一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

五味五感 ちきんらいす

2023年05月01日 20時00分00秒 | 五味五感 ちきんらいす

11月上旬の平日、土浦方面への出張の際の昼食です。車停められるかな?と少し不安に思いながら13時を過ぎた頃到着すると、駐車場には余裕がありほっと胸を撫で下ろしました。入口に
掲げられたメニューを一通り確認してから入店すると、先客は4組7人のみでしたので直ぐに空いていたカウンター席の一つにつくこととなりました。

 

結局、私の後に来店された方はおらず、食事を終えた13時50分には店外のメニューが片付けられていましたので、その時点で閉店となったのかも?店内は店主さんの趣向が存分に表現され以前に訪れた3~4年前と変わらない、居心地の良さを生み出していました。

 

お魚フライ(生あじ半身+活帆立貝柱+カキフライ)。アジフライに加えて、帆立貝柱と海老とカキフライの中から2つを選ぶことができ、カキフライ2つという選択も可能とのことです。

 

ごはん。

 

つくば市北条産のお米はパラっとした触感で、適度な粘りを持ってぷっちりと弾けました。

 

味噌汁。

 

具材は、ぷっくりとしたしじみと香り高い三つ葉。薄味の味噌汁へのしじみの旨味の溶け込み具合は丁度よく、後味に残り過ぎることもなく。

 

メインのお皿。

 

生あじ半身と活帆立貝柱とカキフライ。

 

活帆立貝柱。

 

カリカリと軽い衣に覆われた貝柱は、箸で圧をかけると縦方向に簡単に裂けたように、はっきりと筋の存在を確認できたものの、口の中ではそれを感じさせることはなく。

 

卓上のソースで。

 

生あじ半身。

 

半身と表記されていた、一般的なアジフライとは大分異なる姿。肉厚でもパサッとしたところのない、きめ細やかかつしなやか肉質。

 

産地等は分かりませんが、ブランドアジなのだろうと。

 

普段、フライに醤油をかけることはないのですが、試しにと垂らしてみるとあっさりと食べられ、これも有りだな、と。

 

カキフライ。

 

びっくりする大きさで、いくつかを一つに纏めて揚げたのかな?とも思った大きさ。

 

臭みやべちゃっとしたところがなく、シコッとした歯応えすらありました。

 

サラダ。

 

フライ類の下に敷き詰められたシャキシャキとした歯応えの野菜には、支配的過ぎない、さっぱりとしたドレッシングが絡められていました。一見すると、グロテスクにも見えるカラフルな色合いで、甘味や苦味を持っていました。何という名前かはわかりませんが、こんな機会でなければ巡り合うことはなかったのは確か。

 

付け合わせのスパゲッティ。

 

茹でられたオクラが乗った細めでプチプチとしたパスタ。

 

フレッシュなトマト感が強く酸っぱ味が印象に残る、良い意味であまり手が加えられていないように思うソースが、たっぷりと和えられていました。

 

ポテトサラダ。

 

滑らかな舌触りのじゃがいもに、玉子とハムの強い存在感を覚えました。玉子サラダと言った方が味わいがよく伝わるかも?

 

タルタルソース。

 

玉ねぎとピクルスが粗めに刻まれ、酸っぱさは感じず。これに限らず、どの味付けも一つだけが突出することがなく調和が取れていたように思いました。

 

漬物。

 

野沢菜、白菜、たくあん共に塩味は控えめ。

 

フルーツ。今回は自家製プリンではなく初めて選択。

 

パイナップルは筋張ったところもなく軟らか。

 

初めて食べるシャインマスカットはそのまま口の中へ。ぶどうにありがちな酸っぱさを内包した甘さではなく、純粋なというイメージ。

 

オレンジからは、荒さのある甘みを。

 

オレンジジュース。

 

注文後、即座に運ばれてきた。何となく、料理は全部が揃ってからでないと箸をつけない主義なので、他の品が運ばれるまで待ってストローに口を運びました。単純ではない甘さの中に僅かに
酸味を覚えたことが、果汁100%であることを証明しているように。

