黒鉄重工

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カナダの航空祭コモックスエアショーを堪能する その3【2015/08/15】

2017-04-07 22:08:18 | 旅行・イベント記

初めて見るB-52を楽しんだら他の地上展示機も見て回っていきます。
最初に目に入るのがカナダ空軍のマクドネル・ダグラスCF-18Bホーネットです。CF-188と書かれることもありますが、こちらで呼ばれることはほとんどないです。
アメリカ海軍のF/A-18ホーネットを輸入したカナダの主力戦闘機です。CF-101、CF-104、CF-5といった旧型機をまとめて置き換えるために1983年から運用をはじめました。基本的に米軍と同じ仕様で製造されています(少し異なる箇所があるらしいが
米空軍でいうところのF/A-18A/Bに相当する機種なので割りと古め。F-35で更新するそうですが、話が二転三転しているようで・・・。

F/A-18系を見るのもこれが初めてなのでここでもまた嬉しくなってしまいます(というか現用機の殆どが初見なので終始舞い上がりっぱなし



B型なのでコックピットは複座型。
塗装は機体上面と下面で違う色を使っているんですが、境界は結構ぼんやりとしているんですね。あとは迷彩というよりかはただ汚れているだけのような感じもします。こんなもんっちゃこんなもんなのかもしれませんが。



主脚部。
楓の葉が書かれたこんだけ分かりやすい国籍マーク(ラウンデル)もないと思うんですが、色が薄いので果たして飛行中に認識してもらえるのか疑問で。とりえあず決まりなんで貼りました以上の意味を持っていないんじゃ・・・?
あと珍しい特徴が胴体下面に描かれたフォルスキャノピー(False canopy)という塗装。コックピットのキャノピーの裏側に描かれた偽のキャノピーの絵です。
ドッグファイト時に相手パイロットを瞬間的ですが混乱させて判断を遅らせる効果があるとされています。実際パッと見「ん?」とはなります。が、その普及率を見てみると採用してる国はわずかという感じなので、果たして実際その効果は・・・となりますね。



後ろ。
機体番号は188935で、所属はアルバータ州コールドレイク基地の第410戦術戦闘飛行隊 410th Tactical Fighter Squadron だそうな。戦闘機の操縦訓練をする部隊らしい。



次はジェネラル・ダイナミクスF-16Dファイティングファルコン。ああ、夢にまで見たF-16だ・・・。本物を見れるなんて。いいよ、かっこいいよ。
御存知世界中で運用されている大ベストセラー戦闘機です。使っていないのは極東の島国と北米のメープルリーフ州ぐらいだよ。
これもB-52と同じ米空軍からのゲスト機体です。所属はオクラホマ空軍州兵第138戦闘航空団 138th Fighter Wing です。



コックピット。これも複座型です。リクライニング角度が深い座席が分かるかと。中の様子も見れるんですが、その列に並ぶ時間が惜しかったので無しです・・・。

F-16はあまりにも長期間製造されてその間に何度も性能向上がされてきたので、サブタイプ(A型とかD型とか)以外にもブロックという製造ロットごとに分類されることが多いです。初期のブロック1と最新のブロック60/62では性能に大きな開きがあるとかなんとか。
この機体(AF89167)はブロック42なんだそうな。



機首とか空気取入口とか。



後ろから。
1970年代初飛行とは思えない外観で、現代の新鋭機にも引けを取らない美しさがあると思います。
ちなみにパイロンに付けられている増槽ですが、パイロットの手荷物を入れておくためのトラベルポッドかもしれません(可能性は低め)。戦闘機のコックピットに荷物を収納するような空間はないので、あのような増槽みたいな形状の筒に入れて運ぶことが間々あります。



エンジンの排気口。模型製作の参考までに撮ってみました。



テールコードとか。
第138(以下略)のマークはインディアンなんですな。



シコルスキーCH-124シーキング (12424)
カナダの対潜ヘリです。BC航空博物館でも見たので詳しいことは省きます・・・。
所属は第443海洋ヘリコプター飛行隊なので地元ビクトリアの機体です。



