生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

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美術修行2010年8月27日(金)

2010年09月01日 17時43分23秒 | 美術/絵画
2010年9月1日-2
美術修行2010年8月27日(金)

 待ち合わせまでの時間があったので、京都国立近代美術館で、所蔵モンドリアン作品の次の展示はいつかと訊くと、なんと言う幸運、今、展示されているようだった。それにしても、次回企画展の予告は目についたが、まさか今、なんらかの展覧会が開催されているとは見えなかった。

 2010年8月27日(金)。関西国展/京都市美術館。13:00に友人と待ち合わせて優待券にて入場。
 全国規模展と同様に、様々な傾向の絵画が見られて、エネルギーが感じられる。作品目録を見ると、関西からだけでなく、岡山、倉敷、徳島、愛媛、島根、といったところからも出ている。
 石田克氏の作品2点は、例によってブッとんでいる。次は、どうブッ翔ぶのか? 注目したのは、初出品の石原美帆氏による、墨的作品2点。これからどうなるのか、楽しみ。なお、京展で見たものなどのある、特別陳列室があった。大作4つ展示の場合もあった。

 2010年8月27日(金)。京都市美術館コレクション展 第2期「京の閨秀・女流・女性画家-担ったもの/担わされたもの-」/京都市美術館/500円。

 2010年8月27日(金)。京都国立近代美術館/420円。
 P M 29と左下に署名のある、ピエト・モンドリアン「コンポジション No.1」は小さく(28x24cmくらいか。目録に大きさの表示無し。)、それゆえにか単純で(黒の縦線1個、黒の横線2個、白、黄、または青の面が5個)、画肌が面白いわけでもなかった。おおきく期待外れ。プラス的形態の「コンポジション(未完)」はもっと大きくて空間的広がりが感じられるが、最上部があまりにも左右対称的で、興ざめ。
 良かったのは、堂本印象「冬朝」/絹本(第13回帝展)。静謐な雰囲気が伝わってくる。雪が1cmほど、ほんわりとのっている様は絶妙。河の流れの墨線は、イマイチ。鳥7羽を消して、杭だけだともっと良かったように思う。
 ヨハネス・イッテン「幸福の島国」は少し良い。高橋善明「むげん36」は、焼き印。あと、浜田知昭作品。

 2010年8月27日(金)。宮本英雄個展/ギャラリー青い風。かなり抽象的。要素数と色数、ともに多い。コラージュ的発想というべきか。

 2010年8月27日(金)。大國ちさと 村田 茜 2人のイラスト展 あんど・すとーりー/ぎゃらりーあーとぺーじ 唯心。学部3年生らしい。ちょっと変わった世界になっていた油絵があった。