黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その4

2013-01-13 23:54:25 | 海外旅行記

チューリッヒ空港駅で手に入れたパンフレットや時刻表。



時刻表は日本とは違う見方で分かりずらかったです。

あと、今回使用した「スイスパス」についてご説明。
外国人向けの乗り放題切符で、日本の「ジャパンレールパス」と似たようなものです。
スイス国鉄の路線が乗り放題の他、私鉄主導で鉄道が建設されてきたスイスらしく大半の私鉄も乗り放題だったりもしくは半額になったりします。
ジャパンレールパスと同じで有効期限が4日、8日、15日などいくつか用意されていますが、今回私たちが使ったのは「スイスフレキシーパス」というもの。「スイスパス」が連続使用なのに対してこちらは有効期間内で使用日を好きに選べるのが特徴です。
今向かっているツェルマットには数日間滞在するので、鉄道を使わない日も出てきます。そうなると連続使用となる「スイスパス」では無駄が出てしまうため、「フレキシーパス」の方が合理的なのです。



スイスの首都、ベルンに近づいてきました。首都ですが規模でいうとチューリッヒのほうが上です。トルコのアンカラとイスタンブールのような関係でしょうか。



ベルンもまた美しい街なのですが線路脇の壁には落書きが・・・ていうかこんなところどうやって落書きするんだよ。



美しい景色です・・・落書きがなければ。
この落書きって線路立ち入りだよねぇ。日本じゃちょっとしたニュースにもなりかねないことですが・・・。



ベルンにも降りてみたいところですが、今回は通過するだけ・・・。



ベルン駅に到着。反対のホームには接続待ちと思われるIC2000形がいます。



停車時間が長めのようなので一瞬だけホームに降りてみました。半地下構造の駅で首都だけに人も多いですね。
あとIC2000の大きさ、おわかりになっただろうか。壁です。



置いてかれたらアウトなのでそそくさと車内に戻ります。IC2000のドアって広いんですよねー。
ちなみにIC2000の半自動ドアは開けたままにしておくと時限式で自動的に閉まる仕組み。日本でも開けっ放しにしたまま降りる人がいて寒いから導入してくれないかなー。



ベルンを出発すると列車はスイッチバック、ベルン駅入線の際に見た景色をもう一度見ながら別の路線に転線していきます。
しばらくするとそこにはまさしく世界の車窓が広がります。



山肌に広がる草原なんかはヨーロッパを感じさせますね。日本じゃ背の高い草木に覆われているところですが。



貨物駅らしきところ。タキやコキがいます。



RABe525形電車。スイス最大の私鉄BLS AG社が保有している車両です。ベルン周辺のSバーンに使用されているようで、黄緑色に塗装されているのが特徴です。



湖が見えてきました。



実に雄大です。ゲームの世界のよう。日本との地質や気候の違いを感じさせてくれます。



再びコキ。要所要所で見かけます。



終盤は山岳を貫く長大トンネルを疾走し、18:03にフィスプ駅に到着、下車します。ここで別の路線に乗り換えます。



ホームにいたのは日本でも同じような塗装があるような真っ赤な電車。これに乗り換えます。


その5へ→

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その3

2013-01-12 21:54:29 | 海外旅行記

ホームでの撮り鉄を終えたら、15時40分発の「IC」ブリーグ行きに乗車。
機関車込みの長い12両編成で機関車は3両目、先頭2両の客車は回送扱いという変態っぷり。



車内銘板(?)。
一応形式名はIC2000形なのですが、わかりませんね。ヨーロッパではスイス独自の形式だったり国際規格の形式があったり複雑なようです。



スイスの列車には日本のような指定席がないらしいです。基本的に一等車でも全車自由席になっています。
ですが席を指定することもできまして、事前に指定するとこのように網棚に乗車する区間の札が差し込まれます。
この区間は人が乗るから座っちゃだめよ、という意味ですね。逆に言えばこの区間以外なら札が差さっていても座ってもいいということ。
このシステム、効率がいいと思います。日本だと自由席がよく埋まっているけど指定席はガラガラなんてことが時たまありますが、これだと着席率は上がりますし空いている指定席も遊ばせることなく利用できますし。日本でも導入すればいいと思いますけど、手間がかかるとかの理由で難しそうですね。そもそも今の座席システム自体を見直す必要がありますし。
ちなみに特急料金などもないそうです。

あとウィキペさんによると、スイスの国土は九州より少し小さい程度ですが路線総延長は5000km以上と九州の倍、路線密度は何と世界一なんだそうです。また、時計の国らしく運行の正確さも日本並み。旅行中、大幅な遅延はありませんでした。
というわけで日本と並ぶ鉄道大国スイスは、敬遠されがちな海外鉄道の中でも馴染みやすい方なのではないかと勝手に思います。



