一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎越谷店 夜の部

2021年01月31日 20時00分00秒 | ラーメン二郎越谷店

京成立石を後にして越谷へ。すっかり酔いが回ってしまい、無事辿り着けるか不安だったのですが何とか目的地へ。17時頃店頭に到着すると先客は3人。直ぐに最後尾に向かいました。開店は17時28分で、その時行列は15人にまで膨らんでいました。列に付いた後、普段は鳴ることのない携帯に着信があったので一旦列を離れお店裏の駐車場へ。用が済み元の位置に戻ろうとすると、外に出ていた店主さんと遭遇し一言二言。

 

小ラーメン豚入り+汁なし、大蒜脂。

 

脂とフライドオニオンが目を引きます。

 

しなやかさとふくよかさを備え、口に運ぶ過程で食欲をそそる香りを漂わせる麺。

 

ラーメンに比べて、スープに浸っていないことによって一段と硬めの食感を想像したのですが、口に入れると良い意味で期待を裏切ってくれました。

 

普段よりしんなりとした野菜。野菜は火の入りが深い方がその他の具材との絡みが良いので、もっとぐったりしていても良い位。

 

赤身メインの豚には気のせいか黒っぽい部分に獣臭が。見ために騙された錯覚かな、と思う位に僅かですが。

 

美しい色合いで、サックリとした感触の豚。

 

やや硬度のある甘い脂身を表面に背負った豚。

 

甘めのタレの効果も相俟って中層部以下の脂はトロっトロ。

 

赤身の中に脂の層が存在するかのように瑞々しさのある豚。

 

表面は僅かにカチッとするもその内部はしっとり軟らか。

 

野性味のある見ために反して直ぐにほぐれてくれました。

 

タレは丼から見える位に多めに注がれていました。前回は時間が経って麺が吸ってしまったので少なく感じたのかも。

 

ラーメンと比べて使用材料の何が違うのか分かりませんが、ブラックペッパーの量が控えめだったこともあって幾重にも重なる甘さが先行する味わいで、目を瞑るとまるで乳化したスープを飲んでいるような感覚を覚えました。

 

フライドオニオンはソフトなカリカリ度合も最後まで維持されていました。

 

大蒜はしっとり。多い方が嬉しいです。

 

肉片がたっぷりと入っている脂。コクを増すと同時に肉を追加する意味合いさえも。

 

生卵。

 

混ぜ混ぜしたところに卵黄だけを移すつもりが崩れてしまった結果、全卵を加えることに。総じて円やかな仕上がりなので、必要不可欠という存在ではない気も。

 

11分程で完食。汁なしを2回食べましたが、その明確な優位性は感じ取れず。次回は素直にラーメンを食べようかなぁと思いながらお店を後にしました。

 


宇ち多゙

2021年01月30日 20時00分00秒 | 宇ち多゙

9月の晦日、職場から与えられた最後の夏休みを取得した日のことです。この日の計画は、ラーメン二郎小岩店から宇ち多゙へ、そしてラーメン二郎越谷店で締める、というもの。ということで意気揚々と9時30分頃まずは小岩店店頭へ。

  

するとこんな張り紙が目に入りました。朝に公式twitterを確認した上での出立だったのですが、間一髪間に合わなかったよう。失意の中、立石方面を目指し歩き出すこととしました。途中、代替店として千住大橋駅前店の名前も浮かんだのですが、12時前には立石に到着しておきたかったので大事をとって断念。年内に機会があれば・・・

 

立石には10時頃に到着。三代目さんを含む街行く人達から不審者扱いされながら、辛くも職質を受けることもなく近くの公園等で約1時間物思いにふけって。

 

早いかなとも思いつつ11時30分過ぎに店頭に到着するといつもの場所には人影がなく、気は進まなかったのですが列の先頭を形成することに。すると「並ぶ場所はこっちですよ。」と親切な方に教えてもらい所定の場所に移動し2番手として。この日はお店からの指示でこちらに並ぶことになったそう。そしていつものとおり13時になると鈴屋商店側の出口に移動し、お店の方から許可を頂いて椅子に座って14時丁度の開店まで待機することとなりました。

 

シンキ。

 

