一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二九六

2025年01月07日 20時00分00秒 | ラーメン二九六

12月中旬の平日夜のことです。退勤間際に急遽仕事が舞い込んだことで、1時間30分程サービス残業をしてから、早仕舞いに怯えながら20時07分に到着すると7人の行列。臨時営業なので暇を予想、という公式Xの告知に反して、なかなかの混雑具合。そして、並び中の20時21分に店主さんから麺量の確認があってから、直前に麺上げが始まっていた20時29分に後方の2人と共に入店し、20時32分にラストロットの一員として注文の品が配膳されました。

 

なお、20時20分に柏の葉時代からのベテラン女性助手さんによって、店頭の看板の表示が「CLOSED」に変えられ、閉店となりました。

 

ラーメン大(限定③ニボフクロウ)、野菜大蒜脂+豚増し。

 

麺。

 

8分弱の茹で時間だった麺は、1分強を要して7つの丼に割り振られました。

 

加水率高め故のなよやかな麺肌で、全体的にはしなやかさを帯びて喉越し滑らか。

 

卓上の一味唐辛子、七味唐辛子、胡椒、黒胡椒を。

 

グッタリと頭を垂らした、甘みが引き出された野菜はスープと脂をがっちりと抱え込んで。

 

豚。この日も豚増しを購入出来ました。

 

ほぼ赤身で、舌の上でフレーク状に崩れた豚はパサつきなく。

 

ふんわりとすらする舌触りの赤身で構成される豚。

 

箸で触れただけで崩壊してしまう、ホロホロとした食感の赤身。

 

トロトロの脂身と同じ位に軟らかな赤身。

 

流れ出す一歩手前のような甘い脂身がたっぷりの豚。

 

スープ。

 

初めから煮干しの風味がしっかりと感じられ、てっぺんに振りかけられた粉末を脂ごと沈めると、さらにその味と香りが強化されるも、過ぎることもえぐみも無く。

 

いつもの穏やかな表情の味わいに、その邪魔をしない、もう1つの旨味の層が加わったように思いました。

 

甘さとしょっぱさが共存する味わいの背脂。

 

カリカリとして、辛味よりもさっぱりという印象の強い大蒜。

 

シャキシャキとした歯触りのものは清涼感を、終盤しんなりとしたものはスープに深みを与えて。

 

煮干粉は固形脂にも振りかけられて。

 

およそ14分で完食し、片付け作業中の店主さんに、今回こそ本当の年末のご挨拶を済ませ、退店しました。

 


ラーメン二九六

2024年12月23日 20時00分00秒 | ラーメン二九六

12月上旬の土曜日のことです。前日までは京成立石に向かう計画も、朝になるともう少しゆっくりしていたいとの思いが強まり、遅い出立でも間に合うこちらへ予定を変更しました。13時07分に到着すると待ち人は1人のみ。直ぐに食券を購入して待ち椅子にて待機していると、13時13分になって店主さんからの呼び込みがありました。なお、厨房内は、店主さんとベテラン女性助手さんの2人体制でした。

 

そして、13時19分になって注文の品が配膳されました。

 

ラーメン大(限定③ニボフクロウ)、野菜脂+豚増し。夕方から予定があったので、大蒜は自重。

 

提供直前になって、手違いがあったのか、丼から一旦麺が取り出され、再度スープが調合されてから盛付が行われました。

 

6分強の茹で時間だった麺は、2分弱を要して5つの丼に割り振られました。

 

表面は軟らかな感触で、全体的には瑞々しさ溢れて伸びやか。

 

卓上調味料から、唐辛子と黒胡椒を選択。

 

僅かに下味が付いているように感じた、しんなりとした茹で上がりの野菜。

 

豚。この日も無事、豚入りを購入することができました。

 

筋繊維質が目を引く、端っこの部分の豚。

 

圧をかけると、繊維方向に沿って細かく崩れた豚。

 

ぷるっとした舌触りの外周部が剥がれた、脂身が少ないにも関わらず、ふわっと軟らかい赤身。俗に言う「ホロホロ」とはこの状態を指すのだと断言します。

 

トロトロの脂身を従えた、芯まで味が染みた豚。

 

ミチミチとした歯触りの豚は、容易にサックリと。
ニカタツさんの教えを参考に、みっしりとしたタイプの豚赤身は、一旦スープに沈めてから口に運ぶことで、その表情が変わり、深みを増して。

