一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

MENYARDFIGHT 夜の部

2020年06月29日 20時00分00秒 | MENYARDFIGHT

神田神保町店を後にし、明治大学構内のベンチで少しの間休憩すると同時にお腹とも相談し、当初の計画どおり訪問することと決めました。17時45分にお店に到着すると先客は3人。開店した18時丁度には後続に2人並んで、5人が入店を待っていました。

 

えびラーメン麺少なめ(270g)、大蒜。

 

麺の量はこれ位です。

 

なかなか言うことを聞かない、きかん坊の極太麺は、引っ張り出すのも一苦労でした。

 

表面はスープが絡んでほんの少しフニャッとして食べやすくも、噛むと中心には小麦粉の強固な抵抗を感じるバキゴワ麺。食べ進めていくと顎に疲労感を覚えました。

 

飲み込む度に喉の奥に小麦粉の足跡を強烈に刻んでいく麺に、丼底に沈んだえびを掬って塗しました。

 

予めなのか提供までの過程で予期せず崩れてしまったのか、豚は小さいものが多数。

 

豚は麺と打って代わって歯が要らないのでは?と思う程の軟らかな赤身と、プルプルの舌の上でとろけるような脂身。

 

今回で、皆さんが絶賛する理由が良くわかりました。

 

もやしが大部分を占める野菜はしんなりとして、少し水っぽさを感じましたのでスープに浸して。

 

大蒜は粗目に刻まれガリッとした歯応えがあるものの、気が付くと無くなってしまったように風味は弱め。

 

豚の出汁というよりも調味料の存在感が強いが故の甘みが、醤油の塩味を抑え込んだようなスープ。液体油の主張も抑えめでした。もしかすると、干しエビ自体の味付けも影響したのかも?

 

えびはこういう形で。すり潰したペースト状のものがスープに溶け込んでいると思っていたので干しえびとは予想外。

 

佃煮のように甘く味付けされ、口に含むとカリッとして、しっかりとその形状を確認できるえび。

 

10分程で完食。えびラーメンは、えび味のスープと勝手に想像していましたが、干しえびがトッピングされたラーメンという理解。よくかき混ぜてから食べないと、麺やスープとえびとの一体感が生まれず、その魅力が半減されてしまうとも思いました。退店時には店外に10人以上の行列が形成されており、さすがは人気店といった感じでした。

 


ラーメン二郎神田神保町店

2020年06月26日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

4月中旬の平日、休日出勤の振替休暇を取得した日(結果的に新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の為に長期臨時休業に入る前の最終営業日)の利用です。15時頃に到着すると行列は10人程で、直ぐに列の最後尾へ。いつもの感覚で来ていたら、また店主さんに「お願い」をするところでした。危なかったです。

 

大豚、大蒜多め野菜脂+生卵。麺硬めの方が居たとはいえ、数分間隔で3度に分けて麺が投入され、ロット最初に配膳された方から5分以上は遅れて最後に。

 

麺丼には脂。その影響かスープが茶色と白のツートンカラーに。

 

盛り上がった部分の麺は乾燥も手伝って表面にゴワつきのあるやや硬めの仕上がり。

 

ただ、それがしこしこさを生んでスルスルと吸い込まれていきました。これ位の硬さが好みなのですが、麺の硬さを指定すればこうなるのか?というと、何となくですが、そうはならない気がします。

 

ツルっと滑らか、しかし噛むと反発力を発揮する小麦粉がギュッと凝縮された、丼中でたっぷりとスープを纏った麺。

 

締めは定番の食べ方で。全卵を溶くよりも贅沢に卵黄のみを使う派です。

 

美しい油滴が表面を覆う見た目。

 

豚出汁の奥行のあるコクと調味料と固形脂が加わることで甘さに変化したような、一口含むと舌に強烈に襲い掛かってくる円やかさ全開のスープ。非常に飲みやすくレンゲで10杯位は飲んでしまいました。

 

サブ丼には野菜と豚と大蒜。

 