空港駅を出発するとトンネルを出て地上へ。チューリッヒの近郊区間なのでSバーン電車が走っています。
こちらはRe450形電気機関車+客車。Sバーン用の機関車+2階建て客車3両(うち1両制御客車)の4両固定編成です。固定編成が前提なので機関車は片運転台なのが特徴です。この写真だと機関車は後ろ側なので見えないですね。



Re420形電気機関車。本線用の電気機関車で、EF58形にも通ずるような半流線型の前面と2枚窓が特徴の美しいフォルムを持った機体です。惚れました。模型で欲しい欧州型の筆頭です。ただえらく高い・・・。
大きくレタリングされたcargoの文字も目を引きます。でも貨物機をアピールしている割には後ろに繋いでいるのは客車ですけどね。そういう雑多さは好きです。
ちなみにヨーロッパの電気機関車の車輪はB-B配置(D級)が主流。日本のようなB-B-B配置(F級)は逆に珍しいのだそうです。



Re420形の一般塗装+EW-Ⅳ形(推測)の客車列車。



チューリッヒ中央駅。新宿駅のような通過型ターミナル駅っぽい感じでした。ホームに降りて撮り鉄したかったですがそういうわけにもいかないので・・・。



フランスTGVに並ぶドイツの高速列車ICEです。国際列車としてチューリッヒまで乗り入れてきたようです。
本当、色々な列車が来て素晴らしい!



留置線に並ぶRe420形。



さて、それでは現在乗車しているスイスの優等列車用客車IC2000形の車内を見ていきましょう。
今回乗ったのは一等席、日本だとグリーン席ですね。
座席は2+1列のボックスシート。新幹線並みの車体幅にこれですから座席幅はいいものですよ。シートピッチはまあ相応のもの。ボックス席だしね。
余裕のある車体設計のため、2階建てでも天井高さは十分あります。おかげでIC2000形の運用線区は幾分か限定されるものになったのもまた事実のようですが。
貫通路は2階のみにあります。なので、在来客車との貫通はできません。



ボックス席はこんな感じ。さすが一等席ともなるとすわり心地もいいものです。
展開式のテーブルもとても大きく色々とものを広げることができていいです。
さらにくずかごもついています。これは旧形客車から続く標準装備品のようです。もっとも、ごみが片づけられていないこともしばしば。



ちょっとしたラウンジのような変形ロングシート。ただ通路を挟んで配置されているので乗客の邪魔にならぬよう。



階段はまあ普通。1階に行くとドアとかデッキとかあります。ちなみにデッキとの仕切りはありません。半自動ドアなのでいらないんでしょう。



そしてなんといっても、日本ではもう絶滅したといってもいい食堂車、ビュッフェ車があるのです!
注文もしないのに中に入らず写真だけ撮るのもあれだったので外からだけの写真です。2階がレストラン・1階がビストロの車両、2階は座席・1階はビストロの車両とバリエーションがあるようです。機内食を食べた後だったので行く用事がなかったのですが行ってみたかった。



市街地付近を抜け、いよいよ世界の車窓からのような景色が見えてきました。200km/h速ぇw興奮するwww



雲がですね、もう日本で見るものとは違うといいますか、とてもヨーロッパらしい雲の形をしているんですね。
気候が違うと雲の形も違ってくるんですかねぇ。



原☆発
なんかデカい建物から煙が上がってるかと思ったら原発でした。列車から原発が見えるとはたまげたなぁ。
日本のと比べてすごいかっこいい。煙が上がってるところとかいかにも発電してる感じでいいじゃないか。強そう。



貨物列車。スイスの貨物もコンテナ化が進んでいるのでしょうか。車扱い列車みたいなものはあんまし見ませんでした。
いわゆるコキというやつですが、日本のより短く見えます。



放牧しているやぎ。


その4へ→

本州制覇の旅~山陰project~ その1

2013-01-10 22:15:59 | 旅行・イベント記
大学に入ってからというもの日本のあちこちを旅行してきましたが、この数年で日本のほとんどを制覇するに至りました。
それでも、あと4県だけ未踏の地がありました。それは山陰の鳥取・島根と、四国の徳島・高知です。この4県を制覇し、そして日本列島制覇を達成することが当面の課題でした。
そして昨年末、この2エリアの片方、山陰を制覇し日本列島制覇に王手をかける旅行をしてきました。
山陰を選んだ理由としては、単純に以前から行ってみたかった、山陰本線走破とセットで行くと今後行きづらくなる、島根の一畑電車がタイムリーなネタを提供してくれている、そんな感じ。

それでは山陰project、スタート!