ロッキードCC-130Hハーキュリーズ (130340)
おなじみの傑作輸送機ロッキードC-130のカナダ版です。原型機の初飛行は1954年ながら未だに改良型の生産が行われている異能生存体。太い胴体による搭載能力と胴体後部の大型ランプドアによる積み下ろしの容易さなど、この輸送機で戦術輸送機としてのシステムが完成し、しかも完成度が非常に高いと来ているので世界中で運用されているのです。



カナダ空軍のCC-130HはKC-130Hという輸送機の他に空中給油機も兼ねた機体です。主翼の外側にある燃料タンクが空中給油用のものでしょう。
これも機内見学できるのですが、泣く泣くパス。機内見学していたら地上展示機を全部回ることはできなかったんで仕方ないんですが、それでも惜しいことをしたと思います・・・。

今日はここまで。まだまだ続くぞ。


その3へ→

大阪→東京 サイコロの旅4 最終夜【2017/08/10~12】

2017-04-05 21:13:38 | 旅行・イベント記
~前回までのあらすじ~
大阪から東京までの道のりをサイコロだけで決めるサイコロの旅。
2日目は姫路から順調に三重県亀山駅まで進出したが、ここで和歌山県新宮駅を出す大チョンボ。
紀伊半島を半周する手痛い損害を受けた新宮で振った次の目は、追い打ちをかける和歌山県和歌山駅という慈悲のないものだった。
最終的に大阪府天王寺駅まで後退し2日目は終了。実質振り出しに戻ったわけだが、残り1日で東京へゴールすることは可能なのか!?



2016年8月12日(金) 5時40分
大阪府天王寺区 JR天王寺駅

最終日の3日目は天王寺駅からスタート。
1日ちょっとかけて伊丹空港からほとんど進めていない状態ですが・・・。



1.少しでも東へ 奈良
2.少し西へ 尼崎
3.荷物奪還 草津
4.いや、少し観光 浜寺駅前
5.近鉄特急 名古屋
6.金沢経由 東京


8投目はこう。
なおいぶき君は昨日でもう戦意喪失しているため、代打で私が振ることに。
過去サイコロを3回戦い抜いてきた私の実力を見せてやろう!



5!!
もちろんです、プロですから。



5.近鉄特急 名古屋
乗車時間3時間、移動距離189km。
天王寺駅から大阪環状線に乗って鶴橋駅へ。そこで近鉄特急「アーバンライナー」に乗り換えて近鉄名古屋を目指す。
初っ端から大躍進を遂げることが出来た。



第19走者:JR大阪環状線 内回り(201系) 天王寺5:53→鶴橋5:58
まずは鶴橋へ行きます。
なおいぶき君は前日失くした荷物が草津駅に保管されているということが昨日分かったので、名古屋に行くまでの途中でそれを取りに行くため一旦別れました。



鶴橋駅で乗り換え。ごちゃごちゃしているので改札がどこかいまいち掴めず。
ここは焼肉屋が多いことで有名ですが、このあたりを歩いていると焼肉の脂の匂いがそこら中からしてきて、朝っぱらから胃もたれしそうな感じでした。
つーか、火事でも起きたらここ一帯は全滅しそうだな。



第20走者:近鉄大阪線・名古屋線 特急「アーバンライナー」近鉄名古屋行き(21000系) 鶴橋6:36→近鉄名古屋8:53
近鉄ご自慢の「アーバンライナー」に乗ります。
名阪移動で近鉄を使ったことは今まで無かったのでアーバンライナーに乗るのも初めて。天王寺ではほとんど寝ていなかったこともあり、ほとんど寝ていました。



あっという間に名古屋。
荷物を取ってきているいぶき君が来るまで、バス見ていたり喫茶店で時間を潰していたりしていました。



1.信州へ!! 塩尻
2.謎の支線 美濃赤坂
3.そろそろ行こう 武豊
4.名鉄特急 豊橋
5.悪夢の山越 岡谷
6.長野経由 東京


9投目はこう。西の目がないですが、うっかり長野方面に行ってしまうと簡単にゴール不可能になる可能性もあるんで侮れないですね。
ここでも私が振ることにしました。まあサクッと豊橋でも出しますよ。



2!!
ちくしょう!台無しにしやがった!お前はいつもそうだ!



