67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

フラット4戦利品パート2

2008-05-14 00:03:00 | Volkswagen

 先日のkubottchiさんとのフラット4訪問は自分にとっても衝撃的でした。フラット4の戦利品として前のログにブレキナの66bugをアップしましたが、こんなミニチュアの自分のデイリードライバーをGET出来てとても良かったなと思っています。
  
 さて今日は雨ですね。高知地方は凄い豪雨で、大雨洪水竜巻注意報まで出る始末です。早速、今日持参したのがこの傘です。渋い紺色に黄色でHAZETと入ったロゴがまぶしいですね。ワーゲンにとっては雨は天敵ですが、やっぱりデイリードライバーには雨も嵐もありません。大雪以外の天候には常に自分を職場まで運んでくれる大事な足なのです。この66に忍ばせて使用しようともくろむ傘です。これから梅雨シーズンに活躍が期待できそうですね。



 そしてもう一つ。先日レッツプレイVWで少し紹介されたタイプ2のラジオです。iPodをつなぐと好きな音楽は聴けるし、FM、AMラジオも受信できます。USB電源でも使用できますが、ほとんど意味がないですよね。結局リビングに置いてラジオやipodのスピーカーとして使用してます。ファニーなスタイルがかわいいし、ラジオが鳴らないときにはクラクションまで鳴る優れものですよ!

アサヒのデッキシューズ

2008-05-14 00:02:50 | ファッション

 デッキシューズというシューズがありますよね。ヨットの甲板で滑らないような底のデザインが特殊なシューズです。今もあると思うのですが、トップブランドは疑いもなく「トップサイダー」ですよね。あの有名なスペリーソウルで一声を風靡した名シューズでしたよね。

 今回はそのレプリカとも言うべき福岡久留米のアサヒコーポレイションから売り出されているサンデッキシューズ、イ◯ン高知で見つけたのです。なんと¥2300!!!トップサイダーの1/3の値段です。1シーズン履ければ充分の値段です。ショーツに来んな真っ白なシューズを履いてカフェオーレで出かけるなんてのは最高じゃないですか!

 日本の高い縫製接着技術で作られた製靴作業が凝集された良いシューズです。またレトロなこの箱が泣かせますよね。実際はホームページがあるのですがhttp~と記載がない箱は抜群の雰囲気ですね。

ベイシーと相性抜群のブルースシンガー、ジョー・ウィリアムス!

2008-05-13 00:03:09 | jazz & vocal
Count Basie Swings・Joe Williams Sings
(Clef MGC-678)

 ベイシー楽団は様々なシンガーのバッキングをつとめていますが、やっぱり最もベイシーらしさが現れるのが専属歌手ジョー・ウィリアムスのバッキンッグかも知れません。以前に"The Greatest"をアップしましたが、これはスタンダード中心のボーカルが聴けるアルバムでBuddy Bregmanがアレンジをつとめていました。今日は、ブルースシンガー”ジョー”の本質とも言えるブルースを中心とするクレフ盤をアップしたいと思います。ここではアレンジはFrank Foster, Ernie Wilkinsがつとめ、独特の間を重視したベイシーのブルースピアノもふんだん聴けるところがまた特別なアルバムになっていると思います。

 録音は1955年で、パーソネルはWendell Culley, Reunald Jones, Thad Jones, Joe Newman(tp), Henry Coker, Bill Hughes, Benny Powell(tb), Bill Graham(as), Marshall Royal(as, cl), Frank Wess(ts, fl), Frank Foster(ts, arr), Charlie Fowlkes(bs), Count Basie(p), Freddie Green(g), Eddie Jones(b), Sonny Payne(d), Joe Williams(vo) Wild Bill Davis, Ernie Wilkins(arr)という全盛期のメンバーです。全編を通じて、ジョーのブルースフィーリング溢れるアーシーな歌唱が聴けることは言うまでもありません。A-1の"Every Day I Have The Blues"のベイシーのピアノのイントロのすばらしいサウンドでもう満足してしまいます。続く"The Comeback"のフォスターのテナーソロも聞き物ですね。B面トップの"Roll 'Em"でもベイシーのピアノが活躍しますね。ここでのフランク・ウェスのテナーソロもいいですね。続くB-2"Teach Me Tonight"のアンサンブルなどは黄金期のベイシーサウンドならではの厚みですね。そして"My Baby Upsets Me"のグリーンのギターのスィング感にはいつも感心しきりですね。続く"Please Send Me Someone To Love"のゆったりとしたテンポはジョーが最も得意とするものですね。