12月21日(金) 0日目


第1走者:中央東線(115系) 高尾14:03→松本17:31
旅の初日、学校がありましたが半日で終了のため終わったらすぐに引き上げて旅行開始。初日はひたすら西を目指し、大垣まで向かいます。乗車したのは高尾発松本行きの中央本線115系。
なんで大垣に行くのに中央本線経由なのかといえば、東海道線と比べて混雑しない・乗り換えが少ない・ほぼ確実に着席できる・トイレが付いている・静岡を横断しなくて済むなど。逆にデメリットとしては時間がかかる・本数が少ない(特に中央西線)・車両が古いなどでしょうか。
特に急ぎでもなかったので今回は楽な中央本線経由で西進することにしました。ちなみに、これはヤツメウナギさんの受け売りです。

なお本来はもっと年末に旅行を実行するつもりだったのですが、予定が入ってしまい泣く泣く22日出発に変更するも既に22日発車の「ながら」は満席でこれまた泣く泣く昼間の間に移動することになった次第。0日目というのはそういう意味ですね。
ながらの指定席\510で済むはずは18きっぷ1日分余分に使わなければいけないんだから泣きもする。



3時間半ほどの乗車で松本駅に到着。座りっぱなしというのも困ったもので、お尻が痛い・・・。ところで種別幕が白時に黒文字なのはここら辺ではレア?
中央西線との接続駅である塩尻で降りずに松本まで行ったかというと、西線の接続が1時間以上あって暇なため、だったら松本の方が暇を潰せるのではないかと思った次第。



松本駅にももう何回も来ていますが、旧松本駅の駅看板を撮影したのはこれが初めて。
始めは存在すら知らなくて、知った後もつい忘れてしまっていました。



第2走者:中央西線(313系) 松本18:22→中津川20:45
駅ビルで夕ご飯を食べた後、中央西線の中津川行き313系に乗車。
313系4次車である1300番台ですので、車内は転換クロスシート。車内もがらがらで快適です。



ちなみに乗ったのはクハ312-1313という語呂がいい車両でした。



木曽福島駅でインターバル。こう外に出られるような休憩があるとお尻にも優しいですよね。



第3走者:中央西線(313系+211系) 中津川21:00→名古屋22:21
中津川で乗り換え。313系と211系の混結でしたが乗るのは当然313系。211系は静岡でたくさん乗っていますので。
中津川発着の列車は快速だろうと思っていたらまさかの各停で、名古屋まで辛かったです。

今回中央本線ルートを選んでみましたが、体力を無駄に使った感じでした。乗車自体は楽とはいえその時間が長いのですから当然と言えば当然。
まだ疲れてもいない体にこれはきついです。逆に帰りの時にこのルートを選択すると疲れも手伝ってよく眠っているうちに終点・・・な感じでいいと思います。



第4走者:東海道本線「ホームライナー大垣」(373系) 名古屋22:42→大垣23:15(遅れ10分)
本日のラストランナーです。名古屋駅が東海道線のダイヤ乱れでごった返していたので、確実に座れるホームライナーでリッチ移動。こんなところで373系に乗ることになろうとはな。



大垣で下車後、付近のネットカフェでご宿泊。予定外の出費なので削れるだけ削ります。それでもおなかが空いたのでうどんを食べました。
ちょっとマンガ読んで寝るはずがさよなら絶望先生の最終巻の衝撃のラストに眠気が飛んでしまいほぼ眠れないまま翌日へ・・・。


その2へ→


欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その2

2013-01-09 22:27:04 | 海外旅行記

新交通システムを降り、空港の外へ。そしてスイス国鉄のチューリッヒ空港駅へとやってきました。
第一印象はきれいだなということ。やはりスイスの玄関口ともいえるところですからね。



切符売り場やらなんやら。我々は事前に「スイスパス」というすごい便利らしい切符を旅行代理店から受け取っているので切符を買うことはないのですが、心配なのであれこれ聞くことに。
ちなみにスイスの鉄道は改札口というものがなく、自由にホームに出入りすることができます。電車見放題というわけですな。



発車案内標。いわゆるパタパタを使用しています。ドイツ語だかフランス語だかを使っている模様ですが字面で大体はわかりますね。
ちなみに一番左に記されている種別ですが、
IC(Inter City:インターシティ)=特急
IR(Inter Regio:インターレギオ)=急行
ICN(Inter City-Neigezug:インターシティ・ナイゲツーク)=RABDe500形により運行されるIC
S(S-Bahn:S・バーン)=通勤電車(数字は運行系統?)
みたいな感じのものに相当します。
面白い。この時点でもう相当わくわくしてます。本数も多いですから期待増です。



列車の発車時刻まで時間があるので、それまでの間ホームに降りて様子見してみましょう!