 

20分弱をかけてのんびりと完食。

 

他にも魅力的なランチメニューが並び、毎回目移りしてしまうのですが、それ以上に、夜に訪れお酒と一緒に料理を楽しみたいという思いを強くしながら退店し、この日の真の目的地へと向かいました。

 


五味五感 ちきんらいす

2018年10月18日 19時00分00秒 | 五味五感 ちきんらいす

 平日13時40分頃の訪問です。混雑のピークは過ぎ店内には2人組のお客さんのみ、13時50分過ぎに閉店となりました。

  

 ランチメニューは、カキフライが追加される等冬仕様に変更になったようです。

  

 光の加減で見辛いので合わせて確認して下さい。

  

 お酒のメニューです。

  

  

 夜に提供される料理のメニューです。

  

  

 お酒の冷蔵庫。是非夜に来てみたいです。

  

  

  

  

  

 注文を済まし店内を観察、カウンターのショーケースには新鮮な魚介類が並びます。

  

 秋刀魚の札が掲げられた場所には、あじですよね?、秋刀魚は売切れでしょうか?

  
 
 丸々と太ったあじ。

  

  

 帆立貝の貝柱。

  

  

  

 カキとあさり。

  

  

  

 ツブ貝は一度も食べたことありません。

  

  

   

 自家製生ズワイガニのクリームコロッケトマトソースと活帆立貝柱(三陸産)のサーモン巻ムニエルイクラ添え(自家製プリン、アイスコーヒー)
 季節のフルーツはシャインマスカットとのことなので、今回もデザートには自家製プリンを選びました。

  

  

 アイスコーヒーは提供のタイミングの希望は聞かれず、直ぐに運ばれてきました。閉店間際だったからでしょうか? 基本、飲み物を飲みながら
 食事しないので、食後に持って来てもらえた方が嬉しいのですが。味についてはよくわかりませんが、他の素材へのこだわりからインスタントと
 いうことはなさそうです。

  

  

 ごはんは、つくば市産こしひかりの新米。照明の影響だけでなく、表面はツヤツヤとして、粘り気がありながらも固めの炊き上がりです。

  

  

 みそ汁の具はあさりが2粒と三つ葉。味付は薄めで、貝の入った汁物に感じる独特の風味はありませんでした。

  

  

 大粒です。

  

 自家製プリンは固めで、食後にはカラメルのほのかな苦みが口に残ります。

  

  

 可愛らしいスプーン。今まではどうだったかな?

  

 漬物は、白菜とシャキシャキとした野沢菜です。

  

 メインのお皿です。

  

 トマトソースはほとんど酸味を感じない甘めの味付け。

  

 タルタルソースは、粗目に刻まれた玉ねぎと玉子の食感を感じる自家製。

  

 活帆立貝柱(三陸産)のサーモン巻ムニエルイクラ添え。大振りな貝柱の周囲にはサーモンが巻かれ、イクラが乗せられています。
 イクラは熱が伝わって少し固くなっていました。

  

  

 サーモンには脂がのり、単独での提供にも充分耐えられる品質です。

  

 帆立貝柱は僅かに赤みが残る位の火の入り具合です。

  

  

 生野菜には、予めドレッシングが掛けられています。色彩のコントラストが綺麗です。

  

  

  

 ポテトサラダは、滑らかな舌触りと刻まれた茹で卵の食感が特徴、タマゴサラダと呼ぶべきかも?

  

 自家製生ズワイガニのクリームコロッケトマトソースは俵型のものが2つ。

  

 ホワイトソースは粘度高めでねっとりとした仕上がり。口に入れると、一般的な牛乳ではなく生クリームを使用しているのかな?と感じるような
 風味が拡がります。液体状のトロッとした食感と強い牛乳の後味が苦手で、普段クリームコロッケは敬遠しがち。この日は、このお店で提供され
 るものでも美味しいと感じないなら、今後二度と口にすることはないかも、と思いながら注文したのですが「これなら!」と心の中で呟きながら
 口に運び続けました。

  

 カニもしっかり感じます。

  

  

  

 もう一つのクリームコロッケ。

  

 カニの塊の御出座しです。
 
  

 この日も大満足で完食。次はカキフライかな?