コブクロは硬いもの。「硬いのだけど。」とお店の方は言っていましたが、かまぼこのような食感で噛むと染み出してくるエキスもそれに似た印象で軟らかいものよりも好みだなと。

 

テッポウ。繰返し咀嚼しても崩れそうで崩れない絶妙な噛み応え。

 

葡萄割り。

 

受け皿にもしっかりとこぼれて。

 

ホネ。

 

今日も大きなホネが。

 

高さも。

 

豊富なムッチリとした顎肉が骨にへばり付くように。

 

骨から剥がす為に大袈裟に顎を動かして食べ進めました。脂身は少なめですが、肉汁たっぷりでスムーズに胃の中へ。

 

綺麗に食べられました。

 

添えられたモツはプルプルとしてアブラたっぷり。

 

2杯目も葡萄割り。

 

ツル塩。今日は数が少ないとのことで6人分のみ。

 

パンパンに張って強めの反発力を発揮するもいつの間にか舌の上で溶けるように消え去った、ハリときめ細やかさを兼ね備えた肉質。

 

旨味を含んだアブラもたっぷりと染み出して。

 

ただしつこさはありません。

 

後味はシャープと言って差し支えないかと。 

 

この味を知ってしまうと2時間以上並ぶことも苦になりません。

 

この後染み出した脂も残さずに。

 

ハツのタレを利用してタレ味を疑似体験。

 

ホネの汁も同様に。

 

結果、塩が一番ツルの魅力を引き出すという結論に至りました。

 

ハツタレ。

 

表面に薄いながらも強めの膜が張ったようなイメージで、クチュッとした歯応え。

 

厚みある甘さのタレ。

 

3杯目は梅にスイッチ。甘さ控えめでスッキリした後味。

 

4杯目は葡萄割りに戻して。

 

タン生赤いところ。

 

歯を入れると内包した旨味が弾け飛ぶようにジュワッと。

  

コリコリとした部位も。

 

爽快さを残す醤油タレ。

 

カシラ塩。

 

注文時「さっき頼まなかった?」との確認がありましたので、1人1皿の縛りがあるようです。

 

強めの抵抗力ですがそれを乗り越えると、キレのある脂が舌の上に。

 

葡萄割り。

 

酔っぱらっていてどうしてこうしたのか全く記憶がないのですが、カシラをタレに絡ませて別のテイストを試そうとしたのかな?

 

焼き物は基本塩で頂き、1皿頼むタレ味でバリエーションの変化を楽しむのも良いかな。

 

ナンコツ塩。

 

ハードな歯応えが楽しめます。

 

その名に反して、しっとりとした赤身と瑞々しい脂身も伴っています。

 

葡萄割り半分。

 

アブラタレ。

 

プチュンとした舌触り。

 

カリッとした焦げ目が香ばしく。

 

今までアブラは生で食べることが多かったのですが、火が入ると舌触りの滑らかさが増して止まらなくなります。白い御飯と食べたいです。

 

味醂の効いたタレがさらに奥行きを与えて。

 

お行儀悪く皿に直接口を付けて残さず飲み干しました。

 

1時間10分の滞在後、代金として2,900円を渡すと「2,700円だよ。」とせっかく先代さんに訂正してもらったのに、アルコールが入って気が大きくなっていたので返金を受けず。が、当然後になってから大後悔。
ここ3回の訪問で希少部位を堪能することができました。そのせいか、自分でも驚く程に大量の写真を撮影、せっかくなので記録の意味も含めてピンボケやダブリ以外を全て掲載しました。次回からは土曜日のお昼頃にのんびりと、という楽しみ方がメインになりそうですが、いずれまた終日休暇を取得して鍋前の席で希少部位に舌鼓を打ちたいです。


ラーメン二郎千住大橋駅前店

2021年01月29日 20時00分00秒 | ラーメン二郎千住大橋駅前店

としおかから次に向かったのはここ。千住大橋駅に降り立つ計画もまたも電車を乗り間違え、北千住駅から徒歩で向かうことに。12時40分を過ぎた頃店頭に到着すると行列は22人。そして行列に加わる前に食券を購入しその最後尾へ。13時13分に店主さんにより閉店が宣告された後の13時45分頃に入店し、その10分後にラーメンが配膳されました。

 

小ラーメン、大蒜脂ラー油。

 

お客さんの状況によって調整しているということなのでしょう、今回はじっくりと9分間鍋の中を泳いでいた麺。

 

液体油をふんだんに絡め取って艶やかな表面はニュルンッとしてヌチャっとした触感。また、小麦由来と思われる香りも僅かに。

 

茹で加減に加えて、絡んだ液体油の作用によりさらに軟らかさが際立っています。これぞ「デロ麺」と言える状態も、最深部でコシを感じることで「過ぎる」ということはありません。

 

ラー油を溶いたスープをたっぷりと絡ませて。

 

もやしが主たる野菜はシャキ感が残り、麺と一緒に口に運ぶと食感の対比が楽しめました。

 

豚は2つ。

 

鮪のトロとも表現したい赤身は箸を絡めると頼りなさげに崩れました。

 

脂身がサシとして満遍なく存在する、溢れるほどの旨味を含む豚。豚増しすれば良かったなぁと。

 

大きめに刻まれた大蒜はたっぷりと。噛み締めると強めの辛みが解き放たれました。

 

液体油によって醤油の色合いが薄められ白濁した様子のスープ。

 

特に意識することなくレンゲを差し入れると、層がくっきり2つに分断された様子が。ピンボケしている訳ではありません、念の為。

 

ラー油を溶くとその辛味と液体油の存在感がそれ以外を凌駕し、塩味や甘味を感じ取り難く変化するも、その合間に豚の旨味が恥ずかしそうに顔を覗かせていました。

 

脂をお願いすると、寸胴から液体油主体のものが野菜の上に注がれました。

 

8分程で完食。3度目にして、麺スープ共に実食前のイメージに最も合致した一杯を。ただ、決して過剰ということはなく長所の範囲内に留まっていました。現在の時間での営業が続くと次回訪問は随分と先になってしまいそうですが、また必ずと誓って退店しました。

 

3店目として小岩店を、そして締めには立石と計画していたのですが、お腹と相談しこのまま帰路に就くことに。少しはお利口さんになったようです。しかし、この数日後、やっぱり無理してでも行っておくべきだったと悔いることに。


自家製中華そば としおか

2021年01月28日 20時00分00秒 | 自家製中華そば としおか

9月の最終月曜日、夏休みを取得して訪問しました。全メニュー制覇を目論んで「焦がし正油ラーメンは月曜日に提供される可能性が高い」という情報を基にこの日を選択。この後の予定も考
慮して、開店1時間以上前の9時40分頃に店頭に到着すると既に6人が入店を待っていました。出来れば、1stロットに入りたかったのですが残念ながら2ndロットということに。その後、
後方で発生した堂々とした列内合流を眺める等して過ごし、10時50分に開店する頃には、総勢15人が入店を待つこととなっていました。そして、その数分後に入店し一縷の望みを持って
券売機を確認すると、お目当てのメニューに売切表示がなされておらず一安心。

 

焦がし正油ラーメン、中盛り。入店から20分後に配膳されました。

 

折り畳むように盛り付けられた麺。

 

シコシコ感が抜きんでた食感で持ち上げるとフワッと小麦の良い香りが。茹で時間3分と同ロットの他種ラーメンに比べておよそ1分、つけ麺に比べると4分短い茹で時間でした。私のラーメ
ンを提供し終えてから次のラーメン分の麺上げが行われましたので、意図的だと。

 

最後まで千切れることに抵抗し、遂にはブツっと。

 

焦がしネギとも絡ませることで、その芳醇な風味を移して。

 

卓上の黒胡椒を振りました。それによってネギの風味が強まった気も。

 

磯の香りも加わりました。

 

チャーシュー。部位は肩ロースでしょうか?

