3月上旬の平日、有給休暇を取得した日のことです。早い時間に出立し、豚増しを狙うつもりもあったのですが、朝になるとゆっくりとしたいという気持ちが上回って。その結果、お店への到着は13時51分となり、行列の24人目に。前日までの天候不良の影響か、曜日にしては多めのお客さんに驚きつつ、14時26分に入店し14時48分に注文の品が配膳されました。
また、14時40分に公式Xにて閉店した旨が伝えられました(店主さんも女性助手さんもスマホを弄っていなかったと思うのですが)が、実際に宣告人役の男性助手さんが列最後尾に続いたのは14時51分のことでした。その間、誰も外に出た形跡がありませんでしたので、実際とは時間差がある可能性もありますので、店近くまで来ていたならダメ元で突撃するのも手だと。なお、15時01分に退店した際の行列は3人でした。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
麺。
6分強を過ぎた頃から麺上げされ、2分弱を要して6つの丼に割り振られました。
食欲を誘う香り高く黄色みの強い、ふっくらとした口当たり。口に運ぶと、弾力豊かで硬めの仕上がりに思いました。
唐辛子と胡椒を何度か。
シャキシャキとしたもやしが、時間の経過とともに温められしんなりと変化した野菜。
豚。
脂身に漬けダレの染み具合の深さを感じ、赤身はほろりと崩れる軟らかさ。
とろとろとした舌触りの脂身豊富で、赤身があっという間にぽろぽろと細かく砕けた豚。
どちらかから禿げれ落ちたであろう肉片も。
スープ。
初めは、表層を白濁させる程に潤沢な液体油によって甘みを強く感じました。
卓上のボトル。醤油程はしょっぱくなく旨味も感じましたが、やはり不要だと。
徐々に、醤油とグルエースと豚の味わいが現れてきて円やかさが前面に。
爽快さを与えてくれた、カリカリとした大蒜。
プルプルとした大きな背脂も見受けられた、甘じょっぱく感じた固形脂。
およそ12分で完食し、次ロット分を提供中の店主さんにご挨拶し退店しました。