生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

美術修行2010年9月16日(木)

2010年09月21日 23時45分47秒 | 美術/絵画
2010年9月21日-1
美術修行2010年9月16日(木)

 「日本画」の前衛 1938-1949/京都国立近代美術館/850円(常設展含む)。
 山岡良文「放鳥」0.6☆。少し面白い。折角の要素の持つ動きを、全体的構図が減殺している。
 山岡良文「潮音の間襖」0.05☆。襖でなければ(=縦線がなければ)、→0.2☆。
 岩橋英遠「土」(1938年の方)。紙本着彩屏風で、第2回自由美術家協会展に出品だったとは……。ヘビもカエルもいない方が好み。
 
 常設展は前回見たものと同じ。
 堂本印象「冬朝」は、おそらく前回見たときとは異なって、上方からの二つの照明光が全面を明るく照らし、あっけらかんとしている。
 モンドリアン「コンポジションNo.1」は、小さな絵だから、もっと小さく分割し、かつ、赤の小さな区画が欲しい。

 ギャラリー唯心。digitalで、なかなかのもの。

 山口英里華 個展 2面4線/ギャラリーはねうさぎ4。
 京都精華大学3年生。綿紙(ワトソン紙)に墨と茶インクの「沈木材」が良かった。塩振りを含んだ滲んだ水墨的な面とベンによる線描をうまく組み合わせている。
 第1-3室のある、ギャラリーはねうさぎは、向かいの2階にあるらしい。次の機会に立ち寄りたい。

 小松育美展 Landscape 降り積む景色/ギャラリー16。
 小吹隆文氏による、「勝手にRECOMMEND ~小吹隆文の、関西・アート・見聞~」に記事がある。
http://www.recommend.ecnet.jp/20051216komatsu.html

  
 京都国立近代美術館で入手した、大阪大学21世紀懐徳堂だよりのvo〔ママ!。volの脱字に違いない〕2. 2010.9号に、大阪大学中之島講座として、

  2010年11月16日(金) 18時30分~20時。橋爪節也「ミュージアムが都市の輝きを増す-大阪圏と美術館再考-」/受講料1,500円

がある。