12月下旬の土曜日のことです。久し振りに店主さん麺上げのラーメンを食べようと、これまでの平日夜とは違う時間帯にと思うも、いろいろとあって出立が遅れ、道中ハラハラしながら閉店間際の
15時52分に、予想外にガラガラの駐車場に到着。そして、店外に列がなかったので15時53分に入店して食券を購入すると、厨房内を取り仕切る元越谷店助手さんから、4割方の埋まり具合の
カウンター席の1つに案内されました。結局、直後に訪れた方を含めた2人分がラストロットとして調理され、16時04分に注文の品が配膳されました。なお、16時になった途端にブラインドが
下ろされ閉店となりました。また、先述のとおりこの日も店主さんは不在で、元越谷店助手さんと常連さんの会話から、「店主さんの麺上げ担当日は水曜日を除く平日昼の部のみで、その他に土曜日
のお昼頃までは仕込みの為在店している。」ことが分かりました。
大ラーメン、大蒜脂+生卵。
大ラーメン。もう一人のお客さんが、麺硬めをお願いした結果、この日の営業最後の提供となったからか、残った野菜と固形脂全てが盛付けられたよう。
麺。自意識過剰だったようで、私だから特別多くしているということはなく、これが標準的な大の量のようです。
丼の縁より盛り上がって、豚や野菜はスープに接することなく。
7分強茹でられてから取り出されました。硬めリクエスト分はというと、それより3分弱早く取り出されたので、4分程の茹で時間でした。
短くうねりのある形状。瑞々しさに溢れてもちっとした食感を持ち、スープによって飴色に染まるも吸収まではしないので、その濃厚さに浸食されることなく。
キャベツの緑色が鮮やかな野菜。
もやしはしんなりとし始めたところ、といった具合。
豚。
密度の高さを感じさせる歯触りの赤身の周囲には、タレの染みたトロトロの脂身が付随。
終盤の様子なので、お見苦しいです。
ゴツゴツとして荒さのある肉質の赤身。
脂身は熱によってふわふわと。
スープ。
黒みを帯びた見た目ながら、脂の甘みと豚出汁による厚みが伝わる、たぷんっとした舌触りの重厚な仕上がり。つけ味とも迷いましたが、選択に間違いはなかったと。
固形脂は、ねばっとした口当たりの、ほぐし豚が大量に混ぜ込まれた背脂。
サラサラとした大蒜は、控えめな辛さ。
生卵はここから自分で。以前、セルフ式だと知らず食後に返金対応されていた方が。調味料は使用前に片付けられてしまいました。
器代として。麺や野菜を冷ますことができ、食べやすかったです。それから、殻は食べ終わりの丼の中に入れて構わないそう。
およそ15分で完食し、片付け作業を担当する女性助手さんにご挨拶し、退店しました。