おぅふ!!いきなりすごい!客レですよ客レ!
しかもデカい!新幹線クラスの巨体!
さらに赤い!かっこいい!
ねじ式連結器に緩衝器!ごつい!
やべぇぞこれw



先頭にいるこちらの電気機関車、Re460形といいます。日本ではヨンロクマルとか呼ばれているそうな。
スイス国鉄の鉄道網改良計画「バーン2000」の中にある列車の高速化、設備の近代化、列車接続の改善の要ともいえる車両です。
スイスの鉄道は山岳地帯がほとんどという地理的条件(=急勾配の路線が多い)からパワー厨であり、こと電気機関車の技術に関しては世界一とも。
定格出力1200kWのモーターを4基搭載していて、これは日本の標準型電気機関車EF210形よりも1000kWほど高く、変電所ブレイカーEF200形の4/5程度の出力です。EF200形は例外として、日本形よりもパワーのある機体なわけです。
最高速度はなんと230km/h(!)、営業速度も200km/hを叩き出します。200km/h出す機関車とかもうたまりませんね!



側面にはスイス国鉄のマーク。SBB CFF FFS と3つ書いてありますが、どれも意味するところは同じ。違いは言語です。
左からドイツ語、フランス語、イタリア語で書かれていて、それぞれSchweizerische Bundesbahnen、Chemins de Fer Fédéraux Suisses、Ferrovie Federali Svizzereとなっています。一般的にはSBBがよく使われるそうです。
スイスでは公用語がひとつに決まっておらず、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語、ヨーデル、あと英語が公用語となっています。なので、車体にもご丁寧に3か国語で書いているわけですね。
ちなみに外国語を訳すと正しくはスイス連邦鉄道となるようなのですが、国鉄のほうが私としてはしっくりくるので今後もスイス国鉄と呼称させていただきます。
その下には機番やら検査表記やらスペックやらが書いてあるような気がしますがよくわかりません。この機体は025号機のようです。ただし、番号は000号機から始まるので製造数は機番+1となります。



発車案内標。表示板に列車の停止位置を表示しています。一番右側が機関車、あとは客車で1が一等車、2が二等車です。
列車ごとに編成が違うのでこうした感じでしょうか。日本だと編成がおおむね決まっていますのでホームにシールを貼って対応させていますが。



Re460形の反対側。なんと運転台が!こちらはEW-Ⅳ形客車(EW-4形)で、スイス独自の規格で製造されたスイス国鉄の主力平屋客車です。
この通り制御客車(Bt)があるのが特徴です。デザインはRe460形に合わせているようです。日本でいうとオクハとかスクハみたいな表記になるんでしょうか。これにより終着駅での機回しが不要になり、折り返し時間が短くなったりコスト削減できたりなどのメリットがあります。
日本でもこの制御客車を製造していれば、客レ廃絶の一因であった機回しの煩雑さが無くなって、あるいはまだまだ客レが現役だったのかもしれませんね。



車号表記。Re460よりも量が多くて余計にわからないね。



RABe514形電車。通称DTZ。・・・あとは知りませんw
Re460形とかはウィキペさん見ながら知った風な感じで書きましたが、これに関しては日本語のページがなくドイツ語のみ。いやぁわからないわからないw
とりあえず、シーメンスが造った今のところ最新の2階建てSバーン用近郊型電車なのだそうです。デザインはすごくいいです。



もう巨体過ぎてもう。E1系とかE4系とかの2階建て新幹線を連想させます。
日本だと通勤通学ラッシュを捌くことを最優先として車両設計されていますが、外国だと都会の通勤電車でも2階建てクロスシートという場合が多いのでうらやましいです。



反対側からも。もしかしてトップナンバー?



列車が出発して少しの間静かになったホーム。チューリッヒ空港駅は地下にある2面4線の駅。日本の空港駅とは違い通過型ホームになっています。片側は機回し線の可能性もありますけどおそらく違います。



ホームにIRが入線。さてこの編成、日本では信じられない驚くべきことをやっているのですが、なんと機関車を客車でサンドイッチしているのですw
案内表の編成表を見るとわかりますが、機関車のアイコンが編成中央に来ているのがわかります。制御客車があるからこそできる業。スイス国鉄自由すぎる!



