Dakota At Storyville/Dakota Staton
(Capitol T1649)
(Capitol T1649)
清楚なかわい子ちゃんボーカルもいいですが、たまにはダコタ・ステイトンのようなアーシーでノリのいいボーカルも聴いてみたくなる事がありますよね。あまりポピュラーではないくアンダーレイテッドの代表のようなシンガーですが、いやいやどうして一回聴けば彼女の実力、懐の深さはすぐにわかる筈です。キャピトル、ユナイテッド・アーチスツにリーダーアルバムが結構ありますから見つけて聴いていただきたいものです。本日はキャピトル盤から一枚、彼女の初の"On Stage"Albumと紹介されているBoston, Storyvilleのライブ録音をアップいたします。
61年4月の録音で、バッキングはノーマン・シモンズ(p)のカルテットですが、他のメンバーについては記載がなく良くわかりません。ただ、一説によると力強いテナー、そしてフルート,オーボエを駆使するのはユセフ・ラティーフと言われていますのでそのつもりで聴くとよりよく聞こえるから不思議です。ソウルフルでアーシーなノリはA-1"Is You Is, Or Is You Ain't My Baby"から聴かれますが、A-5の"When I Grow Too Old To Dream"の客席が唄う様子は最高の盛り上がりです。B面の"Don't Get around Much Anymore"や"Easy to Love"もいい出来です。
所有盤はキャピトルレインボウのモノラル盤です。ライブの雰囲気がダイレクトに伝わってくる録音ですね。この盤に限らずキャピトルのバックカバーのイラストってモノクロですが凄く味があると思いませんか?