 また、このアルバムのすばらしさは美しいDSMのカバーにあることも言うまでもありません。個人的にも最も好きなDSMのカバーの一つですね。バックカバー(上図)にもカラーが使われているのも珍しく、グランツがいかに発売に力を入れていたかが伺い知れますね。所有盤はクレフのブラックラベルのオリジナルモノラル盤です。

マックス・ローチのニューグループ見参!

2008-05-12 00:01:55 | jazz & vocal
Max Roach+4:Newport/Max Roach
(Mercury SFX-7434(M) jr.reissue)

 Bebop時代からジャズ打楽器奏者の最高峰は決まってアート・ブレイキーとマックス・ローチであったことに異論を唱える方はおられないと思います。ローチのドラミングは激しいダイナミックなスタイルですが、ブレイキーに比べてどこか端正な雰囲気がありますね。ブレイキーにとってはJMは新人発掘の宝庫であった訳ですが、ローチと言えばブラウニーですよね。続いてロリンズ、ドーハム、モブレイとたくさんの名手たちが去来したグループのリーダーだった訳です。1958年ローチは新人ばかりをメンバーに加えニューポートジャズフェスティバルに出演しました。このライブアルバムを本日はアップいたします。

 メンバーは若干20才のBooker Little(tp), 後にマイルスグループで活躍したGeorge Coleman(ts), これまた弱冠18才のRay Draper(tuba)、そしてArt Davis(b)からなるクインテットです。A-1は元メンバーKenny Dorhamのオリジナルで"Villa"です。ここから既にリトルの途切れることがないトランペットが聴かれます。A-2の「チュニジアの夜」、B-1の"Tune Up"と人気曲が続きます。ここでもリトルのエネルギッシュなプレイが最高で、これをあおるローチのドラミングは聞き物です。B-2にリトル自身のオリジナルを挟んで最後の"Love For Sale"で締めくくられる演奏です。ローチの卓越したダイナミックなプレイが全編を通して聴かれますね。

 所有盤は日本フォノグラムが出した国内盤再発です。今までと異なり新人ばかりを加えた斬新なスタイルでの演奏が繰り広げられます。

チェット後期の秀作

2008-05-11 06:39:30 | jazz & vocal
She Was Too Good To Me/Chet Baker
(CTI 6050 S1)


 トランペットもその吹奏法によって随分と音色が異なる楽器ですよね。チェット・ベイカーのトランペットもフリューゲルホーンを思わせる甘い音色が特徴ですよね。特に後期ではその傾向が強く、ヴォーカルでの成功がよりその方向に向かわせたのかも知れませんね。Creed Taylorの主催するCTIに吹きこまれた"She Was Too Good To Me"は後期のチェットを代表するアルバムと行っていいですね。本日のアップはこのチェット・ベイカーでいきましょう!

 アレンジと指揮はDon Sebeskyで, メンバーはChet Baker(tp, vo), Paul Desmond(as), Bob James(elp), Ron Carter(b), Steve Gadd, Jack DeJohnette(ds)がクレジットされています。編成が大きくなると、ストリングスも加わりますし、Victor Feldman(vib)やHubert Laws(fl)等の名前もクレジットされています。 演奏はズバリ、A面トップの「枯葉」に尽きますよね。74年のリリースなのですが有名曲「枯葉」の優れたバージョンの一つにあげて良いのではと思います。Chetのソフトな音色、艶やかなデスモンドのアルトがいいですね。またエレピは入ると嫌らしくなることが多いですが、ここのBobの端正なプレイが好きですよね。A-2で聴けるタイトル曲のボーカルがまた素敵だ。ジャズを感じさせないほどの雰囲気はチェットならではですね。ロウズのフルートソロが聴けるA-3"Funk In Deep Freeze"もいいですね。B面のtangerineも個人的に好きな曲でここでもチェット、デスモンド、ボブの美しいソロが聞き物になっています。続くB-2"With A Song In My Heart"のボーカル、歌心溢れるトランペットソロなどいわゆる唄モノへの卓越した才能を感じますね。

