生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

『ニッチ構築』の訳文検討2/種と生物体と統計学

2010年06月09日 13時01分01秒 | 生態学
2010年6月9日-4
『ニッチ構築』の訳文検討2/種と生物体と統計学

追加。34頁の下から6行目に「ニッチの生物体」とある。
 「ニッチの生物体に対して働く多種多様な選択圧のソース(供給源)に相当する。」
  "[Bock's factors thus] correspond to the multiple sources of selection pressures acting on the organism in its niche."
  →「自身のニッチにおいて、その生物体に対して作用している淘汰圧の多重な給源に対応する。」
  
 Bock (1980)の「要因factors」の考えを採用している。そして、「自然淘汰は、特徴と要因の合致 matching of features and factorsを促進することとして記述され得る」と著者は言う。
 一つ思うのは、著者は、他の人の多くの考えを無分別に取り込もうとしているかのようで、話の筋がわかりにくいのではないか、ということである。
 一つ本質的なことは、生物体、個体群、そして種というものの関係である。
 「個体群のニッチを、その個体群がさらされるすべての自然淘汰圧の和として扱う」(p.40; 訳書 33頁)と、個体群を主語(主体)にしたり、他所では生物体を主語にしたり、また他所では種を主語にしたりである。なお、個体群を定義していないのではないか。著者の記述的descriptiveは、操作的という意味とも取れるから、面積または体積を定めて、そこにいる同種と同定される生物体とすればよいが。
 Hutchinsonのニッチ概念は、操作的概念であり、そこでの種のニッチは、或る種タクソンに属する生物体についての(野外または実験室内での)(有限数の)測定値を座標に記して得られる。もし、打点(された位置)にもとづいて、外郭多角体とか(或る手順で)楕円体を描けば、それは、推定された種ニッチの多次元的表示とみなされるかもしれない。しかし、統計学では具体的に母集団を定めなければ標本抽出ができない。そこで、種を外延的に定めるとすれば、生物体を指定するほかはなく、いわゆる種が絶滅するまでは、いわば可能的無限数の生物体たち、となるだろう。親子関係それ自体では生物体単位で切るか、あるいはあらゆる生物体は一つに繋がっているとして一つの存在物とみなす(全生物体一系)かである。それはなにかと不都合なので、結局、なんらかの形質群によって、生物体を種〔タクソン〕同定することになる。(→種タクソンの同定形質群と定義形質群の問題へ(後述)。)
 (また脱線したかも。)要するに、標本抽出という統計的推論でもって、種と生物体を関係づけている。ここで先立つのは、種タクソン概念である。そうでなければ、たとえばあなたの腸内細菌叢のあまたの数の生物体から、或る特定の種に属する生物体を抽出することはできない。
 共同体(群聚)を研究する場合は、いくつかの形質で抜き出して、いくつかの種に属する生物体について研究できるかもしれないが、たとえば個体数変化を研究するとき、それは精度が粗いだけのことである。同種に属するものは、生殖して、あるいは生殖せずに死んで、個体数が増えたり減ったりするのである。いくつかの種に属するものを対象としていると、対象の同一性が無くなっていることもあり得る。

Zero BookJ-[M]b

2010年06月09日 10時18分09秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月9日-3
Zero BookJ-[M]b

[M]b
森岡正博.2001.11.生命学に何ができるか:脳死・フェミニズム・優生思想.494pp.勁草書房.[]

森下敬一.1960.血球の起源.151pp.生命科学協会.[y2,300]

森下正明.1976.動物の社会-生態学講座19.2+190pp+17.共立出版.

森下正明.1979.森下正明生態学論集第1巻.iv+560pp.思索社.[y7,000]

森下正明.1979.森下正明生態学論集第2巻.585pp.思索社.[y7,000]

森下正明・吉良竜夫(編).1967.自然-生態学的研究-.vi+497pp.中央公論社.[y3,500]

森巣 博.2000.無境界家族.238pp.集英社.[B000516, y1,500]

森田邦久.2008.3.科学とはなにか:科学的説明の分析から探る科学の本質.168pp.晃洋書房.[B20080419, Rh20080423, y2,520]

森脇和郎.1999.ネズミに学んだ遺伝学.vi+132pp.岩波書店.[W990715, y1,900]

森脇和郎・岩槻邦男(編著).1999.生物の進化と多様性.253pp.放送大学教育振興会.[B991124, y3000]

真船和夫.1998.生物学教育論争:生物の科学的全体像を求めて.191pp.新生出版.[B980802, y2500]

水原洋城.1971.サルの国の歴史-高崎山15年の記録から.7+251pp.創元新書.[y350]

水原洋城.1981.ニホンザル行動論ノート.235pp.どうぶつ社.[y1,800]

水原洋城.1986.サル学再考.242pp.群羊社.[y2,000]

水口憲哉.1986.反生態学-魚と水と人を見つめて.204pp.どうぶつ社.[y1,800]

水野一晴(編).2001.植生環境学?植物の生育環境の謎を解く.iv+222pp.古今書院.[B20020418, y3,200]

水野寿彦.1971.池沼の生態学-生態学研究シリーズ1.v+187pp.築地書館.[y1,600]

水野寿彦.1972.熱帯の生態II 陸水-生態学講座31.2+95pp+4.共立出版.