ややシャキッとしたもやしの食感が際立ち、合間にキャベツのホクホクさが顔を覗かせる野菜。醤油ダレが掛かっていなかったこともあって、少しずつ麺の上に乗せて食べると味の強弱を楽しむことが出来ました。 

 

表面のプルプル脂が熱によって溶け出している瑞々しい端豚。裏側は、タレが染みた脂身が裏一面に。 

 

みっちり詰まりながら、軟らかさも持ち合わせて適度な噛み応えの豚。

 

大判で、しっとりとしたきめ細やかな肉質の赤身が絶品の豚。

 

抵抗力の強そうな筋繊維の存在が目に飛び込んでくるも、見た目とは裏腹に抵抗なくサッと崩れていく豚。

 

サラミソーセージのような食感を楽しめた豚。

 

他にもタレの染みたトロットロの脂身100%のもの等、破片と呼ぶには大き過ぎる豚が。

 

非常に細かく刻まれた大蒜は、サラッとして控え目に主張するので麺や豚に塗すのに丁度良い具合でした。

 

生卵。レンゲを使って綺麗に卵黄だけを掬えました。溶き卵にしてすき焼き風にする方が多いようですが、白身と黄身を別々に食べる方法をお薦めします。

 

15分程で完食。助手さんからは「早いね~。」とお褒め?の言葉を頂き、忙しく手を動かす店主さんにお礼を言い退店しました。
店主さんが帰り際「twitterとかメールよく見といて。」と。その時は「早仕舞いの確認を。」と言う意味なのか「そろそろ決断するよ。」という意味なのか判断がつかなかったのですが、改めて思い返すとこの時点である程度考えは固まっていたのかも知れません。

 


亀十 ~浅草の和菓子屋さん~

2020年06月23日 20時00分00秒 | グルメ

4月中旬に有楽町で成分献血を行いました。事前予約をしていましたのでスムーズに案内され1時間程で終了。

 

ご褒美のアイスクリームはストロベリー味。本当はバニラ味が食べたかったのですが品切れ、次回のお楽しみに。

 

果肉感がありカッチカチ、高級感が溢れ出しています。

 

ご褒美のお菓子はキットカットを選択。他にもいろいろな種類のお菓子があるのですが、ついつい手が伸びてしまいます。

 

献血を終えると、手土産を購入する為浅草方面を目指します。電車代を少しでも浮かそうと、上野駅からは徒歩で。

 

道中には歴史を感じさせる建造物も。

 

人出もまばらな浅草寺。

 

目的地に到着。ほぼ一本道だったので私でも迷わずに約30分で到着。

 

有名などら焼(あずき)と、

 

松風を購入。

 

どら焼は袋に。

 

松風は包装紙で包んで頂きました。

 

いつもご迷惑をお掛けしている方に無事手土産を渡し、自分用に購入したものを自宅で。
先ずはどら焼から。大人の掌よりも大きくてびっくり。

 

2つに割って。

 

あんこは少なめという情報もありましたが、私には充分な量が詰まっています。

 

武骨な見ための皮はフワッとして、ほんのりと甘みを醸し出し、ホットケーキに似た洋風の出来栄え。これだけを一つの商品として販売して欲しいと思いました。

 

餡はこしあんと粒あんの中間のような舌触り。粒あんは豆感が苦手なのですが、この程度なら小豆の食感は気になりませんでした。

 

上質な砂糖を使用しているのか、確かな甘さを伝えるもくどさはありません。 

 

続いて松風。

 

餡を黒糖のが入った皮で巻いています。

 

こちらも2つに割って。

 

どら焼に使用されているのと同じ餡はかなり少なめも、指で押すとスッと沈む位に軟らかな焼き上がりで直ぐに元の形状に戻る位の弾力があり、黒糖の香りと甘みが強烈に伝わる皮の美味しさを堪能するにはこれ位で十分。こちらは、皮の魅力を楽しむべき商品ですね。

 

さすがは老舗の味という感想。また機会があれば是非。


ラーメン二郎神田神保町店

2020年06月20日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

ここからは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県に緊急事態宣言が発出された日以降のことです。

