中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 21 目先のこと

2011年10月18日 20時30分53秒 | 日記

何かの本で読んだのですが。

江戸時代の剣客で有名な「千葉周作」がある晩、門弟を連れて
品川に釣りに出かけた。
ところが途中で方角を見失い・・・

多くの松明を、燃やせるだけ燃やしたが、陸地の見当がつかない。
やがて松明が燃え尽きると・・・なんと闇の中に、くっきりと濃い陸地の影がみえた。

松明は足下を照らすもの。
遠い方を見るときは、かえって光がじゃまする。そんなときはその松明を消すのだと・・・教えられたとか。 

「目先に一喜一憂していては、遠大な未来を見通すことは出来ない」のだ(大げさ?)

今日はそんなことを「思いだし」ながら、帰宅したのでした。

寒くなりました。
平野復興大臣の言葉もお寒いですねえ!

お仏壇に向かって「先に死んで。お前・・・馬鹿野郎!」
なら、わかるんですけどねえ!
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Vol. 20 ガイアの知性  象とイルカ

2011年10月16日 20時18分32秒 | 日記

  象の賢さ・・・
  象は象間でお話が出来るそう。しかも文章で。
  たとえば、象A「私は、今日は向こうの丘に食事に行くわ。あなたは?」
       象B「私は子供がいるから、このあたりで済ますわ」
  こんな具合に。
   
  女性の学者が研究なさっているとか。もちろん低周波ですから、
  人間には聞こえません。低周波は10キロ先まで届くと言うことです。
  スマトラ沖の津波では一匹の象も巻き込まれること無く、高台に避難。

  お互いに知らせあったのではないかと言うことでした。

  さてイルカ。
  芸をするイルカ。これらのイルカたちは「自分」がとらわれの身であることを
  十分に理解し。おかれている環境の中で「自分も楽しみ」「人にも喜んでもらう」

  決してえさに釣られて・・・だけで芸をしたり。
  強いられてしているのではないと言うことです。
  
  猛スピードで狭いプールを駆け巡り、時には人を背に乗せて・・・
  「イルカ」は自ずから考え、自分も人も怪我することなく、芸をしているとか。
  こうしたことは、決して教えて出来ることでは無いのだそうです。

  知恵あるものは人だけではない。
  人とはまた違う、限りなく大きな「知性」

  人はもっと謙虚に生きなければならないのでは・・・と
    し~~んと思った
     ある日の教師の一日のことでした
    

  


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Vol. 19 ガイアの知性  象とイルカ

2011年10月15日 20時33分03秒 | 日記
 
 
この話は中学二年生の国語の教科書に載っているのですが
大変感銘を受けましたので、ご紹介致したく。

ある象学者が、あるところで「象の歯」を採取。
キャンプに持ち帰り「保管」

その夜「歯」を保管した小屋のからガサガサと物音が。
朝起きて見ますと、なんと「歯」が無くなっているのです。
しかも、沢山ある歯の中からその「歯」だけが・・・

不思議に思いながら「歯」を発見した場所までとりあえず行ってみますと
なんとそこへ「歯」が戻っているのです。

ますます不思議に思いながらも、もう一度「歯」を小屋へ。

と、その夜又小屋の方からガサガサ。。。
そっとのぞいてみますと「一匹の象が」小屋の中へと・・・
そして、例の「歯」鼻で挟んで運び出したのです。

「歯」がまたもや同じ場所に返されていたことは言う迄もなく。

おそらくその「歯」は、持ち帰った「象」の家族の物ではなかったか。
と、学者は推測・・・

それにしても、どうして小屋に歯があることがわかったのか?
沢山の歯の中から「その歯」だけをどうして見分けられたのか?

計り知れない「象」の知性
ただただ、深く深く、感銘を受けた私でした。

イルカの話は、又明日に。。。。続く

 
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Vol. 18 出逢い  三人の先生

2011年10月14日 19時32分37秒 | 日記


昨日、今日と「絵文」のお稽古日でした。
昨日は暑く、今日は雨!
その中を、皆様良くお越し下さいました。
       本当に有難うございます。

____________________________________________________________

人は一生の間に「三人」の「良き師」に巡り会えると聞きました。
私は幸せなことに、ちゃんと巡り会えましたのです。

   一人目・・・・高校3年生の時の担任の先生。故小林教彦先生。
   二人目・・・・茶道の師匠 高木宗信先生。
   三人目・・・・絵文の先生 清水流絵手紙・清水多紀子先生。