EW-Ⅳ。先ほどのIRとは塗装が違います。



Re460と共にバーン2000の要として製造された2階建て客車IC2000形
オールダブルデッカーの最高速度200km/hを出す(出すのは460ですが)客車です。だいたい10両編成。やはり壁のごとくデカく、2階建て新幹線を連想させます。それよりもでかいんじゃ・・・。
これに関してはこの後乗車するのでその時詳しく解説します。



スイスの車両のドアはほぼ半自動。その扉を開けるスイッチですが・・・E233系や313系など最近の日本型車両にも採用されているのと同じデザインでした。こんなところに共通点があるとは。



時間にして30分程度の撮り鉄でしたが、つかみはバッチリ。すっかりスイスの鉄道の虜となってしまいました。欧州型いいなぁ・・・。
この後どんな車両が出てくるか楽しみです。


その3へ→

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その1

2013-01-07 21:25:41 | 海外旅行記
さて、欧州旅行と題しながら中東を旅していたドバイ編も終わり、いよいよ旅行の中核ともいえるスイス編に突入です。長大化が予想されるため、スイス編を2つに分けて前半をツェルマット編とすることにします。

8月26日(日)スイス1日目(通算5日目)



8月26日未明、まだドバイにいます。そりゃ寝て起きたらスイスにいるわけじゃないんですからねぇ。まだ出国もしてないんですから。
というわけで26日の朝はドバイで迎えました。前日、スーパーマーケットで購入した牛乳を飲みながらのお目覚めです。日本の変わらないお味でした。



まだ暗いうちからホテルを発ち、タクシーでドバイ国際空港へ。24時間開港しているのでこんな時間でもきらびやかです。左に見えるのはメトロでしょうな。



入国ロビーもデカかったですが、出国側のほうもデカい。最後までスケールのでかい国です。



我々は08:40発のエミレーツ航空EK087便チューリッヒ行きに搭乗します。



出国ゲートにて。小田急っぽくね?



出国ロビー。まあでかいでかい。バブリーです。



そしてなんといってもこの免税店街。世界有数の規模らしく、もはや立派なショッピングモールです。暇つぶしには困らなさそうです。
人も多いこと。そして搭乗口の多いこと。



A380(たぶん)。これには乗りませぬ。



乗るのはこちら、B777-300です。
それではいよいよドバイともお別れです。ありがとうドバイ。また来る日まで。



チューリッヒまではおよそ4時間。朝方から昼ごろにかけてのフライトであるため、機内食が2回出てきます。うれしいやらしつこいやらw
これが朝食分。パン2つ、サラダ、スモークチーズ、ローストビーフ、フルーツ盛り合わせ、ビスケット、オレンジジュースです。



昼食分。パン、魚のフライ、グラタンぽい何か、温野菜、サラダ、ビスケット、オレンジジュースです。
最初は目新しかった機内食もだんだん飽きてくる・・・ね。美味しいのですけれど。



昼食の別メニュー。
パン、アリの卵ライス、カレー、温野菜、サラダ、ビスケット、オレンジジュース。
カレーはなかなかスパイシーでした。ちなみに今旅行最後のアリの卵でした。



前面展望ならぬ下面展望。機体のカメラを通してモニターで地表の様子が見えます。すごいヨーロッパヨーロッパした景色が広がっています。そう、もうここはヨーロッパ。



スイス入国!
12時くらい。チューリッヒ空港に到着。



入国ロビー。ま、さすがにドバイにはかなわないわな。コンクリ打ちっぱだったりと意外と殺風景な感じです。



ロビーからエントランスおよび鉄道駅まではこの乗り物に乗ります。新交通システムの類ですね。



無人の単車で2~3両を連結して行ったり来たりしています。車両間の通り抜けはできないんですね。



トンネルをひた走ります。
ツェルマット編、次回より本格スタート!鉄道も出てきますよ。


その2へ→

今年もよろしくお願いします

2013-01-03 22:23:16 | 日常記

新年あけましておめでとうございます。
今年も「黒鉄重工」をよろしくお願いいたします。


年が明けてすでに3日経っているあたりだらけぶりが出ていますが、今年はついに初日の出もいかず完全に寝正月でした。初詣もまだ行ってないです。
今年も去年と同じような流れで行くんではないかと思います。そのほうがいいですって。
今年はもっとプラモの記事を増やしたいですね。去年はおそらく5回も書いてないと思います。あと欧州projectも今年中には完結させたいです。

今年の写真はその欧州project時に撮影したマッターホルンの朝焼けです。実にきれいに撮影することができました。まあその辺は追々・・・。


そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします。