黒鉄重工

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九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その23【2018/9/19~23】

2024-11-27 23:52:21 | 旅行・イベント記
2018年9月22日(土)15時01分
鹿児島県鹿児島市 桜島港
桜島フェリーに乗って桜島へ降り立ちました。駅前ならぬ港前の建物たち。パチンコ屋があるのが趣深いですね~。


鹿児島市営バスの日野・レインボーRJ (#417) の#60系統桜島苑行きです。桜島の北側沿岸を走る路線です。
で、このレインボーは元桜島町営バスの車両です。旧桜島町が鹿児島市と合併したので、町営バスも鹿児島市交通局に移管されました。ただし車体塗装は町営バスの物を維持しています。


第34走者:鹿児島市交通局サクラジマアイランドビュー7号(日野・レインボーII)桜島港15:30→桜島港16:30
私は桜島初心者なので、まずは桜島の定番地を一周するサクラジマアイランドビューという循環バスに乗ります。循環運転型の路線バスなので途中の停留所でも乗降自由ですが、主要な停留所では停車時間が長めなので基本的に1便で一周できるようになっています。
運用に就くレインボーIIは専用塗装の車です (#1280)。


最初は烏島展望所。烏島は名前通り桜島海岸から500m隔てた海に浮かぶ小島だったのが1914(大正3)年の大噴火による溶岩で埋め立てられて陸続きになってしまったのです。
桜島は北岳(左)と南岳(右)の2つの火山がありにけり。異なる時代にできた火山で、北岳のほうが古いです。今日は南岳が噴煙を上げて営業中です。


これはサクラジマアイランドビューの続行便のエルガ (#1502) です。なかなか人気のある路線なんですのよ。


次は赤水展望広場です。鹿児島湾がよく見えるよ。


ここは桜島を眺めるというよりかは、鹿児島県の誇る音楽スター長渕剛のライブ会場跡地を公園に整備した場所です。2004(平成16)年、当時人口6000人だった桜島町に7万人超の長渕剛ファンが詰め寄ったのです。
この叫びの肖像という溶岩を使った石像は公園整備時に作られたもの。今日も長渕剛が桜島に向かって叫んでいるのですよ。


君も桜島に向かって叫んでみよう!


赤水展望広場を出発すると、バスは山道の進んでいってどんどん標高を稼いでいきます。するとたどり着くのが標高373mの湯之平展望所です。ここが一般人が立ち入れる桜島の最高地点です。桜島観光ハイライトのひとつですね。


サクラジマアイランドビューのバス2台のほかに、JR九州の定期観光バスの真っ赤な日野・セレガがいました。


間近に迫る北岳です。日当たりもいいですし、いい感じですよ。


石碑があると観光地感が増していいんですよ。


さっきと桜島を見る角度と距離が異なるので、だいぶ違った形状になってます。南だけはあまりよく見えないですね。


360度大展望なので鹿児島の市街地も一望できます。鹿児島湾上には桜島フェリーが反航しています。


あんなに活発に活動している活火山にここまで近づけるのもよく考えるとすごいことなんですよね。


第34走者:鹿児島市交通局サクラジマアイランドビュー8号(日野・レインボーII)桜島港16:35→レインボー桜島16:37
桜島港に戻ってきました。今日は割と昼間一日中歩き回って疲れたし汗もかいたしでぐったりしたので、ひとっ風呂浴びていこうと思います。
そこで、サクラジマアイランドビューにもう一度乗って、すぐそこのレインボー桜島という国民宿舎で降ります。一日乗車券を買っているので、こういう乗り方もできるのですよ。


桜島の大きな転機となった大正噴火は、今回回っただけでも何度も聞きましたが、結局詳しいところまで学ぶことはできませんでした。ここらへんは次回の履修科目ですね。


何はともあれ温泉です。ここらへんは、桜島マグマ温泉っていうんだそうな。すぐそこに火山があるのでお湯が新鮮なかんじでした。さっぱりできました。わはは。


帰りは歩いて鹿児島港まで戻りました。
さっきも見たレインボーが戻ってきていました。#60系統桜島病院行きです。

というところで今日はここまで。


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