  

五味五感 ちきんらいす 茨城県土浦市

2018年09月09日 19時15分05秒 | 五味五感 ちきんらいす

 土浦方面へ出張した日、11時40分頃にお店駐車場に到着しました。既に3台の車が駐車しており、お店前には
 6人の行列が形成されていました。

  

 お店前のランチメニュー表を確認する等し、先客の注文が一段落したと思われる11時50分頃に入店しました。
 前回の経験から1度に調理できる注文量は限られており、到着後直ぐに入店し注文したところで、結局待ち時間は
 一緒だろうと思ったからです。

  
 
  

  

 カウンター席の、前回と同じ場所に座り注文を済まし、夜の時間帯に提供されるメニューを確認します。

  

  

  

 値段は高めですが、魅力的なメニューが並びます。

  

 卓上調味料は、ウスターソース、醤油、とんかつソースです。

  

 茨城県産匠つくば鶏のソテーきのこの和風ソースと刺身用あじのフライ、自家製プリン、オレンジ100%ジュース。
 魚メインのメニューにするつもりで来店しましたが、ここなら美味しい鶏料理を食べさせてくれるだろうと期待して
 選びました。
  
  

 お盆に乗せられて運ばれてきたのは、
 ごはん。
  
  

 味噌汁。

  

 匠つくば鶏のソテーと刺身用あじのフライ。ソースはきのこの和風ソースにしました。

  

 漬け物。

  

 自家製プリン。季節の果物はピオーネとシャインマスカットとのことだったので今回もプリンを選びました。

  

 つくば市産コシヒカリが使用されたごはんは、少し熱が取れた状態で提供されますが、ぼそぼそとしていることもなく、
 噛むと粘りがあります。

  

  

 味噌汁の具は、豆腐、なめこ、三つ葉。薄目の味付けで出汁の存在感もありました。

  

 漬け物は、たくあん、はくさい、野沢菜。

  

 メインの匠つくば鶏のソテーと刺身用あじのフライ。チーズ焼トマトソースではなく、きのこの和風ソースを選んだのは、
 鶏の美味しさをより感じられそうだからです。

  

 汚い箸が見苦しいですが、あじフライの大きさはこれ位で衣はサクサクとしています。
 
  

 あじフライは、刺身用と謳うだけに臭みは一切なく、ふっくら肉厚でしっとりとしています。今日のあじは定置網漁で
 採れたものですが、より値段がはり味が良いのであろう、釣りあじに興味をそそられます。

  

 フライの断面です。

  

  

 タルタルソースとからしが添えられていました。タルタルソースも自家製なのか酸味が強く玉葱の食感が印象的でした。

  
 
 この液体油、いかにも美味しそう。

  

 レモンは油のしつこさを感じなかったこともあり、今回は使用せず。じゃがいもを潰したざらざら感が好きになれず、
 普段ポテトサラダは食べないのですが、こちらのポテトサラダは卵の味が強く、なめらかな口当たりなので美味しく
 食べられます。

  

 付け合わせの野菜は前回と同じ構成でしたが、茹でられた大きなオクラが目を引きます。

  

 人生で初めてオクラを食べた気がしますが、ほんのり甘さを感じ青臭さはありませんでした。

  

 野菜にかけられていたドレッシングです。

  

 匠鶏のソテーは、皮にかけられた黒胡椒の香りが食欲をそそります。パリパリ感はそれ程でもありませんが噛むと
 脂の甘さが溢れてくる皮と、程良い弾力で旨味をたっぷりと含んだ肉には、嫌な臭みはありません。
 鶏と魚は、素材や調理人の技術の差が如実に表れるのでしょう。

  

  

    

  