2.謎の支線 美濃赤坂
乗車時間45分、乗車距離49分。
東海道本線で大垣駅へ向かい、そこから美濃赤坂支線に乗り換えて終点の美濃赤坂駅へ。
調子のいい所まで行っておいて躓く無能ぶりは今回も健在であった。



東海道線ホームのきしめん屋でメシにします。そして、時刻表を見てみると思わぬ事態が
美濃赤坂支線の列車はローカル線並みの本数の少ないダイヤでして考えなしにホイホイ乗れる路線ではないのですが、ちょうどさっき列車が出たばかりで次の電車は数時間待たないといけないことに・・・。



第21走者:JR東海道本線 普通岐阜行き(313系) 名古屋10:35→岐阜11:01
とりあえず大垣まで行ってみます。策はそれからだ。



第22走者:JR東海道本線 新快速大垣行き(313系) 岐阜11:05→大垣11:17
岐阜駅で新快速に乗り換え。



大垣駅に着きました。
やはり美濃赤坂行きの電車はしばらく来ないです。そこで我々はレンタサイクルを使うことに。美濃赤坂駅に到達すればいいわけですので、その手段はなんでも良いのです。
最近はどこの街にも観光客用のレンタサイクルがあるので、大垣でも調達できるでしょう。もし無かったら永遠にド田舎として扱っていく。



第23走者:レンタサイクル すいとGO!(ママチャリ) ベストイン大垣→美濃赤坂駅
大垣市のレンタサイクルは複数の施設で借りることが出来て、我々は駅から近いベストイン大垣というホテルで借りました。
変速なしの普通のママチャリですが、ここら辺は平坦な地形のようですいすい走ることが出来ましたぞ。



30分位自転車を漕いで駅に着きました。
はじめて来ましたが、昔からの駅舎が残っているんですねぇ。無人駅ですが一応詰所があるみたい。



待合室は結構広い。昔は賑わっていたのかな?



ホームはこんな感じ。



1.東海道本線 豊橋
2.樽見鉄道 樽見
3.養老鉄道 桑名
4.高山・太多線 多治見
5.名鉄本線 豊橋
6.しらさぎ乗って 東京


10投目。
ここでいぶき君戦線復帰。やらかしを乗り越えることはできるか?



1!!



1.東海道本線 豊橋
乗車時間2時間17分、乗車距離121km。
美濃赤坂駅から自転車で大垣駅に戻り、JR東海道本線で豊橋駅へ。
さすがいぶき君、調子を取り戻した。



第24走者:JR東海道本線 新快速豊橋行き(313系) 大垣13:11→豊橋14:38
新快速に乗り換えます。名古屋圏は本当行ったり来たりしてばっか。



同日 14時43分
愛知県豊橋市 JR豊橋駅

着いた!
いい感じに来ているですぞ。



どうでもいいですが乗ってきた電車がクモハ313-313でした。いつだかにはクモハ313-1313にも乗ったような。



駅の外のおしゃれそうなところで振ります。



1.静岡横断 熱海
2.戻ってしまう 岐阜
3.豊橋鉄道 三河田原
4.市内線 赤岩口
5.天浜線 掛川
6.東    京


11投目。
時間的にもう飯田線はムリらしいので、進むか戻るか・・・。



6!!!
あっゴールだ。意外と早かった・・・。

ZBS「や、まだ終わりじゃねーから」



1. 0
2. 0
3. 10,360
4. 12,430
5. 11,020
6. 18,320


数字だけ書かれたフリップ。
要はどう帰るかということで、数字は課金額だそうな。
最後は私が振ります。



2!!!
課金無し!!18きっぷで帰ります!!