 

冷たいままでも充分なのですが、スープに浸すことでさらにしっとり軟らか。

 

甘めに味付けされたメンマ。料金を追加してまで増やすのは躊躇しますが、無いとガッカリする存在です。

 

海苔。豚の上に避難させ後ほど麺と共に。

 

口に含むと液体油が強めに効いて、後味に醤油が焦げたような苦味が弱まりながら残りました。調理工程を見ていると、同ロットの他のラーメンには入れなかった液体油(置いてある場所から
推測するに大蒜油。醤油ではなく正油と表記する理由はこれなのかも?)が注がれていましたので、その影響かと。

 

焦がしネギを沈めると、まず強烈な苦味が押し寄せてきましたが、何度かレンゲを上下させていると魚介と動物系の風味が増強されてゆき、それが防波堤になって香ばしさだけが伝わるように
変化しました。

 

小口切りされたものも加わってネギ由来の甘さも垣間見えるように。

 

中央に盛られた焦がされたカリカリネギ。形状から判断するにネギ以外のものも含まれていたのかもしれませんが、味覚からは判断できず。

 

強めに焦げが付いています。

 

スープ投入前に小口切りされたネギと共に丼底に入れられてもいました。

 

約10分で完食。念願の焦がし正油ラーメンは香ばしさはもちろん、液体油による重厚さも感じられる一杯でした。これで全てのメニューを食べ終えましたが、この日のラーメンが最も気に入
りました。

 

年末年始期間には味噌ラーメンが提供されていたそう。冬期限定らしいので、それまでのお楽しみに。


ラーメン富士丸神谷本店

2021年01月27日 20時00分00秒 | ラーメン富士丸

9月の最終日曜日のことです。当初の予定よりも早めに到着すると店頭の様子はこのような状態で2人目のお客さんが到着したのは16時を過ぎた頃。その後も16時台は列の伸びは鈍いものの、17時を過ぎた頃から一気に来客数が増え、17時48分に開店する際にはその列は持ち帰り客も含めて23人に及んでいました。尚、この日は以前と同様、持ち帰り客に優先的にラーメンが提供されていました。

 

待っている間に道中のセブンイレブンで購入した話題の新商品を。

 

梅の酸味がキツめで酸っぱいなとすら。これはこれで美味しいとは思いますがお店のものとは別物。焼酎も梅シロップも市販されているのだから炭酸を加えるだけ、と簡単に考えてしまうのですが、難しいんでしょうね。

 

国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ブタかす入りアブラ+生卵+大盛り。 

 

その姿から普段と同じ位の量だな、と。この時は余裕もあったのですが。

 

豚と野菜が麺に張り付くように。

 

スープの存在を目視出来ない程に麺がぎっしりと。

 

豚や野菜に圧し潰されたことがあっても標高そのものはさほどでもありません。

 

盛り上がった部分は乾燥も手伝ってボソボソ感を猛烈に伝えます。

 

シャリっという小麦粉を噛む音が聞こえてきそうな、ボソさが突き抜けた結果の生煮えと表現したい感覚を覚えました。

 

スープに潜らせましたがその特徴は保たれたまま。

 

最後は卵黄による深みを加えて。

 

充分に火が入ることでホクホクとし、本来持つ甘さが極限まで引き出された野菜。

 

サックリという音が聞こえてきそうな赤身。

 

食欲をそそるタレが染みて変色した脂身に覆われた豚。

 

荒々しい見た目で厚みもあります。

 

裏返すと、実際に食さなくとも赤身は軟らかく脂身には甘い脂が含まれていることが容易に想像できる形姿。

 

元は1つだったであろうと思われるも、それぞれが充分な大きさである豚。

 

みっちり詰まった肉質も歯を入れるとそれ程抵抗せず崩れていく豚。

 

豚のコクと調味料の甘さと醤油の塩味という3つの要素がその順に表現された味わい。ただ飲む度に、液体油によるねっとりさが味と舌触りの両面に多大な影響を与えていました。

 

ビローンと伸びた麺の下には甘辛いアブラ。ぐったりした野菜と共に。

 

大蒜は大量に。ガリガリと音を立てた後に強烈な辛さが襲ってきました。

 

ブタかす入りアブラ。脂たっぷりなのですが見ため程の油っこさはありませんのでそのままパクパクとも。

 

生卵。卵黄は避難させ器に残った白身は麺と絡めて。

 

完食までには約26分。他の固形物を食べるのに苦労して、大蒜とブタかす入りアブラを少し残してしまいました。総量はそんなに多いとは思わなかったのですが時間を要してしまい、お店に迷惑を掛けてしましました。次回以降は注文内容を考え直さねばと決心し、店主さんと助手さんにお礼を言い帰路に就きました。