4月上旬の平日、予定されていた電話会議が急遽延期となった為、使用期限の迫った休日出勤の振替休暇を午後から取得しました。そして、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により通常営業を自粛した越谷店で持ち帰り用の豚と麺を購入した後、神田神保町店へ向かう計画を立て、自家用車で越谷市を目指し職場を出立。午後2時頃、越谷店に到着するとシャッターが完全に降りており、薄々は事態を予測しつつも、図々しくも裏口から店内を覗き「もうお終い?」と聞くと、「何も残ってないよ。」と店主さん。憐れんだ女性助手さんに「店主さんが作った絶妙な茹で加減の茹で卵を持っていけば。」と勧められ、無料配布中のもの1つを持参した袋に入れ、お店を後にしました。尚、せっかくマスクを持参したのに使うのを忘れ、ずっとコートのポケットの中にしまったままだったのを、退店後に気が付く痛恨のミス。軽率な行動で危機意識が足りません、店主さん助手さん申し訳ありませんでした。

 

気を取り直して越谷駅から電車を乗り継ぎ、15時過ぎにお店に到着すると店外待ちは9人。40分後にはラーメンが配膳されました。

 

大豚入り、大蒜多め野菜脂+生卵。通常仕様の大での提供に「マスクをしていたから気が付かれなかったのかな?」と思いつつも、着席するなり「今日は早いな。」とのご挨拶があったのでそんなはずは・・・この真相は後程明らかに。

 

麺量はこれ位。普通の大?

 

確かに角を感知することで平たい形状を感じ取れる硬めの麺は強い弾力を楽しめました。この硬さは、茹で加減というよりも製麺過程の小麦粉密集度合に起因する気がします。 

 

最後はお決まりの、卵黄を中央に配置してから良くかき混ぜて。

 

僅かにシャキシャキ感の残るもやしとキャベツの放つ甘さに固形脂のコクが加わって、そのままかなりの量を食べ進めてしまった野菜。

 

豚は薄目にスライスされたものが5つ。サシの入り具合からその軟らかさが伝わってくる豚。

 

美しい脂身が嬉しい豚は、引っ繰り返すとタレの浸みた脂身が表面を覆い尽くす端豚でした。

 

瑞々しさ満点の赤身なので心地良い歯応えが感じられます。

 

ただでさえ箸で持ち上げると自重で崩れそうなのに、スープに浸ることによってさらに軟らかさが増した豚。

 

ほぼ赤身ながら全体に回ったサシのお陰でスッと歯が入りサクッと裂ける肉質の豚。

 

一口目は豚出汁と調味料の深みのある旨味を感じるものの、一気に醤油の塩味がその記憶を覆し、切れ味鋭い味わいに書き換えてしまったスープ。

 

サラッとした大蒜は噛むと辛味が舌に突き刺さるもの。香りは、帰りの電車内で隣席の加齢臭ビンビンのサラリーマンがこちらを睨み付けながら席を移動する位の強さ。

 

脂はフワフワ。見るからに体に悪そうですがもはや欠かせなくなりました。

 

生卵。この日は忘れずレンゲを持参。白身はスープに投入します。

 

11分程で完食。この腹具合なら、久しぶりに柏の葉キャンパスのラーメン二九六に立寄れるかな、と考えながら丼を上げると、店主さんから「もう食べ終わっちゃったの?もう一杯作ってるよ。食べられる?」と。思わず「じゃぁ、食べます。」と返答して、指示に従って一番奥の席へ移動。そして次のロットの最後に配膳されたのが、
小ラーメン、野菜脂+ほぼ汁なし(帰り際の店主さん談)「生卵も食べる?」と聞かれ、豚が添えられたのも目視出来たので、いくら何でも図々しいと「いえ、いりません。」と答えたところ「汁なしだからあった方が良いと思うんだけどなぁ。」と言われ、普通のラーメンでないことが判明。

 

野菜と脂は一杯目のお願いが引き継がれたよう。大蒜が入っていないのは、忘れたのかこの方が美味しいという判断なのかはわかりません。

 

野菜はタワー状に。

 

麺は小の少なめといったところでしょうか、量も少なく温度も低めなのでよりその弾力が際立っている気がします。

 

