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カナダの旧車展示会で魅惑のアメ車を堪能する その9【2016/5/28】

2020-08-23 20:14:57 | 日常記
MG・MGB GT(1967年式)
イギリス製の大人気スポーツカーです。これは日本でも有名な部類だと思います。
北米のMGBだとアメリカの衝突安全性基準を満たすために後期型ではバンパーがラバー製になってダサくなりましたが、これは前期型なのでクロームのバンパーになっています。やはりこっちの方がかっこいいですよね。


MGBは基本的にはオープンカーですが、GTモデルはファストバックスタイルのハッチバックになっています。


MG・YA(1948年式)
どうやらここはイギリス車軍団のようです。
YAは初めて知りましたが、1947~1953年製造のスポーツサルーンだそうな。


後ろ。


トライアンフ・TR3A(1962年式)
車種どころかメーカーすら初耳でした・・・。これもイギリス製スポーツカーです。
車種全体としてはTRが車種名で、その後ろの数字や英字はサブタイプですな。TR3Aは、最初の量産型TR2のマイナーチェンジ版で、前照灯とグリルの位置が変わったんだそうな。


・・・カエルですな。


背が低く。
この前後フェンダーの形状は、昔の神奈中バスの裾部の赤塗装を想起させるものですな。


スタンダード・アトラスメジャー(1963年式)
イギリスのスタンダード社のライトバンです。これもメーカーからして知りませんでしたが、オーナーも渋いものを持っていますね。


現在の視点から見ると変わった構造をしています。運転室と貨物室で屋根の高さが違っています。ダイナルートバンみたいなチグハグな印象が。
それと、キャビンのドアが引き戸式になっています。これは反対側も同様です。
あとは、前輪がボディに埋まっています。曲がれなさそうな感じがします。実際、これの最小旋回半径は8.3m (29ft)だそうな。ハイエースの方がよっぽど曲がれますがな。


バックドアは開き戸式。


オースチンヒーレー・100BN1(1954年式)
オースチンは聞いたことあるけど、車自体は初見ですねぇ。
TRがカエルならこれはカニみたいな印象のスポーツカー。でも魅力的。


運転席。車種名の100は100mphで走ることが出来たから。これでアメリカの草レースでブイブイいわせていたそうな。


トライアンフ・TR3B(1961年式)
TR3Aのアメリカ市場向けです。2.2L、直4、116馬力エンジンとそれ用のギヤボックスを持っています。


運転席。


後ろ。


サンビーム・ミンクス(1967年式)
ヒルマン・ミンクスをベースにした自動車です。正直経緯がよくわからん。このモデルのヒルマン・ミンクスは、いすゞでもノックダウン生産していたことがあったようです。


後ろ。


スタンダード・ヴァンガード(1950年式)
イギリス車ですがアメ車みたいなボディをしている自動車。輸出も積極的にされていました。これは、第二次世界大戦で国家経済が傾いたイギリスが外貨獲得のために奨励したことだそうな。


運転席。木目のインパネが素敵。

以上、かつての栄えあるイギリス車軍団でした。
というところで今日はここまで。


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