 所有盤はCTIのステレオ盤、オリジナルと思いますが、パンチホールがあるプレビューコピーでB&Wのセンターラベルです。後期Chetを代表するアルバムですね。

フラット4、フレックスオート

2008-05-10 17:23:14 | Volkswagen

 5/9は湘南のワーゲン乗りになってしまったkubottchiさんとの再会です。当初は75bugでの首都圏巡りを考えていましたが、あいにく愛車がエンジンOHで入庫中とのことで公共交通機関での聖地フラット4詣でとなりました。田舎者の自分のためにSuicaを準備してくれているなんてのは涙ものですね。初めて使ったのですが、便利ですね。いつも東京で切符を買うのは大変です。慣れない路線図で目的地探しの手間が省けるのはうれしい限りでした。

 そしてやってきましたFLAT4!ずっと日本いや世界の空冷シーンを支えているご存知の本店です。目黒通に面したこのビルは迫力すら感じる大きさです。タイプ2のワイパーブレイドをはじめお気に入りのグッズを購入いたしました。こういうお店が近くにあると良いですね。kubottchiさんは、フラット4の美しいカタログを購入していましたよ。今後の75bugのグレードアップに期待です。



 自分の戦利品の一つをアップしますね。以前から欲しかった、うちのデイリードライバー66bugのBREKINAです。本当に、小ちゃいのですがちゃーんとEXPORTモデルでダブルバンパーです。これにルーフラックがあれば完璧なんですが・・・(といってもうちのはバグワークススタイルですからね。)



 続いてバスに乗ってフレックスオートへ。一度にこんなにたくさんの空冷を見るのはイベント以外では初めてです。さすが東京ですね。オリジナルの67、68タイプ1や69タイプ3ファストバックがありましたがよかったなぁ・・・。隣接するレディバグの高野サンとも少しお話させていただきました。

 そして都心をバスでぬけてkubottchiさんは羽田空港まで送ってくれました。お土産までいただきすみません。また落ち着いて時間ができたら高知に遊びにきてくださいね。東京へもまたお邪魔したいと思います。こんどはロフテングリーンで首都圏を流したいものです。

関東で頑張るkubottchiさん

2008-05-10 15:40:08 | Volkswagen

 5/9は4月から湘南のワーゲン乗りになったkubottchiさんとの再会です。みなとみらいの駅から歩いてくる元気印kubottchiさん、都会の中に完全にとけ込んでます。まずは腹ごしらえということで、横浜中華街へ繰り出しました。予備知識ゼロの中華街、こんな狭い通りに人、人、人、これだけで疲れてしまいます。店の名も覚えてませんが、飲茶をふたりで食しました。自分の後ろのお客さんが、食事中に寝込んでしまいお店が救急車を呼びそうになったり・・・!いきなりのハプニングです。

 先日は鼻血まで出したという過労状態なのに、田舎からでてきたお上りさんにつきあっていただきありがとうございました。kubottchiさんのブログ"Slowday Goodtime"の読者の皆さん、神奈川で彼、頑張ってます!!!

再び、ビートルズを堪能しました!

2008-05-10 14:07:00 | アコギ

 5/8~9と出張をかねて横浜、東京を訪れました。この4月から首都圏に転勤になった2人とお会いする機会があり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。 5/8夜は、高知から転勤になったO氏にお世話になりました。O氏は、ビートルズから以降のポピュラーミュジーックのファンで昨年からとても親しくさていただいています。

 東京は2度目の赴任と言うことで, かねてからお約束していた六本木のビートルズライブハウス「Abbey Road」へ、ご一緒していただきました。昨年10月に訪問してから2度目です。ウィークデイということで、結構空席があったりでしたが3セット半、ハウスバンドのThe Parrotsのライブを楽しみました。初期のロックンロールからレットイットビーまで豊富なレパートリーが客席のリクエストに応える形で次から次へと演奏されるライブはコアなビートルズファンでなくとも充分に楽しめます。東京に行かれたときには是非立ち寄りたいものです。