豚は大小合わせて2枚分位は。

 

多めに注がれた、最初に醤油の研ぎ澄まされた塩気を強烈に感じながらも表面に浮いた固形脂によってしょっぱさが徐々に弱められていく、ややドロッとした汁なしのタレ。汁なしの定義が分からないので、この固形脂が汁なしの通常仕様なのか脂をお願いしたからなのかは不明です。またタレの量はこの半分位でも充分な気がします。

 

2杯目は7分程で。店主さんによると1杯目の量が少ない気がしたので、いろいろと試行錯誤しているものを2杯目として提供して下さったそう。本当は1杯目を食べている最中に配膳したかったのですが、食べるのが早くて間に合わなかったとも。量を読み誤ったいうよりも、新型コロナウィルス感染症拡大防止策としてロット5杯で提供していたのを私のロットだけ、理由は不明ですが、6杯の提供となったので私の分が最後の方に回ったからかな?と思いました。ともかく、私にとっては少し遅れた誕生日プレゼントとなりました。

 


ラーメン二郎越谷店

2020年06月17日 20時00分00秒 | ラーメン二郎越谷店

4月最初の日曜日、久しぶりに自家用車を使用しての訪問です。道路は当初の予想通りかなり空いていて快適なドライブに。14時50分頃越谷駅東口駐車場に、お店には店内待ち5人のみの14時56分頃到着しました。その後は1人のお客さんも訪れぬまま、15時03分に閉店となりました。

 

大豚(麺軟らかめ)、大蒜脂。青特大丼での提供でも縁を大きく超える高さまで。白特大丼での際と同じ位の盛り上がり具合で、量は小3.5玉弱とのこと。丼全体の写真を撮り忘れてしまったのが残念です。

 

表面はその形状を維持し続ける位の茹で加減も、噛み締めると舌や歯にモッチモチさが伝わって来ます。麺の茹で加減を指定するのはお店に失礼な気がして、出来るだけ避けたいと考えているのですが、この軟らかめ故の魅力を知ってしまうと、次回からも誘惑にかられてしまいます。

 

麺丼のてっぺんには甘くしっかりと形状を維持し続ける固形脂。

 

多めの大蒜は辛味が抑えられたもの。

 

サブ丼には野菜と豚と大蒜。

 

女性助手さんがたくさん盛ってくれた野菜は、しんなりとしたもやしが主で醤油ダレが掛けられていました。これ位の茹で加減だと、麺と絡み易くなって好きです。

 

赤身部分にもサシが入って旨味をふんだんに含んだ豚。

 

脂身だけの部分は少な目ながらも赤身にサシとしてバランスよく配置されて、軟らかさを生み出している豚。

 

こちらも同様の肉質ながら、さらに弾力性に富んでいました。

 

スッと歯は入るのですが、伸縮性があるので容易には噛み切ることが出来ないことで食べ応えを感じさせる豚。

 

赤身がほとんどを占めることで肉々しく、ワイルドさ溢れる豚。この日も、タレの味は奥ゆかしく主張し、肉本来が持つ旨味で食べさせるタイプでした。

 

こちらの大蒜はちょこんと。お腹の容量の関係でほとんどスープは飲めませんでしたが、麺や野菜から伝わった僅かな風味を頼りにすると、醤油の塩味による鋭さが豚の旨味が拡がり過ぎないように抑制するスッキリとしたものでした。

 

この日もラーメン用の丼で。高品質の卵が使用されている気がするのですが、聞くと極々一般的なものとのことでした。卵黄だけをレンゲで一旦避難させ、白身はスープの中へ。空っぽになった丼へ麺と固形脂と大蒜を移し、仕上げに避難させておいた卵黄を。あの方もお薦めの食べ方です。

 

結局、完食には箸は止まらずとも35分を要してしまいました。調理を終え休憩中の店主さんはニヤリとしながら「時間掛ければこの量でも食えるんですね。」と。その後の雑談の中で、この日時点では特に新型コロナウィルス感染症拡大による影響は受けていないとの話を聞き、ホッと胸を撫で下ろして退店したのですが・・・