 

煮干紛と鰹紛がブレンドされた粉末がレンゲ一杯分と、小さじ一杯分の煮干油と黒胡椒が足されたスープ。

 

煮干感は控えめで、固形脂の上に振りかけられた分を溶くと、ようやくメニュー名らしい風味が強まるも、普段の穏やかな旨味豊富なスープの主張を邪魔することなく共存し、その味わいが交互に押し寄せてくるイメージ。ですので、えぐみはなく。

 

私は知らなかったのですが、所謂二郎系ラーメン店では、限定として販売されることが多く、それを意識したのだそう。

 

固形脂は、甘じょっぱく味付けされたぷるぷると揺れる背脂。

 

煮干紛と鰹紛。

 

玉ねぎ。入るとは知らなかったので少しびっくり。初めにシャッキリとした食感と僅かな辛みを楽しむと、終盤はスープに馴染んでしんなりと変化すると同時に甘みさえ現れて。

 

麦茶。ありがとうございます。

 

およそ13分で完食し、次々ロットの麺上げに取り掛かろうかとする店主さんからの年末のご挨拶に「年内もう一回来ますよ。」と応じると、「無理しなくていいよ。」との返答を得て、入店を待ちわびる1名を横目に退店しました。

 


ラーメン二九六

2024年12月07日 20時00分00秒 | ラーメン二九六

11月上旬、本年最後の祝日かつソフトバンクホークスの日本シリーズ敗退が決まった翌日のことです。午前中に10週間振りの散髪をした後、12時12分に到着すると待ち人は2人のみ。直ぐに券売機前に移動し、食券を購入していると、直後に4人組が続きました。そして、12時23分に店主さんから呼び込まれた時点では、その数は7人にまで膨らんでおり、12時33分になってラーメンが配膳されました。

 

なお、12時50分に退店する際には、行列は11人に増えていました。

 

ラーメン大、野菜大蒜脂+豚増し+限定②(カレーラーメン)+限定①(追い飯)。

 

8分前後の茹で時間だった麺は、2分強を要して7つの丼に割り振られました。

 

表面は滑らかで、伸びやかな特長を有していました。

 

ぐったりとした歯触りの野菜は、スープをたっぷりと抱え込んで。

 

豚。最近は、結構遅い時間まで豚増しを購入できる印象です。

 

繊維方向に、スッと裂けた健康的な豚。

 

ゴロゴロという風で、みっしりとした肉質の豚。

 

脂身だけでなく、赤身さえトロトロとした豚。選べるのならこの豚だけをいくつも。

 

タレが芯まで染みて、ギュチギュチとした歯応えが強かった豚。

 

スープ。

 

旨味豊富ながら穏やかな顔色のスープに、カレー粉とラー油とじゃがいもが主成分の粉末が加えられたことで、深みと辛み、そして背徳感が増して。カレー粉とラー油という、ありそうでない主張の強いもの同士の組み合わせでも、双方が喧嘩することなくむしろ融合し、舌の上に、芋に起因すると思われる心地良いザラつきを残したことが、よりカレー感を高めて。

 

トマト。翌営業日以降、有料にて提供予定だそうで、お試しに。

 

麺に添えて。

 

スープに溶かすと、ハヤシライスのように。この場合、砂糖も足すのだそうで、実際それも丼に入れていただきましたが、私にはその効果は確認できず。また、トマトバージョンの場合は、ラー油は不要かと。

 

カレーとラー油の前では、さすがにお行儀のよかった大蒜。

 

固形脂は、ほぐされた豚の混じった、味付けされた背脂。

 

限定②のトッピングの正体は不明分なのですが、ポテトチップスに似た香ばしさ溢れる風味を持っていました。

 

限定①の追い飯。

 

美味しくないわけではないのですが、スープがシャバ系なのでご飯との馴染みがイマイチで、個人的好みでは必須とは思えず。

 

1回食べればいいかな。

 

いつものように店主さんから。この日はピッチャー方式でした。

 

およそ15分で完食し、次々ロットの調理に取り掛かろうとする店主さんとベテラン女性助手さん、それに、休憩に入り賄いを食べ始める寸前の大きな眼鏡が可愛らしい女性助手さんにご挨拶し、退店しました。

 