 画像は同店のコースターです。O氏はメンバーとも面識があるようで、氏の計らいでメンバーと撮っていただいた画像もそのうちアップ出来ればと思います。

ミルト・ジャクソンの本質は・・・

2008-05-09 22:53:50 | jazz & vocal
MJQ:Modern Jazz Quartet, Milt Jackson Quintet
(Prestige 7059)

 バイブという楽器を語る上では、ハンプとバグスははずすことができませんね。以前にblog仲間のNotさんがオリジナルというべき10インチ盤をアップされておられましたが、こっちはオリジナルはないのでMJQの演奏とジャクソンの五重奏団をカップリングした12インチ盤をアップいたします。

 このアルバムは初期のMJQ(ドラムがKenny Clarke)の演奏とJackson, Heath, Clarkeは同じでルイスの代わりにホレス・シルバー、トランペットのHenry Boozierのクインテットの演奏が収録されています。MJQの演奏ではやはりルイス色が強くなり、ジャクソンはやや遠慮気味に聞こえるのは自分だけでしょうか。A-3のVendome等は最もルイス色の強い演奏ですよね。La Rondeは一見ルイス風のタイトルですがGillespieのペンによる"Two Bass Hit"です。ドラマーがfeature され、のちのMJQの重要なレパートリーとなりますよね。

 ジャクソン五重奏団の方はシルバーが入ることによりMJQとは全くかけ離れた演奏になります。シルバーオリジナルの"Opus De Funk"が取り上げられていることからもMJQの演奏とは全く異なりますね。そしてHenry Boozierのオープントランペットがこれまた良いですね。特に"I've Lost Your Love"でのラッパが最高によくなってます。

 所有盤はBergenfield, N.J.の黄黒ラベルです。NOTさんの10インチはさらに味わい深いカバーが良いですが、簡素なこのカバーも個人的には好きですね。

スタンとジルベルトならこんな組み合わせも・・・

2008-05-08 00:01:54 | jazz & vocal
Gilberto With Turrentine/Astrud Gilberto
(CTI 6008)


 5月の朝はさわやかですね。仕事の予定を立てながら、ぼーっとしているときにちょっと聴いてみるかって感じで軽いbossaなどを流してみるのもいいものですね。最も日本では有名と思われる女性ボッサシンガーは多分”小野リサ”さんでしょうが、ボッサ人気をアメリカへそして日本へ届けたのは疑いもなくスタンゲッツでありこのアストラッド・ジルベルトであろうと思います。1940年、ボサの聖地バイーアの生まれですが、芸術的とも言える鼻歌スタイルは小野リサさんのボーカルスタイルの原型と思われます。本日は、このアストラッドのCTI盤でテナーのスタンレイ・タレンタインとの共演盤をアップしますね。

 アレンジはEumir Deodato, 伴奏陣では同じ”スタン”ですが、クールでフワフワ感の強いゲッツのテナーを間違いなく意識したのではと思われるタレンタインのテナーがいいですね。本来のアクの強さを押し殺したようなテナーですが、さすが名手、録音当時はもう重鎮としてフュージョン系アルバムにも抜群の適応能力を示していたタレンタインのソロが効果的です。これに例のポルトガル語のアストラッドの鼻歌が抜群の空気感を示しています。A面ではA-2"Brazilian Tapesry", A-5"Zazueira"のスタンレイのテナーがいいですね。A-4"Solo El Fin"はカーペンターズで有名な"For All We Know"ですが、カレンとまた違った味のアストラッドには脱帽ですね。B面では、Toots Thielmansのハーモニカがイントロ、オブリガートで活躍する"Ponteio"がききものです。アストラッドのボーカルのあとにでるスタンレイのテナーが最高ですね。B-4の"Historia De Amor", これは邦題”ある愛の詩”で知られる有名曲ですね。こんな曲にも、見事な対応をみせるアストラッドの成長を感じるトラックです。

 所有盤はCTIのステレオオリジナルで、コーティングの利いたgatefoldジャケです。カバーの妖艶なアストラッドにはドキッとしますね。ベタですが、女性はメイクでかわりますね!