11月中旬の土曜日のことです。イケメン理容師さんに2か月振りに禿げ頭をさらにさっぱりとして頂いてから訪れました。11時20分過ぎに店頭に到着し29人の行列の最後尾へ。それから30分程待つと食券を購入する番になり、さらに20分待って入店となりました。なお、この日は終始30人前後の行列が形成されている具合の混雑状況で、比較的空いていたと言えるのでは?
大ラーメン、野菜大蒜脂。
8分程度の茹で時間だった麺。
分厚く太めでパチンッと弾くような感触が箸を通じて伝わってきました。また、モチっとした食感を持っているものの、所々にサクッと歯を受け入れるところもあり、加水率が低いかのかな?と感じました。
熱々の野菜はキャベツによるホクホクさが際立っていました。
トロリとした脂身を豊富に備えた豚。
分厚くも軟らかくステーキを連想させる豚。思わず卓上の胡椒に手が伸びました。
みっちりとしたヘルシーな赤身が大半を占めていた豚。少しパサつきを感じたので、スープに暫くの間沈めてから。
どれかの豚からか剝げ落ちたであろう脂身。
スープは明るい茶色という色合い。
タプタプとした舌触りで、甘味にすら感じる深みのある円やかさ満点の仕上がり。
しかし、徐々に塩分濃度が増していったように思ったのは、底に沈んでいた醤油ダレと融合したからかも。
たっぷりの大蒜は麺等と絡めると時折ピリッとした辛さを発揮していました。
寸胴鍋に浮かぶ背脂にほぐし豚が混ぜ込まれた固形脂。最初のうちはなるべくスープに浸さないようにして。
提供順が最後だったこともあってか、約12分でもロット最後の完食。すっかりこの味の虜になってしまったことを実感し、32人の行列を横目に退店しました。