一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン富士丸神谷本店

2020年07月29日 20時00分00秒 | ラーメン富士丸

JR東神奈川駅から京浜東北線でJR東十条駅へ。そして、徒歩で入店を待つお客さんが誰も居ないお店に15時15分頃到着しました。祝日ということもあって早めの到着を心掛けたのですが、後続に並びが出来たのは16時を過ぎた頃。さすがに17時を過ぎると続々とお客さんが集まりだし、17時46分に開店した際には、その数は29人に膨らんでいました。

 

国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ブタかす入りアブラ+大盛り。

 

頂上はもう少しでカウンターまで届きそう。

 

この日は鋭角的な盛り付けです。

 

天辺には野菜が絶妙なバランスで。脂が絡まった、しんなりとしたもやしとホクホクとしたキャベツはさらに甘さが増しており、どんどんと口の中へ。途中、これはイカンと残りはお椀へ退避。

 

野菜を除けるとこんな様子になります。

 

私を含めて先頭の3人までが大盛りだったので、通常ロット5杯のところが3杯での提供になったそう。初めて気が付いたんですが、大盛りは通常のものに比べて横の膨らみのある丼を使用しているんですね。

 

表面がゴワゴワとして細めに見えた麺は、鍋に投入される前にしっかりと揉まれた結果、強い縮れが生じています。

 

たっぷりとスープを纏っても、ややゴワ触感が残っています。

 

噛むと抵抗なく中心部まで歯が到達する茹で加減も、咀嚼を終え飲み込む際には喉元に確かな小麦粉感を残して消えていきます。

 

最後はお椀に移し、残った野菜とブタかす入りアブラと良くかき混ぜて。

 

赤身部分に見受けられる空洞が示すように赤身全体にサシが入って軟らかな豚。

 

表面がカリッとして、繊維質の為かパサつきのない抵抗があり、顎全体で噛み千切るようにして食べた豚。

 

みっちりとした赤身にサシが入って、食べ応えと軟らかさを両立させた豚。

 

裏側にはタレが良く染みていました。

 

一見して脂身はほとんど見当たらず、サッと繊維方向に裂けていく肉質の豚。

 

丼の縁付近の麺が油まみれになる程、表面の液体油多めのスープ。

 

丸みを帯びた塩味と飲む度に少しずつ強まっていく穏やかな甘味を、液体油がまとめ上げたような味わいです。

 

ガリガリと音がする、野菜として存在するかのような大蒜。

 

いつもに比べて塩加減が控えめなブタかす入りアブラ。

 

17分程で完食。店主さんからの「毎度~」のご挨拶を背にお店を出ると、行列は24人。いつもに比べて短めの行列を横目に帰路に就きました。

 


MENYARDFIGHT 昼の部

2020年07月26日 20時00分00秒 | MENYARDFIGHT

4月の祝日、罪悪感払拭の為或いは自己満足と、いろいろな表現方法があるでしょうが成分献血を行いました。

  

献血者数が減っているからか、キャンペーンも。

 

意外に使えそうで嬉しい。

 

ご褒美アイスは念願のバニラ味を。

 

カッチカチで木製のスプーンが折れてしまいそうになりながら。

 

期待を裏切らない味と美しい見た目。

 

献血を終え、祝日特別営業のこちらを訪れました。12時30分頃に到着すると店外の行列は17人。店内にも3~4人のお客さんが居たと思われます。40分程待って入店、さらに20分程でラーメンが配膳されました。

 

たまラーメン少なめ、野菜大蒜。

 

たまラーメンとは、魚粉と

 

粗く刻まれた玉葱が入ったラーメンのこと。

 

持ち上げるのにも苦労する、変わらずの暴れん坊ぶりも表面は美しく飴色に。

 

中心部にのみ芯を残し、周辺部には容易に歯が入る位の仕上がり。これ位だとスープを纏うことで軟化し一体感の生まれた表層とちくわぶのような深層の両方の特質を同時に楽しめ、顎の疲労感もありませんでした。

 

麺の断面の様子。

 

気持ち増えたかな?という量の野菜は、深い茹で加減でもやしがしんなり。そのまま食べると物足りませんが、スープによく浸してから食べるとお互いが良く絡み、美味しさが増します。

 

豚は小さいものが2つ。

 

見た目には繊維質が気になるも、口に入れるとそれがほどけていくような軟らかさです。

 

既に原形を留めておらず、旨味をたっぷり含んで瑞々しさ満点。もう少し量があれば尚良いのですが。

 

魚粉と玉葱を混ぜる前のスープは、重厚感がありながら後を引かない甘さが前面に出たもので油感は弱めでした。

 

魚粉と玉葱を良く混ぜると、トロみが増し魚介の旨味が加わることでさらにコク深い味わいとなりました。玉葱は熱が入ることで、辛味が和らぎ歯応えと合わせて丁度良い具合に変化します。

 

粒が小さく存在は風味控えめの大蒜。

 

9分程で完食。これで一通りの味を食べ終えましたので、次回からはトッピングを試したいと思います。

 

退店時にも10人程度の行列が。その中には、前々ロットでラーメンを食べ終えたはずの着飾った華奢な女性の姿も。私も誘惑に駆られそうになりながら、次の目的地へ向かう為、JR東神奈川駅へと向かって歩き出しました。


ラーメン二郎上野毛店 夜の部

2020年07月23日 20時00分00秒 | ラーメン二郎上野毛店

この日の4店目です。生まれて初めて降り立つ東急大井町線の上野毛駅からお店へ。事前に18時開店と聞いていたのですが、17時45分頃に到着すると既に開店し食事をしているお客さんも。直ぐに入店し食券を購入すると、たった今ラーメンを食べ終えたお客さんの席へ。そして10分後にはラーメンが配膳されました。

