2月中旬の土曜日のことです。夕方からの都内での所用において、自らの人間力の低さを改めて痛感させらると同時に今更どうしようもない、との境地に至ることに。それから、21時03分に店頭に到着し、12人の行列の最後尾に。その後、後続に10人が続いた21時24分に入店し、21時35分には注文の品が配膳されました。なお、21時48分には閉店となり、21時49分に退店する際にも、1人が入店を待つ状態でした。
大ラーメン、野菜大蒜脂。大だからか、ロット3番目に入店するも、提供は最後に。
麺。
8分前後の茹で時間だった麺は、1分強を要して6つの丼に振り分けられました。
もちもちさは控えめで、シコシコとした歯応えがあり、弾力豊かな食感でした。また、入口近くの席で寒暖差が大きいからか、常に湯気がもうもうと立ち上っていました。
唐辛子と胡椒。
緑鮮やかでほっくりとしたキャベツ以上に、もやしの旨味が印象的だったもやし。
豚。
溢れんばかりにタレを纏う、繊維質が目立つ塊には、とろりとしたした口当たりの脂身がところどころに。
かっちりとして、荒々しさ際立つ肉質の赤身が大部分を占めていた豚。
おまけなのか、タレが染みた端豚も。
スープ。
一口含むと、調味料による優しい甘さが先行しているように。その後は徐々に塩気と深みが増していくも、さらっとした舌触りは最後まで変わらず。
カリカリとした大蒜は、噛み締めると辛みが解き放たれて。
固形脂。
細かく刻まれた豚を、背脂がまとめ上げているように思え、つみれのようなビジュアルで鎮座。
次々ロットの麺上げ開始のタイミングに怯えながら、およそ13分で完食。店主さんと助手さんにご挨拶し、帰路に就きました。