水野寿彦(編).1965.動物生態野外観察の方法.xi+333pp.筑地書館.[y1,500]

水野信彦・御勢久右衛門.1972.河川の生態学-生態学研究シリーズ2.vii+245pp.築地書館.[y1,500]

水沼哲朗・永井信二.1994.世界のクワガタムシ大図鑑.337pp.むし社.[B990723, y28,000]

水田 洋(編).1968.社会思想史.x+270pp.有斐閣.[y700]

水幡正蔵.2002.新今西進化論:種社会選択による種社会の分岐.xv+230pp.地球社会基金/星雲社.[B20020611, y2,100]

正木 晃・立川武蔵.1997.チベット密教の神秘:快楽の空・智彗の海.135pp.学習研究社.[B970407, y2000]

正村公宏.1999.日本をどう変えるのか:ナショナル・ゴールの転換.232pp.日本放送出版会.[B000304, y920]

正村俊之.2000.情報空間論.xii+339+18pp.勁草書房.[B000323, y4,800]

正富宏之.1977.タンチョウ-北海道の自然6.257pp.北海道新聞社.[y980]

正富宏之.2000.タンチョウ そのすべて.327pp.北海道新聞社.[B010508, y2,500]

盛口 満.1995.なんでこんな生物がいるの:ゲッチョ先生の森の学校.219pp.日経サイエンス.[B990430, y1,553]

盛山和夫.1995.制度論の構図.xi+287+22pp.創文社.[B960130, y4326]

盛山和夫・海野道朗(編).1991.秩序問題と社会的ジレンマ.viii+280+29pp.[W]

前野 徹.2001.第四の国難?日本崩壊の地鳴りが聞こえる.269pp.扶桑社.[R20020329t, y1,429]

前川文夫.1969.植物の進化を探る.204pp.岩波書店-岩波新書.

前川文夫.1977.日本の植物区系.178pp.玉川大学出版部.[y850]

前川文夫.1998.植物の形と進化.262pp.八坂書房.[B990905, y2,800]

前田喜四雄.2001.日本コウモリ研究誌:翼手類の自然史.v+203pp.東京大学出版会.[B010916, y3,700]

増原良彦.1981.トリック論理術.228pp.ごま書房-Goma Books.[y730]

増山元三郎.1969.でたらめの世界.210pp.岩波書店-岩波新書.[y380]

増渕幸男(編).1996.21世紀・哲学の役割-地球を救う人間の倫理.196pp.[B961017, y1200]

増渕法之.1973.進化学入門-第2版.ix+274pp.北海道大学図書刊行会.[y2,200]

増渕法之.1984.進化論-その歴史と現代.viii+218.たたら書房.[y2,800]

増田四郎.1966.大学でいかに学ぶか.222pp.講談社-講談社現代新書.[y480]

増田芳雄・辻 英夫.1975.生命の科学シリーズ4-植物のはたらき-.258pp.日本放送出版協会.[y800]

増田戻樹.1981.オコジョのすむ谷.48pp.あかね書房.[y1400]

増尾由太郎.1980.知的闘争術入門.225pp.三一書房.[y650]

増尾由太郎.1980.誰も書かなかったケンカのしかた.311pp.三一書房.[y750]

村岡清子.1996.少女のゆくえ:インタビューの向こうに見えるもの.222pp.青樹社.[B970311, y1400]

村松 稔・西岡和男.1978.人間はどこまでふえるか-人口爆発のメカニズム.246pp.講談社-BLUE BACKS.[y500]

村松正實(編).2000.よくわかる遺伝子工学:ベーシックな技術から臨床応用まで.180pp.[B000128, y3800]

村松正明・那波宏之.2000. DNAマイクロアレイと最新PCR法:いま,ポストゲノムがおもしろい.細胞工学別冊 ゲノムサイエンスシリーズ1 133pp.[B000419, y3,200]

村松正敏.1977.ボスザルと孤猿-箱根大観山のサル-日本の野生動物2.xi+278pp.汐文社.[y1,500]

村上 龍.2000.誰にでもできる恋愛.202pp.青春出版社.[B000304, y1,400]

村上元彦.1995.どうしてものが見えるのか.190+3pp.岩波書店.[B951109, B020301, y650]

村上興正.1975.生態系の保護と管理II 動物-生態学講座35-b.3+158+3pp.共立出版.

村上征勝・田村義保(編).1988.パソコンによるデータ解析.237+vipp.[W881228, y2,760]

村上則夫.1995.システムと情報.218+xipp.松籟社.[B981020, y2400]

村上陽一郎.1971.西欧近代科学:その自然観の歴史と構造.**pp.新曜社.[B990730]

村上陽一郎.2002.西欧近代科学?その自然観の歴史と構造.318pp.新曜社.[B20020611, y2,400]

村上陽一郎.1974.近代科学を超えて.205pp.日本経済新聞社.[B991018, y950]

村上陽一郎.1977.科学・哲学・信仰.182pp.第三文明社(レグルス文庫73).[y580]

村上陽一郎.1979.科学と日常性の文脈.220pp.海鳴社.[B990713, y1,650]

村上陽一郎.1979.新しい科学論-「真実」は理論をたおせるか-.202pp.講談社.[B991004, y]

村上陽一郎.1979.動的世界像として科学.ii+296+8pp.新曜社.[y2,900]

村上陽一郎.1986.近代科学を越えて.227pp.講談社-講談社学術文庫.[y640]

村上陽一郎.1990.科学史はパラダイム変換するか.91pp.三田出版.[y1,000]

村上陽一郎.1997.新しい科学史の見方.114pp.日本放送出版協会.[B970123, y550]

村上陽一郎.1998.安全学.246pp.青土社.[W990225, y1800]

村上陽一郎.1999.科学:技術と社会:文・理を越える新しい科学・技術論.247pp.光村教育図書.[B990708, y1,600]

村上陽一郎(編).1980.知の革命史-4 生命思想の系譜.195+vi pp.朝倉書店.[y1,900]

村上陽一郎(編).1989.現代科学論の名著.xiii+192pp.中公新書.[y540]

村上和雄.1984.バイオテクノロジー-遺伝子工学が開いた先端技術.187+6pp.講談社-BLUE BACKS.[y520]

村上和雄.2003.生命のバカ力.233pp.講談社.[OUL460.4, y880]

村上和雄・棚次正和.2008.5.人は何のために「祈る」のか:生命の遺伝子はその声を聴いている.260.祥伝社.[B20080506, y1600]

村瀬 学.1995.「いのち」論のひろげ.254pp.洋泉社.[B951120, y2000]

