ビバ☆スタビライゼーション

身体機能の向上を目指して

成功体験を積み重ねましょう

2009-11-04 | スタビライゼーション
スタビライゼーションには5つのポジションがあり、さらにそのポジションの中で段階的にトレーニングができる、と先日のブログに記載しました。

例えば、上半身の接地面を手のひら、拳、肘、肩へと変化させると、強度もターゲット部位も変化します。
下半身も同様につま先、ひざで変化します。
また、両手両足、片手両足、両手片足、片手片足のバリエーションもあります。
関節の角度による変化も加えられます。肘、膝の角度から、体幹との角度もあります。
これらの組み合わせだけでも無数のバリエーションとなりますが、さらに動きのバリエーションとしてストップ、スロー、クイックの3種類があります。

ですから、スタビライゼーションはその人の身体能力、目的に合わせたトレーニングが可能です。
現状からスタートして、一つひとつ階段を上るように、段階を上げていけばいいのです。
しかも、アライメントを意識することにより全身が協調して働くようになりますから、階段を上るスピードはどんどん加速していきます。

実際のトレーニングでは、低めの段階からスタートし、筋肉と神経が温まってきたら徐々に難易度を上げていきます。
そうすると、この前まではフラフラしていたような動作が、急にビシッとできるようになる瞬間を誰もが体験するハズです。
身体が次の段階へとレベルアップです。
しかもスタビライゼーションは全身が協調して働きますから、連動して他の種目もレベルアップしているハズです。

そうやって自分の身体の変化に気がつくようになると、トレーニングは決して苦痛ではなくなります。
上の段階にチャレンジするのはワクワクする体験となります。
ワクワクするからこそ、どんどんチャレンジします。
どんどんチャレンジするから、新しい神経回路が加速度的に構築され、階段を上るスピードはさらに上がります。

段階的にトレーニングをし、成功体験を積み重ねていけば必ず身体能力は向上します。
運動神経が良いとか悪いとか、年だからとか、そういうことは一切関係ありません。


現状からスタートして、成功体験を積み重ねていけばいいだけです。
そうすればモチベーションが下がることはありません。
スポーツやトレーニングからドロップアウトしてしまうこともありません。