 しめじ等数種のきのこの和風ソースはさっぱりとしていますが、食べ進むにつれ、匠鶏の旨味が混ざって絶妙な味わい
 に変化していきました。

  

 プリンは固めの仕上がりで甘さ控えめ、カラメルたっぷりです。

  

  

 大満足で完食。締めのオレンジジュースの到着を待ちます。

  

 100%オレンジジュースは、果実の粒々感を感じる後味スッキリなものでした。

  

  

  

 12時前には満席となる混雑具合もあってか、注文から配膳まで30分。入店から食べ終わるまで50分を要して
 しまうのが玉にキズ。ですが次回は、クリームコロッケ、メンチカツ、グラタン辺りを狙いたいと思いながら退店
 しました。 

五味五感 ちきんらいす 茨城県土浦市

2018年08月22日 19時17分40秒 | 五味五感 ちきんらいす

 平日12時頃の訪問です。私が入店した段階でカウンター6席、テーブル14席はほとんど埋まっていました。

  

  

  

  

  

   

 ランチメニューです。

  

 先週の日付でしたので夜の部専用のメニューかもしれません。

  

 こちらは、夜のお酒のメニューです。

   

  

 店内にもたくさんのメニューが掲示されていました。

  

  

  

 禁煙だそうです。夜はお酒がメインなのでもしかしたら違うのかも?

  

 卓上調味料は塩、醤油、ソースと最小限のもの。

  

 カウンターのショーケース内には魚介類や野菜果物類が。

  

  

  

  

 たくさんのお客さんがくるので漬物は予め準備されていました。

  

 群馬県産和豚もち豚のポークソテー。ドリンクはアイスコーヒーを、デザートは季節のフルーツ(メロンとシャインマスカット)ではなく
 自家製プリンを選びました。

  

  

 つくば市産コシヒカリのごはんは、つやつやしています。炊き立てではありませんが、定食だとこれ位の方が食べ易いのかも。
 
  

  

 みそ汁には、ほうれん草、わかめ、豆腐、油揚げが入っていて薄めの味付けです。

   

 漬物は、きゅうり、うり、山芋の浅漬け。

  

 メインのポークソテーです。

  

 厚く切られた豚は、小さくカットされて提供されました。

  

 表面はカリッとした焼き具合。

  

  

 少し赤さが残っていますが、火のとおりが浅いとは感じませんでした。

  

 和豚もち豚は、筋も存在するワイルドな弾力で、単純に柔らかいという訳ではありませんが、噛む度にしっとりとした赤身からは旨味エキスが
 脂身からは甘い脂がそれぞれたっぷりと浸み出して来ます。ただ脂はサラッとしてしつこさの無い、さっぱりとした後味でした。

  

  

 付け合せは、ほうれん草と数種類のキノコのバターソテー。バターがポークソテーに移ってしまっていたので、もう少し控え目な味付けでも
 良いのかなと。

  

  

 生野菜は彩り鮮やかで、ドレッシングが掛かっています。とうもろこしとトマトとレタス位は判別出来ますが、それ以外はお洒落すぎてよくわかりません。

  

 茹でた卵の黄身の味が際立つ、じゃがいもが細かく潰されたタイプのポテトサラダ。

  

 ピリッとした辛さのわさびソースには、歯応えのある刻んだわさびが入っていました。

  

 甘酢に漬けられたしょうがの千切り。

  

 レモンをしぼりましたが、せっかくの豚肉の美味しさを邪魔してしまう気がしたので、使わない方がよいです。

  

 自家製プリンは甘さ控えめ固めのカスタードプリン。

  

  

 最後にアイスコーヒーを頂きました。
 
  

 高めの価格設定ですが、それも納得の味と素材へのこだわり。私の席からは、他のお客さんが注文したほぼ全てのメニューが見られましたが
 どれも美味しそう。特にアジフライは、大きくふっくらとした揚げ上がりでかなりそそられました。このお店では、魚料理を選択すべきなの
 かも。また絶対訪れたいです。