どの先生方にも深い思い入れがあります。
人生の分岐点で、巡り愛・・・巡り会い、私の人生を豊かに彩って下さいました。

小林先生は短大への進学を勧めて下さいました。
私の明るい人生はここから始まったような気がします。

高木先生からは、日本の歴史・歌・塗り物・焼き物・食事の頂き方・着物での所作
その他、多くの茶道に関する知識をお教えいただきました。
絵文の根底に、この茶道が息づいているように思います。

清水先生の作品にであった時、私は鳥肌が立ちました。
生涯をかけて取り組みたいこと・・・それが目の前に。
「これをしたかったのよ」

筆を生かした仕事がしたい。
     念じ初めて「20年」が経っていました。

           幸運ですよね!

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Vol. 17 水戸黄門   ちょっといい話

2011年10月13日 20時55分41秒 | 日記


馬の美しさを知った建設会社(大阪駅前の丸ビルを施工)勤務
の後、松下電器(現・パナソニック)に転職。

その折に所属していました部署の同窓会が、年に二回開かれます。
その席上でちょっといい話をお聞きしました。

テレビ放映されている「水戸黄門」が終了する・・・残念なニュースが
実はこのドラマは「松下幸之助」さんの肝いりで始められたそうなのです。

まだ露天でソケットを売っていた「青年」松下幸之助さんの前に、一人の
紳士が立ち止まり、あれこれお話をした後「私が、融資をしてあげよう」

その頃
銀行に融資を断られて青年「幸之助」さんは行き詰まっていたのですね。

その紳士は「水戸藩の家老」の末裔であったとか。
幸之助さんはその時の「恩義」「感謝」をずっと胸にたたみ、
いつの日か「返礼」をとお考えになっていたのでしょうか。

テレビ時代劇「水戸黄門」はこうして始まったのです。

スポンサーは松下電器、一本で続けられていたそうですが
終了のニュースを耳にして・・・時代の流れ、変化が胸に沁みます。

青年幸之助さんの力量を見抜いた紳士も立派。
でも、幸之助さんが「人を引き寄せ」「動かす」
大きな魅力をお持ちだったこと。それが「運」を引き寄せたのでしょう。


余談ですが「黄門」は中国表記。
日本では「中納言」という位に当たるそうです。

             勝手に!ちょっといい話でした
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Vol. 16 ロックハンドスター

2011年10月12日 13時14分57秒 | 日記
 
地方競馬・・・岩手の雄、ロックハンドスター。
競争中の骨折事故により、安楽死。

岩(ロック)手(ハンド)星(スター)
岩手の星・・・・
なんて素敵なネーミングでしょう。

同じような事故で安楽死させられた「キーストン」って競走馬。
競馬ファンの方ならきっとご存じ。

疾走中に骨折、転倒。(転倒による骨折ではなかったと記憶)
投げ出された騎手は脳しんとうをおこして、身動き一つしません。
馬は、折れた足を「ぶらつかせながら」残りの三本の足で騎手に歩み寄り。

その鼻面を「大丈夫」「起きて」と言うように、何度も彼にすり寄せたのです。
気づいた「騎手」は思わずその鼻面を抱き「号泣」

遠くテレビの画面を通してでは、その「声も」届かす「なみだも」見えない。
でもきっと「号泣」したに違いなく。
観客席の皆もきっと泣いたに違いない。馬の人生の結末を皆知っているから。

         思いだして・・・私も涙!

同じような運命をたどった「テンポイント」
記憶に新しいのではないでしょうか。

運がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど
   そういうことって確かにある・・・と思う!
     人にも、馬にも、生きもの達にも・・・

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Vol. 15 これも出逢い!

