RunRunTako

takoのラン日記

長谷ダム3キロの先

2016年12月29日 13時44分48秒 | ランニング
風邪は、
25日まで寝込んでそれまでになんとかカタをつけ、
翌26日から仕事復帰。
27日にやっとカレンダーの発送作業にかかり、
28日にすべて発送を終わらせました。

そしてランは、
28日にリハビリとして、
あまりがんばらずに三日月山立花山縦走で復帰。
三日月山はこの日300回目を達成しました\(^o^)/

動きは、
ずっと寝込んでいて練習できなかったにもかかわらず、
戻ってなくて、最初からうまく動けました。
復活を感じる練習になりました( ̄▽ ̄)

距離5km

この日は夕方からラン仲間との忘年会でした。
そこで今の状態や、これまでの経緯などを話し、
気持ちをみんなに共有してもらえて、
とてもうれしかったです。

そしてきょう。
長谷ダムサイトの遊歩道でランの練習をしてみることにしました。
からだをほぐし、いやすLSDができればいいなと思いました。
もし、何の問題もない普通の走りができたなら、
もしかしたら3キロ走りきれるかもしれないと思いました。

もし完走できれば、何年ぶりだろう?
そして、もし完走できれば、
それは完全な完治に到達できたといえるんじゃないかと
思いました。

あいにく雨が降り、風もある寒い状況でしたが、
駐車場から走り出し、約200mのスタート地点まで。
そのまま止まらず進みました。
走りは、とにかくがんばらずほぐすように、
上体を柔らかく、着地する足に体重をすとんとあずけるように
リラックスした走りをするようにしました。
そして、それができました。( ̄▽ ̄)
100m表示をすぎると最初の急坂が100mほど続きますが、
うまくクリアできました。
歩き出したい衝動も生まれませんでした。
くだって、小さなアップダウンが小刻みにあり、
それもそう苦もなくクリアしていけました。
これは山練習のおかげかな。
少しして雨はやみました。
800mをすぎて、「1キロ走れた」と思いましたが、
いやいや、きょうは最後までを目標にするんだぞ、
そういう走りをする練習だ、と思い直します。
1キロはなんなくクリアできました。
2キロ手前から、心肺の弱さを感じだしました。
でも、距離表示を見ながら淡々と進むようにし、
また、それができました。
ああ、わたしできるじゃん!( ̄▽ ̄)
そして、2000表示を通過。
だいぶ疲れてきましたが、ふんばって進みました。
なんだかんだいいながらも、100mはすぐにクリアできるので、
どんどん距離をこなせていけました。
そして、2500表示から最後の急坂を必死にのぼり、
残り400!
残り300!
下って200!
最後のアップダウン!あと100!
ゴール!できた!

うおーーー!!
と、雄叫びをあげたかったです。
泣きました。
うおんうおん泣きました。
ただ、遊歩道が走れた、それだけのことじゃない。

普通の走りを、普通に自然に、最初から最後まで、
とまることなく3キロ。

普通のランナーならできてあたりまえのこのことを、
ついにすることができました。

途中で仕切り直す必要もなく、
体力がもたずにとまることもなく、
あーでもないこーでもないと試行錯誤しながらの一歩一歩ではなく、
「普通に走って」3キロ走りきれたんです。

きれいなフォームというわけでもなく、
キロ8分30くらいかかってはいたけど、
この3キロは、これまでの9年の故障の日々の上に
たどり着けたものです。

やっと、ここにこれたんだ、
そう思って泣きました。

ランナーとして、
完全復活を遂げることができました。
そう言える練習がようやっとできました。

なにも条件はありません。
あと、ここが動くようになれば、とか、
ここがまだよくはないけど、とか、
まだ万全じゃないけど、
などという条件つきではありません。
いわば万全( ̄▽ ̄)
そりゃ、ランナーならちょっとどこかに難癖もってるでしょ、
くらいで片付くものならありはします。
でも、もう、それはいいっしょ。
それは、ランナーならみんな持ってる「課題」というもの。

だから、わたしは、きょう、
ようやく、普通のランナーにもどれたと
もう、めっちゃ高らかに宣言しちゃうのだ〜〜〜!!
\( ̄▽ ̄)/

2007年にはじまった
わたしの故障との戦いが、
2016年のきょう、
ついに終焉の日を迎えたのであった( ̄▽ ̄)

ああもう、
なんもいえねえ!
とは、こういう気持ちを言うのね。