岡重成訳,1969)システムの一般理論:サイバネティクスの光に照らした全体と発展.合同出版.[Oc007.1, ざっとRh20080802, y1,260]

ルーチニク.1969.(金光不二夫訳,1981)おもしろい遺伝学ABC.v+176pp.東京図書.[y980]

ルーマン,N.1968.(馬場靖雄・上村隆広訳,1990)目的概念とシステム合理性:社会システムにおける目的の機能について.xi+340+46p.勁草書房.[W980922, y4688]

ルーマン,N.1974.(土方 昭監訳,1984)社会システムのメタ理論:社会学的啓蒙.256pp.新泉社.[W980922, y2743]

ルーマン,N.1982 (1975?).(土方 昭監訳,1986)社会システムと時間論:社会的啓蒙.268+13pp.新泉社.[B990105, y2800]

ルーマン,N.1984.(佐藤勉監訳,1993)社会システム理論(上).xix+479pp.恒星社厚生閣.[W980922, y7551]

ルーマン,N.1984.(佐藤勉監訳,1995)社会システム理論(下).481-970+xxivpp.恒星社厚生閣.[W980922, y7551]

ルーマン,N.1986.(土方 昭訳,1992)改訳版 エコロジーの社会理論.268pp.新泉社.[B990105, y2500]

ルイス,H.W.199?.(宮永一郎訳,1997)科学技術のリスク:原子力・電磁波・化学物質・高速交帳.v+402pp.昭和堂.[B980113, y4900]

ルイス,J.1974.(野島徳吉・野島恵子訳,1976)人間この独自なるもの-モノー・ローレンツ・スキナー批判-.260pp.紀伊國屋書店.[y1200]

ルイセンコ,T.D.**.(大竹博吉訳,1953)農業生物学-ルイセンコ選集.303pp.ナウカ社.[y280]

ルイセンコ,T.D.1947.(**,1955)遺伝性とその可変性.63pp.**.[y**]

ルイン,R.1997.(今西規・隅山健太・太田博樹・太田聡史・北野誉・野田令子・金子美華訳,斎藤成也監訳,1998)DNAから見た生物進化.136pp.日経サイエンス社.[Lewin, Roger.Patterns in Evolution - The New Molecular View. W.H. Freeman and Company. B980421, y2700]

ルカール,D.1981.(野崎次郎訳,1992)ポパーとウィトゲンシュタイン:ウィーン学団・論理実証主義再考.390pp.国文社.[B990330, y4500]

ルバシェフスキー,A.A.1949.(福本日陽訳,1955)ミチューリン生物学の哲学的意義.320pp.三一書房.[y380]

ルロワ,Y.1979.(稲垣 新・番場州一訳,1983)動物の音声の世界.x+370pp.共立出版.[y6500]

ルンドベリィ,B.& ニルソン,K.A.(画).1990.(川上邦夫訳,1998)視点をかえて:自然・人間・全体.vi+214pp.新評論.[B000505, y2,200]

telicity 完結性?

2010年06月08日 09時39分19秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月8日-4
telicity 完結性?

 チャールズ・サンダース・パース Charles Sanders Peirce(1839-1914)は、「1887年以後、ペンシルベニア州のミルフォードに隠棲し、さまざまな事典や雑誌への寄稿と新刊書評によって生計を立てた。」とウィペディアにある。うーむ。
 パース関連でのtelicity(完結性?)は、completenessと関係するのか? どうであれ、つまみ喰い的に分かっている振りを装うてのは、できなさそう。

http://en.wikipedia.org/wiki/Telicity

iPadの来し方行く末。

2010年06月08日 09時15分41秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月8日-3
iPadの来し方行く末。

 2010年6月7日。心斎橋アップル売店にて、はじめてiPad現物を見た、触った、動かした。一週間ほど待ちとのこと。
 iPadに、たとえばiMac 10.6用の無線鍵盤(キーボード)がBluetoothで繋がる。すると、かな入力ができるのかと、問うと、できないとのこと。残念。
 筆記入力が中国語経由でできるが、日本語で、つまり、かな文字なども筆記入力できるといいのだが。ついでに、iPad中にたとえばヘリウムガスを仕込んで、半分の重さにできないかな。ついでに、風船のような軽さの、直接かな入力ができる(これはiPadシステム側の話だが)無線鍵盤を開発してほしい。

美術修行/北海道立体表現展'10

2010年06月08日 08時15分10秒 | 美術/絵画
2010年6月8日-1
美術修行/2010年6月5日(土)と6月6日(日)の北海道立体表現展'10

 2010年6月5日(土)の美術修行 in Sapporo。
 北海道立近代美術館前から、北海道立体表現展'10のバス周遊に出発。
 まずは、本郷新記念札幌彫刻美術館。ここではすべての出品作者の小品が展示されている。それぞれにいろいろと参考になる。 梅田マサノリ氏。スイッチを入れれば、ぐるぐる回るのと、頭振りのような動きをするのと、二種類の動きをする円筒を、万華鏡を通じてみるので、模様の変化が秀逸。 一つに壁面に三人の作者が並ぶ。熊澤桂子氏の緑と橙の抱き合わせニンジン(ガラス製)は発光ダイオードで内側から透明に照らす。国松明日香氏のステンレスと鉄の作品は組み合わせで造形と影の妙。田村陽子氏の(苧麻ではなくて?)麻の作品は影もまた造形する。[床置きでもなく、天井吊るしでもなく、壁掛けの]立体作品たち。 池田緑氏の言葉の一つは、「優しさや愛があれば、孤独な人はいないはず」と。言霊よ、翔び回れ。

 14:00ほんの少し過ぎ、作者自身の二分間解説が始まった。札幌芸術の森美術館の前庭で7人の作者、中庭で楢原武正氏。美術館内では19人の作者。 阿部典英氏の作品は、巨大な芋虫で、5対の短い足と、背中に数多くの鉛筆様の長いとげを備える。バージェス頁岩動物群のウィワクシアとハルキゲニアを思わせる。そして、からだ全体表面に律儀に配された快しい(快いと怪しいの合成語)巨大乳頭(みたいなもの)とともに、よって、ゆえに、したがって、おどろ面白い、はちゃめちゃ、素っ頓狂、といった言葉の方が負ける。とにかく愉快になる。 澁谷俊彦氏「コンペイトウの隠れ家」。輝くような白い面に光の影によって蛍光塗料による色を投影するという造形方法の効果は独特。壁に立てかけられた、細長い板の織りなす影の色。あるいは、ほわっとした光。光よ止まれ、そなたは美しい。
 (以上、システム(主義)的分析は放棄しました。)

 北海道立体表現展'10での6月5日のギャラリートークの様子の写真が澁谷俊彦氏サイトにあり。
http://toshihikoshibuya.com/news/index.html


 2010年6月6日(日)の美術修行。
 北海道立近代美術館での北海道立体表現展'10。
 梅田マサノリ氏。館外の風に揺れる透明球体。館内の透明球体には不可思議な樹の根っこのようなものに纏われた少しくぞくっとする塊のようなもの。二つの球体は呼応する。午前の光によれば、(((((館内の)透明球体)の表面)に映しこまれた)幻影)と(((仄かに)透き通り)伺える)塊のようなもの)。

 これくしょん・ぎゃらりい/北海道立近代美術館/500円、の一階では「一原有徳・多面体:地球の部品掌にあり」の版画作品。腐食したアルミニウム原版の展示もあり。刷った作品を隣に置くか、もっと近くにに置いて表題をどちらにも付けるかして、対応がわかるようにしてほしい。