 

小ラーメン少なめ、大蒜。

 

初めて見たテボざるで茹でられた麺は、少なめにしたらこんな感じです。

 

細く、やや縮れています。

 

見た目からも伝わるように、かなり軟らかな茹で加減。啜っている途中で自重で千切れそうになってしまう程で、多くのお客さんが硬めをお願いしていた理由がわかりました。今までに食べた二郎とは異なる、一般的な中華そばのものに似ている気がしました。

 

豚は腕肉が3つ。

 

ほぼ赤身で、噛むと繊維に沿って裂けていく肉質の豚。

 

表面の赤身からも分かりようにスッと歯が入る軟らかな豚。

 

サシが入っているからか、しっとりとした赤身。

 

野菜はシャキシャキとした茹で加減のもやしがほぼ全てを占めていました。

 

細かく刻まれた大蒜は風味の主張は抑え目です。

 

一目見て非乳化タイプと判断出来る、液体油の層がはっきりと目視可能な、ところどころに固形脂が浮かんだ澄んだ色合いのスープ。奥深さやコクとは系統が異なる濃い目の甘さが口いっぱいに広がり、レンゲを上下させる手が暫く止まりませんでした。豚感も醤油の塩味もそれ程強くなく、良い意味で二郎っぽくないな、という感想です。

 

8分程で完食。自分も見習わなければと思う、強面の容姿とは正反対に誰に対しても物腰柔らかな優しい店主さんの性格が表れたようなラーメン。常に話題になるような目立つ店舗ではないにも関わらず、これだけ高レベルの一杯を提供する事実を目の当たりにして、二郎の底力を見た思いでした。

 

お店へ向かう途中、綺麗だったので。何か良いことがあるといいな。

 


うどん丸香 昼の部~御茶ノ水のうどん屋さん~

2020年07月20日 20時00分00秒 | うどん丸香

桜台駅前店を後にし、行ってみたい二郎マイリストにある目黒店を目指しました。JR目黒駅から徒歩でお店へ。するとこの張り紙が目に入りました。どうしようかと少しの間迷って、JR御茶ノ水駅へ向かうこととしました。

 

15時30分頃に到着すると、直ぐに店内へ。

 

メニューを確認し、

 

この日の揚げ物は、ちくわ天と野菜天とかしわ天とのこと。

 

卓上には、天かすと白胡麻と唐辛子とゆず酢と出汁醤油。天かすが湿っていたのが残念、塩味薄めで旨味を含んだ出汁醤油はかしわ天にかけました。

 

かけ+かしわ天。

 

美しく透明感漂う麺が綺麗にたたまれて。

 

口に含むと四角い形状を感じ取れます。

 

噛み切るのに難儀する位のコシを想像していましたが、そこまでではなくともしっかりとコシがありつつ、口当たりは優しく喉越し滑らかでツルンっと。また、箸で持ち上げると食感以上の重量感と力強さが伝わって来ました。

 

澄み切ったつゆは塩加減弱めながら、いりこの出汁が効いて奥深い旨味を感じ取れます。

 

かしわ天は注文を受けてから揚げられていました。

 

カリッとした衣の下から現れた鶏肉は箸で割れる位に軟らかく、パサつきもなくしっとりと。皮の部分に含まれた油も甘かったです。若干噛んだ際の抵抗力に違いがありましたので、もしかすると胸肉とモモ肉が1つづつ提供されたのかもしれません。

 

青ねぎは麺と一緒に。

 

8分程で完食。麺は少し想像とは違いましたが、つゆの美味しさは期待どおり。次回は釜たまか釜上げを試してみたいです。

 

近くでしたので。その時を心待ちにしています。

 


ラーメン二郎桜台駅前店 昼の部

2020年07月17日 20時00分00秒 | ラーメン二郎桜台駅前店

この日の2店目です。12時37分に到着すると10人の行列。厨房内には見慣れた宇キャップを被る、初めてお見かけする店主さんと新小金井街道店で何度かお見かけした助手さん。お二人の仕事振りをボケっと眺めていると、20分程でラーメンが配膳されました。

 

小ラーメン少なめ、大蒜+つけ味+ネギ。

 

平べったい麺はやや軟らかな茹で加減に感じました。

 

軟らかめの茹で加減のお陰か、スープをたっぷりと纏って双方の一体感が生まれ、止まることなく麺を啜り続けました。

 

ザックリとカットされたキャベツがガリっとする位の仕上がりの野菜。

 

豚は2つ。

 

プルンとした脂身としっとりとした赤身で構成された豚。

 

どちらも全体に甘辛いタレが染みて軟らかく、角煮のようでした。

 

ほぼ脂身の破片も丼底から。

 

通常のラーメンスープと比べると、表面には胡麻が浮かんで酸味と辛さが加えられたお陰で、甘酸っぱいなというのが第一印象。

 

どっしりとした乳化スープをベースにしているからか、冷し中華のタレをより甘じょっぱくしたような印象で、飲み応えがありました。

 

水でさらされたのでしょう、ツンとする辛味もなくシャキッとしたネギ。想像していたよりもたっぷりと。麺と絡めたりスープに浸したりして。 

 

大人しめの風味の大蒜。

 

券売機の上にあった魚粉と、

 

カレー粉。どちらも美味しいのでが、二郎からは遠ざかってしまう気もします。

 

10分弱で完食。初めてのつけ味は、ラーメンとつけ麺のどちらとも付かない中途半端さが否めない、という感想。次回は、素直に乳化スープを楽しみたいと思います。