一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎上野毛店

2020年08月04日 20時00分00秒 | ラーメン二郎上野毛店

JR立川駅から東急大井町線上野毛駅へ。13時10分頃店頭に到着すると行列は21人。私の後方にさらに10人が並んだ13時30分に宣告がありました。その後、新たに訪れた10人以上が肩を落として帰って行く様子を観察したり、驚くほど悪びれる様子のない列内合流に遭遇したりして、並び始めてから50分後にラーメンが配膳されました。

 

小ラーメン、野菜大蒜脂。

 

細めでやや縮れがあります。

 

前回と変わらぬ軟らかめの茹で加減で、その細さと表面の滑らかな触感と仄かに漂う香りそして縮れによって、町で評判のお店で提供される中華そば、というイメージの麺。

 

非乳化二郎との相性抜群と評判の白胡椒を振ると、さらに吸い込む速度が増しました。

 

豚は大きなものが2つ+α。

 

ほぼ全て、しっとりとした肉質の赤身で構成されている豚。

 

赤身の中に脂身がたっぷりと混在してるので軟らかく、しっかりと旨味も残っている豚。

 

破片のようですが、こちらもパサつきはありませんでした。

 

シャキシャキとしたもやしが大部分を占める野菜。麺と和えて食べるとそれぞれの食感の違いが際立ちます。

 

澄んだ見た目に違わずスッキリとした醤油の主張が全面に出ながらも、その奥に調味料による甘さも垣間見える、軽やかさを覚える味わいのスープ。

 

固形脂が混ざることでどう味が変化するか興味があったのですが、よくかき混ぜてもそれぞれが融合することはなく、良い意味でスープと脂の魅力が保たれたままでした。

 

大蒜はサラッとしてピリッとした辛味のあるもの。

 

フワフラの固形脂、甘さはあまりありませんでした。

 

相変わらずの店主さんの優しさ溢れる店内で8分程を要して完食。何事にも大らかで、あらゆる面で二郎っぽさの薄いお店だなぁとの想いを抱きながら、次の目的地へ向かいました。

 


ラーメン二郎上野毛店 夜の部

2020年07月23日 20時00分00秒 | ラーメン二郎上野毛店

この日の4店目です。生まれて初めて降り立つ東急大井町線の上野毛駅からお店へ。事前に18時開店と聞いていたのですが、17時45分頃に到着すると既に開店し食事をしているお客さんも。直ぐに入店し食券を購入すると、たった今ラーメンを食べ終えたお客さんの席へ。そして10分後にはラーメンが配膳されました。

 

小ラーメン少なめ、大蒜。

 

初めて見たテボざるで茹でられた麺は、少なめにしたらこんな感じです。

 

細く、やや縮れています。

 

見た目からも伝わるように、かなり軟らかな茹で加減。啜っている途中で自重で千切れそうになってしまう程で、多くのお客さんが硬めをお願いしていた理由がわかりました。今までに食べた二郎とは異なる、一般的な中華そばのものに似ている気がしました。

 

豚は腕肉が3つ。

 

ほぼ赤身で、噛むと繊維に沿って裂けていく肉質の豚。

 

表面の赤身からも分かりようにスッと歯が入る軟らかな豚。

 

サシが入っているからか、しっとりとした赤身。

 

野菜はシャキシャキとした茹で加減のもやしがほぼ全てを占めていました。

 

細かく刻まれた大蒜は風味の主張は抑え目です。

 

一目見て非乳化タイプと判断出来る、液体油の層がはっきりと目視可能な、ところどころに固形脂が浮かんだ澄んだ色合いのスープ。奥深さやコクとは系統が異なる濃い目の甘さが口いっぱいに広がり、レンゲを上下させる手が暫く止まりませんでした。豚感も醤油の塩味もそれ程強くなく、良い意味で二郎っぽくないな、という感想です。

 

8分程で完食。自分も見習わなければと思う、強面の容姿とは正反対に誰に対しても物腰柔らかな優しい店主さんの性格が表れたようなラーメン。常に話題になるような目立つ店舗ではないにも関わらず、これだけ高レベルの一杯を提供する事実を目の当たりにして、二郎の底力を見た思いでした。

 

お店へ向かう途中、綺麗だったので。何か良いことがあるといいな。