このところ熟睡できない日々が続いてます。
蓄膿症で鼻が詰まってるからとか
からだが凝ってるからとか
飲みすぎたからとか(;・∀・)
いろいろ理由は考えられますが
先日から揉めている著作権の問題があると思います。
毎晩、どう交渉しようか、どう説明しようかと考えて
もんもんとしていました。
Twitterに思ってることを書きましたが、
長いのでここに書き留めておきたいと思います。
数日前にTwitterでつぶやいた一連の
ツイートには
5000を超えるいいねと2600を超えるリツイートがあり、
共感をしてくれる人がたくさんいることに勇気をもらいました。
でも、まだ著作権譲渡に関して意見が一致せず
契約は締結に至ってません。
だけど、
わたしはTwitterでは先方を攻撃するような書き方をしていますが、
先方もわたしを困らせようとか搾取しようなどという
悪意があって譲渡を言うのではなく
ひとえに著作権絡みのクレームやトラブルから
我が身を守りたいからだと解釈しています。
だから、ここは譲渡せずとも、ちゃんと使用権の条件を決めておけば
問題は起きないのだ、というか、むしろそのほうが安全なのだという
認識を先方にもってもらうよう
地道に交渉していこうと思っています。
むしろ著作権が著作者から離れてしまったときのほうが
問題は起きます。
著作者の知らないところで好き勝手な使い方をすれば、
バッティングが生じる可能性があります。
わたしが著作権を保持できて、使用制限できていれば、
ちゃんと著作物を管理することができるので
バッテイングが発生することはないでしょうが、
わたしの知らないところで使われたのでは防ぎようがありません。
わたしには譲渡してしまった著作物の著作権がないということは、
管理する義務もないということです。
もしバッテイングが生じたら、
それは著作権を持ってる人の責任です。
わたしは自分の著作物を自由に制作する権利があります。
もし譲渡した著作物を私の知らない使用をされることで
バッティングのリスクが生じる事態になったとすれば、
それはわたしの責任ではなく、譲渡された著作物を勝手に使用する人に
責任があると思いませんか?
なので、バッティングしてるとのクレームや訴訟などが起きた場合には
著作権者が受ける責任があると考えます。
今後も同じ作風でわたしが絵を描くことを知っていて
それを制限する権限がないなかで
バッティングするかもしれない使い方をするなら、
それは未必の故意が成立すると思いませんか?
一方、わたしは自由にいろんなクライアントからの仕事を受ける権利を持っているのですから、
どこでバッティングするかもわからない状況になったら仕事なんて受けられないわけですから、
わたしの受ける仕事にこそ優先順位があると考えます。
なぜなら、そうしてバッティングを避けるように
仕事の制限をしなければならなくなった場合を著作権者がつくったとしたならば、
それは私の働く権利を制限したことになり、人権侵害じゃないですか。
わたしには権利を譲渡した責任がありますが、
いかなる権利も他者の人権を侵害しない範囲でしか認められないのですから。
譲渡された側には著作者の制作を制限する事態を招く権利はないのですから、
それを避ける義務があるはずです。
バッティングした状況の成果物は取り下げてもらわなければなりません。
わたしにできることは、私の知りうる使用範囲での管理だけです。
著作権を譲渡してもらうということは、こういう問題が生じるということです。
このことを認識してもらいたいです。
もし、バッティングが生じることで
わたしに発注しようとしていたクライアントが
発注を取りやめることもあるかもしれません。
その損害をどうしてくれるんですか?
著作権譲渡を受けた側には、
私の制作をも制限する権利はないにもかかわらず、
このように制作に制限が生じる事態になったことが明らかになったら訴えます。
著作者以外が著作権を持つことは、
これほどのリスクがあるのです。
つまり、著作者が知りうる範囲での使用に留めておかないと
トラブルが発生する可能性があるということです。
なので、著作権をまるごと譲渡してもらうよりも
使用範囲をきちんと決めた契約にすることが
一番安全なのです。
もちろん、この使用制限の決まり事を破ってしまえば
トラブルになりますが、
著作権を譲渡されたからと言って無制限に使えば
それもまたトラブルになります。
出版には商業出版、企業出版、自費出版があります。
商業出版は普通に出版社が企画して出版するもので
企業出版、自費出版は企業や個人が出版するものです。
この企業や個人といった素人の出版が問題のようです。
作ってもらった本のイラストレーションは、もはや自分のものだと勘違いして
原画を返さない、Tシャツなどのグッズを作る、壁紙にしてデータをばらまく
など、好き勝手にしてしまう可能性があります。
わたしも友人や知り合いに頼まれてポスターやちらしをつくったときには、
まあ、もれなくみなさん、こういうことをしてくれてました(- -;)
で、それはやめてくれと言いましたが、言えば「そういうものなのか」と
納得してくれました。
つまり、こういう素人相手の出版だと
使用制限できないと言いたいようですが、
冗談じゃありません。
そんなことされたら
プロのイラストレーターとしての仕事に
大きなリスクを抱えることになってしまいます。
なんでわたしがそんなリスクを背負わないといけないんですか。
そこはちゃんと説明して理解してもらわないと。
その責任が出版社にはあります。
と、こんな感じのことをもんもんんと考えている
きょうこのごろなのです(´・ω・`)
あ、ランニングに関する記事はあとで書きますね。
これにはコメントとかしなくていいですからね。
心のもんもんを吐き出してるだけなので(^^;)