アルコールが染み渡った体でフラフラと向かった先です。今回は予定していなかったのですが、お酒って怖いですね。行列はありませんでしたが店内はほぼ満席という状況で、退店するお客さんと入替りで席に着くことが出来ました。
煮干し+豚ヒレ肉のユッケ飯。
煮干しラーメン。
一人分づつ茹でられた麺。
小麦の香りが伝わり、噛み切る際にプツッとした音が聞こえてきそうな、パッツンとした硬めの食感です。
スープもしっかりと手繰り寄せていました。
鮮やかなピンク色の赤身が大半も、しっとりとして軟らかな豚チャーシュー。
パサつきの無い瑞々しい鶏チャーシュー。前回までに比べて一回り小さくなったのが残念です。
味玉は今回も無料券で。
箸を入れた途端に黄身が流れ出してきたように、火の入り具合は浅かったです。
ねぎとシャキシャキの玉ねぎは清涼感を与えてくれます。
噛み応えのある穂先メンマ。
海苔は早々にユッケ飯の上に避難させました。
麺をくるりと巻いて。
透明感のある見ためのスープ。
一口目で液体油による深みの中に醤油のキレが垣間見えた後に、えぐみのない、それだと断言できる角の取れた煮干しの風味を強烈に感じました。そして、最終的に全てを飲み干してしまいました。
豚ヒレ肉のユッケ飯。
具材は豚ヒレ肉と卵黄とねぎ、その上に胡麻が振りかけられています。
甘辛いタレが絡められて、若々しさを覚える柔軟性を持つヒレ肉、ギュニュッとした歯応えがありました。
箸で摘まめそうな卵黄。
香りの良いねぎ。
よーく混ぜました。卵黄の存在感にも負けない豚チャーシューの美味しさが印象的です。
黒胡椒を加えるとビシッと引き締まった味わいに。
約20分で完食。澄み切ったイメージのスープと豚ヒレ肉の美味しさを改めて認識させられ退店しました。