というわけで今回もゴールできました。敗北を知りたい。

これにてサイコロ4終了!





一応その後の顛末とか→

【ギャラリー】RX-78-3 G3ガンダム【1/144】

2017-04-03 21:08:25 | 模型ギャラリー

■使用キット:1/144HGUC バンダイ G3ガンダム(イベント限定版)



正面。



背面。



ふた昔くらい前のHGUCキットを現代の水準でリニューアルしたリバイブ版が近年出ていて、私も興味がありました。ただ、いまさら最初のガンダムを作るのもあれでして(もっと他に作りたいものがあるので優先順位が低くなってしまう
そんな中でガンプラエキスポでG3ガンダムの限定キットが売られていたのでホイホイ購入。G3なら作ってみたいなぁと思ったのです。

少しばかり形状をいじった以外はいつも通り素組みです。合わせ目がほとんど出てこないというのには驚きました。



G3ガンダムは要は灰色に塗られたガンダムなのですが、この機体ほど時期や媒体によって塗装が微妙に異なっているガンダムもないでしょう。
基本的には薄い灰色なのですが、シールドや足のスリッパのような濃い灰色の箇所は、灰色だったり紫だったりモノによって異なります。色の濃淡もモノにより違っていたりします・・・。

私はどう塗ろうと思ったかというと、米空軍の戦闘機と同じ色を塗って地味地味にしました。塗り分けもできるだけダークグレーは使わないで1色にするようにしました。



手足と胴体を同じ色で塗ってもそれほどのっぺりしないんだなぁと。











ハイパーバズーカ。



















全体を写した写真を撮らなかったのですが、ビームサーベルの刃は長すぎた気がしました・・・。







以上、G3ガンダムでした。

【HGUC】G3ガンダム 製作

2017-04-02 19:53:35 | ガンプラ(宇宙世紀)製作記

2016年9月に静岡で開催されたガンプラエキスポで限定のHGUC G3ガンダムを買いました。
元となったのは近年リニューアルされたリバイブ版のガンダムなので、どんな進化を遂げたのか興味があったのです。
どうせ塗装するのでわざわざここで定価で買わずとも割引された通常版の白いガンダムを買えばよかったんですが、まあ場のノリで。



ド定番のふんどしの分割。



眼はクリアパーツなのでそれを活かす方向で。ただし、クリアパーツは意外と光を採り込まないので暗い印象になるので、クリアパーツが合わさるところの裏側に金色のラピーテープを貼り付けてみました。光が当たると反射していい感じに光るようになったのでこれは中々ありでした。
なお、キット付属のシールに予めそれ用のシールが付いていたので、普通にそれを使ってもよかったですね・・・。



リバイブ版ガンダムは可動範囲が広がったのに加えて合わせ目も抑えられていて、後ろ側など見えにくい部分や武器なんかを除いて合わせ目が目立たないような分割や段落ちモールドになっています。おかげで合わせ目処理が楽チンで助かりますで。
ただ、頭の合わせ目は目立ってしまうため、どうにかしようと思いました。



そういえばこの前彫刻刀買ったのでこれでケガキ線書いてモールドにしました。



こうなった。なんだか不自然だなぁと思いつつもこのまま通すことに。
あとアンテナの安全リブは削っておきました。これも定番。



足裏の肉抜き穴を埋めます。モールドとかは彫らずにまったいら。



仮組みしてみる。めちゃくちゃ動きますね・・・。



塗ります。G-3のマークは付属のマーキングシールを使いました。
地味な塗装にしたかったので薄い部分はグレーFS36375、濃い部分はグレーFS36118で塗りました。米軍の戦闘機と同じ色なのでミリタリーっぽくなったかな?塗り分けもワンポイントを除いてできるだけ1色にまとめました。



はいできました。
最近のキットは塗って作るのにもやさしいのだなとか思いました(こなみ

続きはギャラリーで。