村瀬幸浩.1988.さわやか性教育.197pp.新日本出版社.[B000507, y1200]

村瀬幸浩.1989.素敵にコミュニケーション.222pp.大月書店.[B000507, y1300]

村瀬雅俊.2000.歴史としての生命:自己・非自己循環理論の構築.xvi+429pp.京都大学学術出版会.[B000503, y4,800]

村田 全.1998.数学と哲学との間.318pp.玉川大学出版部.[W990426, y7600]

村田義一.1977.原色北海道のきのこ-その見分け方・食べ方.336pp.北海タイムス社.[y1,500]

村田純一.1995.知覚と生活世界-知の現象学的理論-.viii+289+iii pp.東京大学出版会.[B951003, y4635]

村田晴夫.1984.管理の哲学.xii+241+11pp.文眞堂.[OUL336, y3200]

村田晴夫.1990.情報とシステムの哲学-現代批判の視点.x+227+10pp.文眞堂.[y3,200]

村尾行一.1970.死に至る文明-公害論入門.234pp.亜紀書房.[y550]

村尾行一.1983.人間・森林系の経済学-人間にとって自然とは何か.278pp.都市文化社.[y1,500]

端浪市化石博物館.1974.端浪の地層と化石-端浪市化石博物館報告第1号開館記念号.475pp.端浪市化石博物館.[非売品]

鎮目恭夫.1982.自我と宇宙-わが科学論.ix+179pp.みすず書房.[y1,400]

都城秋穂.1998.科学革命とは何か.xv+331pp+16.岩波書店.[W980220, y2,793]

馬渡峻輔.1994.動物分類学の論理:多様性を認識する方法.viii+233pp.東京大学出版会.[B940428, y3399]

馬渡峻輔.2006.動物分類学30講.iv+178pp.朝倉書店.[B20090126, y3400+]

馬渡峻輔(編).1995.動物の自然史-現代分類学の多様な展開.x+274pp.[B951212, y3090]

尾本恵市.1998.ヒトはいかにして生まれたか.159pp.岩波書店.[B001216, y1,600]

百瀬昭次.1980.君たちは偉大だ:すばらしい自己に目覚める.157pp.偕成社.[B990628, y1200]

武者宗一郎.1983.美と健康のための生命科学読本.271pp.新泉社.[y1,500]

武藤真介.2000.STATISTICAによるデータ解析.viii+200pp.朝倉書店.[W000602, y4,200]

文部省.1954.学術用語集動物学編.7+2+128pp.大日本図書.[y135]

緑川信之.1996.本を分類する.viii+224pp.勁草書房.[B970107, y3296]

Zero BookJ-[M]

2010年06月09日 10時15分08秒 | 生命生物生活哲学
2010年6月9日-2
Zero BookJ-[M]

[M]
*元木沢文昭.生理学思想論:生命現象の哲学的考察.

*溝入真治・相原光人・岡田典弘(主執筆者).2008.7.ヴィクトリア湖南部のシクリッド:種形成の現場.vi+273 pp.工学図書.[]

松本忠夫・長谷川眞理子.2007.生態と環境.262pp.[B2007, y3990]

松浦啓一.2009.4.動物分類学.[B]

*松下 貢(編).2005.生物にみられるパターンとその起源.[B2007-*, y3,360]

*メイランド,ジャック・W. & クラウス,マイケル.(常俊宗三郎・戸田省二郎・加茂直樹訳,2002)相対主義の可能性.産業図書.[or20030407, x, y3,500]

*松永俊男.博物学の欲望.講談社.[971204品切れ, y583]

Mackenzie, A., Ball, A.S. & Virdee, S.R. 1998.(岩城英夫訳,2001)生態学キーノート.vii+324pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[B010522, y3,200]

MaD(編).2000.コンピュータ悪のマニュアル2000〈第1巻〉.271pp.データハウス.[B010115, y2,300]

McCarthy, M.A. 2007.(野間口眞太郎訳,2009)生態学のためのベイズ法.xiv+316pp.共立出版.[B20090321, y4,725]

Mesarovic, M.D., Macko, D. & Takahara, Y. 1970.(木村靖夫・中村達也・小島俊雄訳,1974)階層システム論.5+2+290pp.共立出版.[p881207]

*毎日新聞科学環境部(編).2002.神への挑戦:科学でヒトを創造する.247pp.毎日新聞社.[y1,429]

*松波謙一・船橋 新太郎・桜井芳雄 & 久保田 競(編).2002.記憶と脳:過去・現在・未来をつなぐ脳のメカニズム.203pp.サイエンス社.[Osi200212-27, y2,200]

ミューラーヒル,ベンノ.2001.(堀越正美訳,2001)lacオペロン:分子生物学におけるパラダイムの転換点.264pp.シュプリンガー・フェアラーク東京.[OUL20021227, y2,400]

皆川達夫.1972.バロック音楽.269pp.講談社.[B991210, y700]

間瀬啓允.1991.エコフィロソフィ提唱-人間が生き延びるための哲学.207pp.法蔵館.[y2,500]

間瀬啓充.1996.エコロジーと宗教.vii+204pp.岩波書店.[B970228, y1545]

間瀬啓充.1998.生命倫理とエコロジー.222pp.玉川大学出版部.[W990310, y2600]

丸山高司.1985.人間科学の方法論争.240pp.勁草書房.[y2,000]

丸山高司.1997.ガダマー:地平の融合.274pp.講談社.[B980908, y2524]

丸山高司(編).1992.現代哲学を学ぶ人のために.xiv+342+viipp.世界思想社.[B990108, y1893]

丸山圭三郎.1981.ソシュールの思想.352,32pp.岩波書店.[B990406, y3800]

丸山圭三郎.1983.ソシュールを読む.311+23pp.岩波書店.[B990208, y1900]

丸山圭三郎.1987.文化=記号のブラックホール.v+200pp.大修館書店.[y900]

丸山圭三郎.1994.言葉とは何か.206pp.夏目書房(発売:星雲社).[B990219, y1359]

丸山圭藏.1986.生命とは何か.iv+232pp.共立出版.[y2,300]

丸山圭藏.1992.生きる-なぜ,何のために.164pp.共立出版.[y1700]

丸山圭藏.1998.生きるよすがを求めて:現代生物学からのことづけ.178pp.共立出版.[B990715, y2,000]

丸山工作.1999.遺伝子がわかる.197pp.筑摩書房.[B000317, y1,200]

丸山工作.2002.新・分子生物学入門 :ここまでわかった遺伝子のはたらき.206pp.講談社.[B20020403, y820]

丸山あかね.2001.「君は一人でも生きていける」とは言われたくない:30代独身恋愛事情.250pp.原書房.[B20021002=y900*, y1500]

丸山淳士・豊島 真.1992.精力がモリモリわいてくる寝ながら健康法.220pp.リヨン社.[B980128]

丸山直樹.1993.地球はだれのもの?.xii+140+4pp.岩波書店.[B951027]

丸谷才一.1999.思考のレッスン.282pp.文芸春秋.[B000304, y1,238]

マッソン,ジェフリー・M.・マッカーシー,スーザン.(小梨 直訳 1996)ゾウがすすり泣くとき:動物たちの豊かな感情世界.354+(40)pp.河出書房新社.[W970514, y1937]

馬渡俊輔・木村 純(編).2000.21世紀・新しい「いのち」像:現代科学・技術とのかかわり.ix+276pp.北海道大学図書刊行会.[B000906, y1,800]

「森が好きですか?」編集委員会(編).1995.森が好きですか? -森と人間の新たな関わりあいを求めて-.292pp.北方林業会.[B980715, y800]

向山洋一.1986.教師修行十年:プロ教師への道.225pp.明治図書出版.[B970226, y1650]

向井秀夫.2001.群体の生物学.ix+117pp.群体の生物学刊行委員会/ブッキング.[B010625, y2,000]

モーア, G.W. & ニコラス,B. G. (大久保雅弘監訳,1973)洞くつの科学-スペレオロジイへの道-.153pp.筑地書房.[Moore, George William & Nicholas, B. Gerardus.] [y790]

三国ますみ.2002.恋愛の達人.317pp.ヴォイス.[B20020717, y950]

三戸 公.2002.管理とは何か:テイラー、フォレット、バーナード、ドラッカーを超えて.402pp.文眞堂.[B20021125, y4,200]

三戸 公・佐藤慶幸(編)(編)1995.環境破壊-社会諸科学の応答.[W951013, y2500]

*三井秀樹.2006.新 構成学?21世紀の構成学と造形表現.六耀社.[y5,460]

三寺光雄.1971.環境大気と生態.163pp+7.共立出版.[y700]

三木光範.1999.進化する人工物.xi+141+3pp.オーム社.[B000214, y1,400]

三浦つとむ.1955.弁証法はどういう科学か.222pp.大日本雄弁会講談社.[y130]

三浦つとむ.1975.弁証法・いかに学ぶべきか.243pp.季節社.[y1,500]

三浦俊彦.1997.可能世界の哲学:「存在」と「自己」を考える-NHKブックス790.247pp.日本放送出版協会.[B970430, y950]

三浦俊彦.2000.論理学入門:推論のセンスとテクニックのために.250pp.日本放送出版協会.[B001113, y970]

三浦慎悟.1998.哺乳類の生物学4 社会.iv+156pp.東京大学出版会.[B980428, y2594]

三宅剛一.1976.時間論.140pp.岩波書店.[y700]

三中信宏.1997.生物系統学.xiv+458pp.東京大学出版会.[B971224, y5,600]

三中信宏.2006.7.系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに.講談社.[B20061105第1刷, y780+]

三中信宏.2009.9.分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか.講談社.[B2010第3刷(2009.12); 第3刷正誤表 http://d.hatena.ne.jp/leeswijzer/20091216/1260497512]

三島次郎.1992.トマトはなぜ赤い.7+251pp.東洋館出版社.[B981027, y2330]

三嶋博之.2000.エコロジカル・マインド:知性と環境をつなぐ心理学.230+7pp.NHKブックス.[B000419, y920]

三菱化成生命化学研究所.1973.環境と生命の調和-シリーズ生命科学.163pp.平凡社.[OUL468, y400]

ヘッセ,M. 1980.(村上陽一郎・横山輝雄・鬼頭秀一・井山弘幸訳,1986)知の革命と再構成.**pp.サイエンス社.[B981027, y2800]

ミッチェル,アーノルドほか.(吉福伸逸・? 田栄作・大野純一・小堀 寛訳,1987)パラダイム・シフト-価値とライフスタイルの変動期をVALS類型論.381pp.TBSブリタニカ.[y2880]

メドウズ,ドネラ・H. ほか(大来佐武郎監訳,1972)成長の限界-ローマ・クラブ「人類の危機」レポート.203pp.ダイヤモンド社.[y650]

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宮台真司.1998.これが答えだ!:新世紀を生きるための100問100答.238pp.飛鳥新社.[B981216, y1300]

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宮田 隆.1996.眼が語る生物の進化.xi+119pp.岩波書店.[B960329, y1000]

宮田 隆.1998.DNAからみた生物の爆発的進化.198pp.岩波書店.[B001216, y1,600]

宮田 隆(編).1998.分子進化:解析の技法とその応用.196pp.[W990426, y3300]

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宮尾嶽雄.1970.動物生態学入門-動物共同体の基本的構造.iii+205pp.地域文化研究所.[y900]

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マイク,ジョージ.1999.(後藤浩美訳,1999)リラックスのしかた:緊張をほぐし,ストレスを克服し,自己を解放する方法.153pp.株式会社プロトギャラクシー.[B990508, y1,900]

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マイケル,ユシーム.1998.(鈴木主税訳,1999)九つの決断:いま求められている「リーダーシップ」とは.361pp.光文社.[B990414, y1900]

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マクナマラ,K.J. 1997.(田隅本生訳,2001)動物の発育と進化:時間が作る生命の形.410pp.工作舎.[B010509 y4,000, y4,800]

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メイナード=スミス,J. 1986.(木村武二訳,1990)生物学のすすめ.203pp.紀伊國屋書店.[y1700]

メイナード=スミス,J. 1989.(巖佐 庸・原田祐子,1995)進化遺伝学.378pp.産業図書.[B980119, y5,562]

メイナード=スミス,ジョン.2002.(竹内久美子訳,2002)生物は体のかたちを自分で決める.89pp.新潮社.[B20021114, y850]

メイヤー,J. 1990.(黒川康正訳,1998)ビジネスマン奇跡の整理術・時間活用術.251pp.三笠書房.[B980519, y1333]

メドヴェジェフ,Z.A. 1962.(金光不二夫訳,1971)ルイセンコ学説の興亡-個人崇拝と生物学-.268pp.河出書房.[y1300]

メドニコフ,E.M. 1975.(小林茂樹・山田まり訳,1982)おもしろい進化論最前線.vii+157pp.東京図書.[y980]

メダワー,P.B.・メダワー,J.S. 1983.(長野敬・鈴木伝次・田中美子訳,1993)アリストテレスから動物園まで.xii+398+xxx pp.みすず書房.[B980802, y3780*]

メリニコフ,M.И.・シバーノフ,A.A.・コルスーンスカヤ,B.M. 1954.(和気 朗訳,1954)ダーウィニズムの基礎.262pp.理論社.[y420]

メレール,J.& デュプー,E. 1997.(加藤晴久・増茂和男訳,1997)赤ちゃんは知っている:認知科学のフロンティア.356pp.藤原書店.[W980220, y3800]

メンデル.1866.(岩槻邦男・須原準平,1999)雑種植物の研究.125pp.岩波書店.[B990414, y400]

メンデル,G. 1866.(山下孝介訳編,1988)メンデリズムの基礎-メンデルの〈植物雑種に関する実験〉ほか.vii+116pp.掌華房.[y900]

メルキオール,J.G. 1985.(財津 理訳,1995)フーコー-全体像と批判.280pp+xxiv.河出書房新社.[]

メルロ=ポンティ,M. 1945.(竹内芳郎・小林貞孝訳,1967)知覚の現象学I.vii+375pp.みすず書房.[y1400]

メルロ=ポンティ,M. 1955.(滝浦静雄・木田 元・田島節夫・市川 浩訳,1972)弁証法の冒険.347pp+xix.みすず書房.[y1800]

メルロ=ポンティ,M. 1968.(滝浦静雄・中村文郎・砂原陽一訳,1981)心身の合一-マールブランシュとビランとベルクソンにおける.179pp.朝日出版社.[y1800]

モートン,A.G. **.(柘植秀臣訳,1953)ソヴィエト遺伝学.231pp+20.蒼樹社.[y320]

モノー,J. 1970.(渡辺 格・村上光彦訳,1972)偶然と必然.xii+236pp.みすず書房.[y650]

モス,T. 1979.(井村宏次・西岡恵美子訳,1979)生体エネルギーを求めて-キルリアン写真の謎.366pp.日本教文社.[y1700]

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モリス,D. 1967.(日高敏高訳,1969)裸のサル-動物学的人間像-.240pp+10.河出書房.[y950]

モリス,D. 1990.(渡辺政隆訳,1990)動物との契約-人間と自然の共存のために.238pp.平凡社.[y1800]

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モラン,E. 1980.(大津真作訳,1991)方法2.生命の生命.xxix+789pp.法政大学出版局.[y7700]

モラン,E. 1982.(村上光彦訳,1988)意識ある科学.vi+396pp.法政大学出版局.[y2900]

モラン,E. 1986.(大津真作訳,2000)方法3.認識の認識.xi+377+6pp.法政大学出版局.[B010323=y2,800*, y4,500]

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民主主義科学者協会理論生物学研究会.1949.生物の集団と環境.111pp.岩波書店.[y220]

茂木幹義.1999.ファイトテルマータ:生物多様性を支える小さなすみ場所.213pp.海游舎.[W991214, y2,400]

茂木健一郎.2001.心を生みだす脳のシステム.277pp.日本放送出版協会.[B020107, y1,070]

茂木健一郎 & 江村哲二.2007.5.音楽を「考える」.277pp.ちくまプリマー新書.[B20071011
Rh20081217, y760+]

茂木健一郎[*注文すべし*.1997.脳とクオリア:なぜ脳に心が生まれるのか.日経サイエンス社.[]

茂木健一郎[*読むべし*.1999.心が脳を感じるとき.講談社.[Osi20021227, y1,800]

毛 澤東.**.毛澤東選集刊行会訳,1953)毛澤東選集-矛盾論研究.223pp.三一書房.[y220]

目黒誠一.1984.キタキツネのボロとモモンガのネナイ-ある動物カメラマンの記録.159pp.学研.[y980]

門 秀一.1972.不条理の哲学.211pp+5.創文社.[y1,200]

門司正三.1976.生物学総論.126pp+8.共立出版.[y???]

益永茂樹(編)*(編)2007.9.リスク学入門5 科学技術からみたリスク.x+168pp. Publishe.[OUL 301, y2800]

円 より子.1992.40歳からの夫と妻の向きあい方?人生80年時代の幸福な結婚とは?.207pp.大和書房.[B970218, Rh20011124, y1,300]

諸隈 肇.1999.内視鏡テクノロジー:狭い入り口から深奥を探る.viii+160pp.裳華房.[B000308, y1,500]

松香光夫・大野正男・北野日出男・後閑暢夫・松本忠男.1984.昆虫の生物学.242pp.玉川大学出版部.[y2,800]

松窪耕平.1998.結婚生活の心得.238pp.有紀書房.[B20020626, y990]

松原 望.1977.新版 意思決定の基礎.vii+248pp.朝倉書店.[B960423, y3,811]

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松原 聰.1997.環境生物科学:人の生活を中心とした.xii+220pp.裳華房.[W980129, y2300]

松山壽一.1997.ドイツ自然哲学と近代科学[増補改訂版].324+iii pp.北樹出版.[B990122, y4600]

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松井 健.1991.認識人類学論攷.ix+231pp+12.昭和堂.[W980304, y2,710]

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松井 健・武内和彦・田村俊和編.1990.丘陵地の自然環境-園特性と保全.vi+202pp.古今書院.[y2600]

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松宮義晴(編)(編)1993.水産資源解析と統計モデル.116pp.[W980304, y2,423]

松本 孝.1968.新宿ふうてんブルース.363pp.三一書房.[B690401, y390]

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松本栄寿.2000.「はかる」世界:「魂のはかり」から「電気のはかり」まで.214pp.玉川大学出版部.[yB000507, y2600]

松本丈二.1999.(松本丈二 訳,1999)ホメオパシー医学への招待:現代医学を超えた21世紀の代替療法.vi+183pp.フレグランスジャーナル社.[B991001, y2,600]

松本達郎(編).1974.新版古生物学II.7+441pp.朝倉書店.[y6,000]

松本忠夫.1983.社会性昆虫の生態-シロアリとアリの生物学.vii+257pp.培風館.[y2,400]

松本忠夫.1993.生態と環境:生物科学入門コース7.xiv+183pp.岩波書店.[y2800]

松本忠夫・東 正剛(編)(編)1993.社会性昆虫の進化生態学.vi+390pp.[B930910, y5150]

松本侑子.1995.性の美学.286pp.角川書店.[B011124=y600*, Rh20011225, y1,200]

松本侑子.1995.別れの美学.286pp.角川書店.[y600*]

松野孝一郎.1989.プロトバイオロジー:生物学の物理的基礎.xix+454pp.東京図書.[y8,000]

松永俊男.1988.近代進化論の成り立ち-ダーウィンから現代まで.viii+184pp.創元社.[y1,350]

松永俊男.1996.ダーウィンの時代:科学と宗教.vii+377+29pp.名古屋大学出版会.[B970207, B971010, y2,500 ,y3914]

松永澄夫.1993.知覚する私・理解する私.319+viiipp.勁草書房.[B951130, y2987]

松浦 一(編).1953.現代の進化論-どこに問題があるのか.267pp.理論社.[y320]

松浦 誠.1983.どんなハチが人を刺すか.252-254pp.採集と飼育.

松浦 誠・山根正気.1984.スズメバチ類の比較行動学.xvi+428pp.北海道大学図書刊行会.[y5,400]

松浦啓一・宮 正樹(編著).1999.魚の自然史:水中の進化学.ix+234pp.北海道大学図書刊行会.[B990920, y3000]

松岡正剛.2006.千夜千冊2:猫と裏子が見ている .1106+44pp.図版16pp.求龍堂.[OUL019.9, y11,875]

松岡正剛・松島峻也・川村 光・戒崎俊一・今井 浩・北野宏明・中島秀之・橋田浩一・松原 仁・海保博之・斎藤了文・塩沢由典・馬場靖雄.1994.複雑生の海へ:生命から社会まで─12の扉.285pp.NTT出版.[B970131, y2900]

松岡正剛(編).1986.情報と文化-多様性・同時性・選択性.419pp.NTT出版.[y2,570]

松下 進.1971.日本地方地質誌近畿地方改訂版.5+379pp.朝倉書店.[y3,500]

松下和夫.2000.環境政治入門.218pp.平凡社.[B001004, y680]

松村謙三.1998-10.円資産消滅.第二海援隊.[B001209, y1,700]

松村松年.1933.蟲の社会生活.9+4+317pp.東京堂.[y1.80]

松村澄子.1988.コウモリの生活戦略序論.vii+192pp.東海大学出版会.[y1,800]

松村正實・山本 雅(編)1991.新 遺伝子工学ハンドブック.329+29pp.[B991013, y7,500]

松沢呉一.1996.魔羅の肖像.459+10pp.翔泳社.[B980702, y2000]

松田達郎・星合孝男.1973.極地の生態-生態学講座29.2+109pp+5.共立出版.

松田忠徳.1986.エゾシカの悲劇-永遠の楽園をもとめて.158pp.大日本図書.[y1,200]

松田道夫.2000.カラス、なぜ襲う:都市に棲む野生.213pp.河出書房新社.[B001004, y1,600]

松田道雄(編)集・解説.1963.アナーキズム-戦後日本思想大系16.447pp.筑摩書房.[y450]

松田博嗣・石井一成.1980.生物集団と進化の数理.xi+224pp.岩波書店.[y4,500]

松田裕之.2000.環境生態学序説.xii+211pp.共立出版.[B010409, y2,800]

松田裕之.2008.12.なぜ生態系を守るのか?.224p.[B20090529, y1,995]

松田裕之.2008.3.生態リスク学入門:予防的順応的管理.共立出版.[B20080405, y2,940]

*松田裕之.1995.「共生」とは何か:搾取と競争をこえた生物どうしの第三の関係.現代書館.

松尾孝嶺・近藤宗平・北沢右三・鈴木 尚・朝比奈一男・三好和夫・唄 孝一・山崎正一.1974.生命科学ノート.v+279pp.東京大学出版会.[y900]

森 毅.1986.数学近未来.282pp.培風館.[y1,500]

森 毅.1992.みんなが忘れてしまった大事な話.222PP.KKベストセラーズ.[B960722, y1000]

森 毅.1999.東大が倒産する日.255pp.旺文社.[B000128, y1,500]

森 毅・齋藤正彦・野崎昭弘.1984.数学ブックガイド100.ix+212pp.培風館.[B951024, y1080]

森 毅(編).1986.キノコの不思議-「大地の贈り物」を100%楽しむ法.268pp.光文社.[y750]

森 主一.1972.動物の生活リズム.244pp.岩波書店.[y800]

森 主一.1997.動物の生態.x+582pp.京都大学学術出版会.[B971031, y6800]

森 主一.2000.動物の生態(改訂第三版).x+582pp.京都大学学術出版会.[B010118, y6,800]

森 主一・三浦泰蔵・小野勇一・萩野和彦・小泉清明.1977.集団と生態.iv+304 pp.朝倉書店.

森 靖雄.1995.大学生の学習テクニック.244pp.大月書店.[B950601, y2060]

森 清.1999.仕事術.iii+225pp.岩波書店.[B991209, y660]

森 誠一(監修・編集).2000.環境保全学の理論と実践Ⅰ.xvii+195pp.[B010118, y2,500]

森 敏昭・井上 毅・松井孝雄.1995.グラフィック認知心理学.vi+285pp.サイエンス社.[W980508, y2394]

森栗茂一.2000.性と子育ての民俗学.193pp.明石書店.[B000323, y2,200]

森口秀志(編)(編)1999.教師:いま学校でなにが起こっているのか? 87人の教師たちが語るニッポンの学校・教育・子ども.475pp.[W990622, y2600]

森三樹三郎.1969.「無」の思想-老荘思想の系譜.216pp.講談社.[y230]

森山 茂.1997.自己創生するガイア:「生命と地球は共生によって進化する」.301pp.学習研究社.[B980113, y2500]

森木 亮.1997.日本が破産する:史上最悪の財政危機を徹底検証.成星出版.[B001209, y1,500]

森木 亮.1999.消費税が20%を超え、1ドルが200円となるこれだけの理由.260pp.第二海援隊.[B010205, y1,700]

森永卓郎.1997.〈非婚〉のすすめ.181pp.講談社.[B970301, y640]

森永卓郎.2000.リストラと能力主義.191pp.講談社.[B000323, y640]

森岡弘之・中村登流・樋口広芳(編)1984.現代の鳥類学.vii+247pp.[y3,800]

森岡正芳.1995.こころの生態学-臨床人間科学のすすめ.283pp.朱鷺書房.[B951023, y1648]

森岡正博.1988.生命学への招待-バイオエシックスを越えて.vi+269pp+xi.勁草書房.[y2,370]

森岡正博.1994.生命観を問いなおす-エコロジーから脳死まで.205pp.筑摩書房.[B950114, y680]

*森岡正博.2005.感じない男.181pp.筑摩書房.[Rh20090710, Oc141.74, y680+]

*森岡正博.2005.7.生命学をひらく:自分と向きあう「いのち」の思想.トランスビュー.[y1680]

森岡正博.2001.11.生命学に何ができるか:脳死・フェミニズム・優生思想.494p

『ニッチ構築:忘れられていた進化過程』の訳文検討

2010年06月09日 08時30分45秒 | 生態学
2010年6月9日-1
『ニッチ構築:忘れられていた進化過程』の訳文検討

Odling-Smee, F.J., Laland, K.N. & Feldman, M.W. 2003.(佐倉 統・山下篤子・徳永幸彦訳,2007.9)ニッチ構築:忘れられていた進化過程.viii+400pp.共立出版.[y5,040]

Odling-Smee, F.J., Laland, K.N. & Feldman, M.W. 2003. Niche Construction: The Neglected Process in Evolution. xii+472pp. Princeton University Press. [B20031006, y4869+243=y5112]

 本の副題である「neglected process」を「忘れられていた過程」と訳しているが、(neglect to doの場合ならばともかくとして、)忘れることと無視することとは別のことである。そもそも、ニッチ構築〔ニッチ建設、またはニッチ建造〕が進化過程(本文ではプロセスと訳されている。過程は静態的で、プロセスは人によっては現象を作り出すような「力」があるかのように使っているように思われる)として話題になったことは(おそらく)なかったので、この本が書かれたのではなかったか。話題にも上らないものを、忘れることはできない。

  翻訳は、おおむね良好だが、正確さや(や=and/or。しかしA and/or Bは、A or B or bothの省略形である)精確さに欠けるところが散見される。また、そのままカタカナにしている語で、やはり日本語に直してほしい語があった。エージェント(あちこち)、ケース(たとえば、33頁と125頁)、セット(33頁)、アドレス(34頁→住所)、スキーム(34頁)、サブシステム(34頁→下位システム)、ソース(34頁では()内に供給源も掲げている→ソースをやめて給源、123頁)、シフト(111頁)、レシピエント(88頁)、プラス(124頁→正)、マイナス(124頁→負)、タイムラグ(124頁)、キャパシテイ(122頁、124頁)、などなど。また、habitat単独では、生息場所と訳しているが、habitat selectionではhabitatを生息地と訳しており、一貫しない。

 具体的に、33頁の訳文のほとんど1頁分を検討することにする。1行目の「しかしそこには」から、最終行の「側面にすぎない」までの33行分であり、2.2.1節の10文(原文で10文)と2.2.2節の7文(原文で7文)である。原文では、p.39の8行目のHoweverから、p.40の17行目のlatterまでに相当する。
 
 →の後に、わたしの訳例を示した。
 1. 1行目。「経験的、概念的な問題点」→「経験的かつ概念的な難点」。原文は、empirical and conceptual difficulties。このandの意味がよくわからないが、忠実に「かつ」としておく。次に挙げられている二つの難点ともに、経験的かつ概念的なのか、あるいは、一つは経験的難点で、もう一つは概念的難点なのか。
 2. 2行目。「ハッチンソンの多次元ニッチという概念は、可能性としてそのとおりかもしれないが」→「ハッチンソンの多次元ニッチ概念は、精確なものになり得るが」。そのとおりとは、一体、どのとおりなんやろ? 原文は、Hutchinson's multidimensional niche concept is potentially preciseで、preciseの語の訳が付近にも見当たらない。
 3. 1行目。「第1に」→「1つは」。One difficultyであって、Firstではない。OneとAnotherが呼応している。訳文では、「第1に」と「もう1つ」となっていて、おかしい。「第2」は出てこない。
 4. 6行目。「競合している」→「競争している」。competeには競争を当てるのが通例だと思う。競合は、良い意味での競い合いという場合に取っておきたい。
 5. 7行目。「競合」→「競争」。原文では、competition。
 6. 10行目。「概念」→「概念化」。原文は、conceptualizationであって、conceptではない。
 7. 10行目。「隠れ家」→「凹所」。a recessは、nicheに相当する語で、figurative sense(比喩的意味)でのrecessということだから、隠れ家といった解釈が入った語に訳すのは、良くない。
 8. 11行目。「ケース」→「場合」。
 9. 12行目。「集団」→「個体群」。populationの訳語は、集団遺伝学はpopulation geneticsの訳であるし、この本ではその分野のモデルを使っているから妥当な訳ではあるが、
groupを集団と訳す場合も多いから、できるだけ英語と日本語を一対一対応させたいことと、この本では生態学分野もまた主要な部分であり、生態学ではpopulationは個体群と訳しているので。なお、統計学的意味の場合のpopulationは、現状では母集団と訳さざるを得ない。
 10. 12行目。「ヒストグラム」→「柱状図」。わたしなら、柱状図として、ヒストグラムとルビを打つ。
 11. 13行目。「に属する」→「を構成する」。原文は、of。
 12. 17行目。「また現代のニッチ理論は」→「現代のニッチ理論も」。原文のalsoは、Hutchinsonのニッチ概念と同じく、現代のニッチ理論も、ということである。
 13. 17-18行目。「また現代のニッチ理論はニッチの重複を、種の共存の程度を考慮に入れ、それを定めることができる競争係数という概念と関連づけている。」
   原文は、"Modern niche theory also relates niche overlap to competition coefficients, a conceptualization that both allows for and determines the degree of the coexistence of species." である。訳文は、不精確である。
  →「現代のニッチ理論も、ニッチ重複を競争係数に関係づけているが、この概念化は、種の共存の程度を、考慮もするし決定もするというものである。」
 14. 19行目。「1つまたは複数の」→「1つ以上の」。原文は、one or more。「1つまたは1つより多くの」は、「1つ以上の」で済む。
  中学英語の教科書で、「more than」を「以上」と脚注で記してあったのを見たことがある。この国の教育はどうなるのだろう。コンマ一つで、文意が反対にもなり得るので、ゴルゴ13がどちらにも決定できないように、書類の一つのコンマを見事打ち抜いたのは、記憶に新しい。(てことはないか?)
 15. 19行目。「ニッチ分化」→「ニッチ分離」。原文はniche segregationであって、niche differentiationではない。
 16. 19行目。「形質置換など、ニッチの変化」→「形質置換といったニッチ変化」。原文は、A, B, and Cという並列である。訳文では、「ニッチ分化と形質置換(など!)を例としたニッチ変化」というように、受け取れる。それは、C such as A and Bという形式になってしまう。誤り。
 17. 20行目。「数式で導かれている」→「数学的定式化では~を導いている」。原文は、Mathematical formulations drive。わかりやすいように意訳したのかもしれないが、先の概念化を受けての話であろう。formulationsは、formulaeまたはformulasではない。
 18. 24行目。「進化も含めた概念」→「進化的でもある概念」。原文は、one [=concept] that is also evolutionary。このように訳すと意味が異なるだろう。a concept including evolutionならば包含関係であるが、also evolutionaryは形容の追加である。
 19. 25行目。「単純で実用的な最低限の定義」→「単純で実用的で最小主義的な定義」。原文は、a simple, pragmatic, and minimalist definition。一つの、A、B、かつCな定義である。また、minimalistであって、minimalではない。
 20. 26行目。「自然選択圧の総和」→「自然淘汰圧すべての和」。原文は、the sum of all the natural selection pressures であって、the sum total of the natural selection pressures ではない。別の箇所の頁に、choiceとselectionの両方が出てくるところがあるが、どちらも選択と訳していて区別できない。mate choiceといった場合は、natural selection でのselectionとは意味が違うので、selectionには淘汰を当てて、区別すべきである。
 21. 29行目。「生物」→「生物体」または「有機体」。原語はorganisms。organismは頻出するが、翻訳書では生物と訳されたり生物体と訳されたりとまちまちである。organismは、レベル構造を仮構した場合の一つの階層を指したりして、たとえば、個体数を数える場合の一つの単位となり得るものである。生物という語は、lifeやcreatureやliving beingsの訳語でもあり得るように、いくつかの意味を持つし(多義的)、また漠然とした意味合いで使われる場合もある(曖昧)。本書のような理論に関わる本では、organismにはすべて、生物体または有機体という訳語を当てるべきである。
 22. 30行目。「相対的」→「関係主義的」。原語はrelativisticで、relativeではない。「相対主義的」と訳すと、原著者の意図とは、ずれるだろう。なお、"Like Hutchinson's, this definition is strongly relativistic in that selection pressures are only selection pressures relative to specific organisms." のなかでのものである。specificは、どう解釈すればよいのかわからない。原著自身があまり厳密な議論をしておらず、冗長だったりするので、あれこれ考えても確定困難だから、憶測は止める。
 23. 31行目。「資源や許容限界の多次元空間」→「資源と耐性限界の超容積」。原文は、a hypervolume of resources and tolerance limits。tolerance limitsは、Hutchinsonのニッチ概念のところなので、生理的耐性を指している。また、n次元空間を仮構した場合に、それの或る領域を占めるのが、Hutchinsonのニッチを表現する超容積 hypervolumeである。
 24. 32行目。「「n個」の自然選択圧のセット」→「「n個」一組の自然淘汰圧」。

   以上。

 わが標語。<精密科学exact scienceは、精密思考exact thinkingから>。