2011年10月10日 23時30分32秒 | 日記


34~5歳の頃でしたでしょうか。

産経新聞の投稿欄にある教師の方からの、こんな記事が掲載されていました。

概要は下記に
「私は教師になって25年になるが、まだまだ迷い多く、まだまだ駄目である。
そんな悩みのあれこれを91歳になる恩師に書き送ると、こんな短い返事が来た。」

    ・・・・続けなさい、ただただ続けなさい・・・

私は、胸がいっぱいになって、何度も何度も読み直しました。
その頃、私も教師として、深い悩みを抱いていたのです。

私のパートナーは進学塾を経営していまして。
結婚と同時に、私も「国語」と「英語」の指導を始めました。
教師の免許は持っているだけ。

実践経験のないままの、素人教師。
子供達は、私などよりず~~~と優秀!
手探りの毎日でした。

この言葉に助けられ、私は現在も塾の教師と
「四季の絵文」の教師との二足のわらじ。

ありがた~~~い!言葉との
   これも一つの「出逢い」ではないかと思うのです。     

この言葉は私の歩む道の「礎」の一つになりました。
 あのときの投稿者の方は現在、何処でどうしていらっしゃるのでしょう・・・
  きっと教師の職を全うなさったと信じています。




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Vol. 14 一期一会  出逢うと言うこと

2011年10月09日 16時45分41秒 | 日記



瞳を凝らし、心を開いて出逢う・・・それがわたしの喜び!

皆様良くご存じのように「一期一会」は茶道に由来する言葉です。
語源は利休の弟子、宗二の「山上宗二記」に「一期に一度の会」とあり。
ここから、一期一会・・・の語が広く使われるようのなったと言うことです。

「あなたとの、今のこの出会いは二度と巡ってはこない。一生に一度の
出会いと心得、今このときを大切に、出来る限りのおもてなしをしよう
・・・と言った意味合いでしょうか。」

今は茶道に限らず広く一般に使われていますね。
お食事処の店名に、よく使われているようにも思います。

この言葉が好きで、作品にも良く使わせていただきます。

巡り行く「四季」の中で「森羅万象」巡り会うもの、すべては「一期一会」
二度と同じ時は巡ってこないのです。
作品も、同じ物は二度と描けないのです・・・全くもっての「一期一会」


  晴れし空仰げばいつも
      口笛を吹きたくなりて
            吹きて遊びき

美しく晴れた秋の空を見上げて、こんな啄木の歌を思いだした
    「秋」の一日でした。 
          皆様の今日は、どんな一日でしたか?
    
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Vol. 13 船場祭り・・・書画展 茶席

2011年10月08日 09時27分42秒 | 日記

今日は、「船場祭りに」出かけました。

存じ寄りの方が、「書画展」を企画。「お茶席」の掛け釜は
茶道の先輩。・・・お茶席を設けることを茶道の世界では
「お釜をかける」と申します。

設えは「御園棚」・みそのだな・と読みます。
これは腰をかけてするお手前でして。
・・・別名「立礼」とも・・・りゅうれい・と読みます。

裏千家14代宗匠・・・淡々齋宗匠が考案なさいました。
手前もお客様も、いすに腰掛けての所作。
外国からのお客様にも、くつろいでお茶を楽しんで頂けるよう考案。

久々に同門の方々とお会いして。ニコニコ、ガヤガヤ!
一服のお茶から「ピースフルネス」

船場センタービルは、御堂筋から堺筋間ほぼ一キロの
プロムナード。。。看板にそう書いてありました。
書画展会場は10号館~茶席は6号館。

船場祭りは、難波から本町まで、広範囲に渡ってのお祭り!
船場を活気づけようと「組合会長池永様の企画です」
明日も沢山のイベントが企画されているようです。

書画展は力作揃い!
美味しいお店も出ています。
皆様も是非お出かけになってみませんか。     

        大阪って!いいですねえ!        
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Vol. 12 絵文のお稽古

2011年10月07日 20時18分59秒 | お稽古

秋晴れの一日。
 今日は「絵文の」教室でも、一番古い教室のお稽古日。
 ルンルンで、出かけました。

 楽しみは「いつもの皆さんとお会い出来ること」
 上達も大切。でも今日も又元気で出会えた・・・
 ~巡り愛、語り合い、ふれあう人生~ それが一番大切。

 絵文を媒体にして「昨晩の4時間の歌番組」のこと「家庭での出来事」など
 語り合いながらの3時間です。
 
 黒一点・・・男性。
 姦しい女性軍にもめげず、にこやかに励んでいらっしゃるのも、心和む風景です。
 
 遠く「八尾市」からお越し下さる方。(17年間も)
 雨にも。夏の暑さにも負けず・・・感謝でいっぱいです。

 短気で、なかなかに厳しく、気むずかしい気性の私ですが 、
 共に歩む、仲間の一人に、お加え置き下さいますように 
 伏してお願い申しあげま~~す・・・ 

 ルンルン!
 楽しい一日でした。     
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