ラーメン二九六

2024年11月29日 20時00分00秒 | ラーメン二九六

南千住駅から柏駅へ。駅前ロータリーで少し風にあたって酔いを覚ましてからお店へ。それは19時17分のことで、行列は5人。それから、後続に1人が続いた19時27分に入店し、19時39分になって注文の品が配膳されました。

 

ラーメン大(限定⑤アラビアータつけ麺)、野菜大蒜脂。店主さん曰く、ラーメン二郎柏店のトマトつけ麺を意識したのだそう。

 

麺丼。

 

ラーメンつけ麺問わず8分弱の茹で時間だった麺は、1分弱を要して3つの丼に。私のつけ麺用は、麺上げされると直ぐにザルに移され、水道水で冷やされていました。

 

表面は艶やかで、滑らかな食感。プツリと千切れました。

 

つけ汁丼。

 

しんなりとした茹で加減で提供された野菜。

 

スープに浸るとさらにぐったりと。

 

豚。

 

ボロボロと崩れ、歯応え強めに思った赤身。

 

脂身を含んだ、ミチミチとした肉質の赤身は、箸が触れると四分五裂してしまいました。

 

つけ汁。

 

円やかなスープに下支えされて、舌の上にザラッとした感触と酸味を残す位にトマトの影響力が強い仕上がり。店主さん自身が辛いものがお好きということで、ラー油が加えられた結果、厚みが増してピリッとも。

 

醤油ダレでしっかりと味付けされた背脂とほぐされた豚の上には、青ネギ。

 

カラッとした辛さを持った大蒜。

 

いつもありがとうございます。

 

およそ11分で完食して、次々ロットの調理に取り掛かろうとする店主さんと、お久しぶりのベテラン女性助手さんにご挨拶し、退店しました。

 


ラーメンニ九六

2024年11月09日 20時00分00秒 | ラーメン二九六

秋分の日の振替休日のことです。午前中は都内で月一恒例の所用を済ませ、店頭には12時13分に到着。そのまま食券を購入すると、列の15人目に。この日も、柏の葉時代からのベテラン女性助手さんが不在ということもあってか、回転は遅めで、後続に7人が続いた12時46分まで入店を待つことなり、12時58分になって注文の品が配膳されました。

 

ラーメン大(限定④旨辛つけ麺)+豚増し、野菜大蒜脂。着席すると、店主さんから「今月2回目?珍しいね。」と声がかかりました。

 

麺丼。

 

事前に、大きな眼鏡がトレードマークの女性助手さんが外に出て注文を取っていたこともあって、恐らく、入店時には茹で始められていた麺。ラーメン用2杯もつけ麺用3杯も、茹で時間に変わりはありませんでした。

 

グニッとして弾力が強く、上下の歯を押し返すよう。汁に浸してもその特徴が変化することはなく。

 

つけ汁丼。前回に引き続き。

 
 
野菜は、咀嚼するとギュッという音を発するこんもりと盛り上がった部分と、
 
 
 
しんなりと変化して互いに絡みつくように存在していた丼に沈んでいた部分。
 
 
 
豚。12時40分頃、券売機が操作されていましたので、その時点で豚増しは売切になったのだろうと。
 
 
 
パラパラと口の中で細かく崩れた豚。
 
 
 
色の濃い部分に、ボソッとした感触を感じた豚。
 
 
 
脂身は見当たらずも、ふわふわとした口当たりの赤身の外周には、トロンッとした脂身。
 
 
 
パサつくことなく、舌の上で溶けるようだった赤身。
 
 
 
滑らかにすら思う食感を持って軟らかな赤身。どの豚も、他店では得られない、唯一無二の魅力を堪能できました。
 
 
 
つけ汁。調理工程を観察していると、お酢とラー油と花椒?豆板醤?が入れられていたようです。
 
 
 
初めはラー油による辛さと油感、次にラーメン同様円やかな旨味を、最後にお酢による酸味を感じることがで出来、それぞれの調和が取れて、どれかが突出することはありませんでした。 
 
 
 
奥ゆかしい辛さで、さわやかさを与えてくれた大蒜。
 
 
 
味付けされた背脂に、粗挽き唐辛子と青ネギが塗されて。
 
  
 
麦茶。氷で冷えているので、暑い日にはありがたいです。
 
 
 
およそ11分で完食し、次ロット分の盛付作業中の厨房内に向かってご挨拶し、11人の行列を横目に退店しました。