塩ラーメンを食べ終えて直ぐ、当初からの予定どおり29人の列の最後尾へ向かったのは12時20分頃。店外で食券を確認する際、汁なしを注文するお客さんと店員さんとのやり取りを聞きながら70分間待って入店しました。この頃は売切れを知らせるランプが数多く点灯しており、お目当ての辛味にも。
営業時間は14時30分までですが、13時23分にこの貼紙が。
ラーメン、中盛り。到着前から辛味を試してみたいと考えており、繊細な味の塩との組合せと次のラーメンに影響が残りそうな一食目は避けようと、2食目に考えていたのが裏目に出ました。
茹で時間が6分だったストレート形状の麺。
ツルルンっとした舌触りが心地よい喉越しを生み出し、口の中で実物以上の太さを覚えました。
持ち上げると、小麦の香りが周囲に広がりました。
黒胡椒はあると必ず。
歯応えが強くさらに少し筋も感じましたので、スープに浸して。すると、温められて赤身は軟らかく脂身もトロリと。
クンニャリとしたメンマは麺や豚を食べる合間につまみました。
海苔は麺をくるりと巻いて。
油滴が散見される、鮮やかな茶色のスープには小口切りのネギが浮かんで。
節の破片が見られることからも分かるように魚介が豊かに香り、強めの動物系の出汁によって厚みが加えられたことで、舌の上でタプタプと弾むようなイメージの味わいです。
お酢を少し加えて。サッパリとして悪くないなと。
またまた。他の人が頼んでいた辛味はサラサラとした粉末状のものだったのですが、卓上の豆板醤とはどう違うんでしょう?
9分程で完食。麺スープ共に高レベルな上に相性抜群であることを再認識し、退店しました。
詳細は省きますが、こちらにも反省すべき点があったのかもしれませんが、息子さんの接客が苦手です。これが最後の訪問になってしまうかも。