ビバ☆スタビライゼーション

身体機能の向上を目指して

アライメントの保持

2009-11-06 | スタビライゼーション
今日はスパインで1種目、プローンで1種目を交互に10セット。

まだ腰に違和感はありますが、だいぶ調子は戻ってきました。
腰を痛めて何がツライって、私はつま先を洗う時が一番ツライです。


スタビライゼーションと言えばアライメント、アライメントと言えばスタビライゼーションですよね。
言葉でアライメントを保持すると言うのは簡単ですが、実際にアライメントを保持するのは並大抵のことではありません。

例えば、まず四つん這いになってみてください。両手は両肩の下へ、膝は90度になるようにして下さい。
その状態で、しっかりと腹筋に力を入れて、腰から肩、頭へと一直線となるようにします。
(この状態で正しくアライメントが形成されているかどうかは非常に重要です)
そこから少し両膝を浮かせます。
これがスタートポジションとなります。
ここまではほとんどの人が問題無くできると思います。
では、そこから膝の角度を保ったまま、右足を尻側へ振り上げていきます。
腿裏が頭、肩、腰からの直線上にまできたところがフィニッシュポジションとなります。
このとき振り上げる右足以外が動かないように、しっかりと体幹を固めてアライメントを保持してください。

アゴは上がっていませんか?
背中が反っていませんか?
身体は前後左右に動いていませんか?
膝や足首の角度は90度に保たれていますか?
アライメントが崩れてはスタビライゼーションとは言えませんよ。

同様に左足も行なってください。

次は、スタートポジションから右手を上げていきます。
やはり腰、肩、頭の直線上にまで指先が上がったところがフィニッシュポジションとなります。
指先を伸ばし、末端まで神経を行き届かせてください。
同様に左手も行なってください。

おそらく足の場合よりも、アライメントの保持は難しいと思います。
難しいというか、メチャクチャきついと思います。

歯を食いしばらないと、アゴは上がり、背中は反り、身体は前後左右に動いてしまいます。
腕以外は微動だにしない!つもりでアライメントを保持してください。

バリエーションとしては、
 膝を浮かさない
 対角線上の片手、片足を同時に動かす
 接地面を手のひらから、拳に変える などがあります。
無理をせず、強度はご自分で調節してください。


正確にアライメントを保持するのは、非常にキツイ動作となります。
しかし、それだけに効果は絶大です。
正しい刺激には、身体は正しく反応してくれます。
大切なことは、”アライメントの保持” です。