67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

葉山ギターキャンプ,とうとうエレキが現れた!

2009-05-23 20:42:19 | キャンプ

 3月に大雨で中止になった,恒例の葉山キャンプに行って来ました。インフルエンザの影響で明日のバグイン三木への参会を取りやめにしたので,思い切り楽しんできました。心配していたお天気も快晴になって、22日夕方から設営し翌朝にかけてマッタリした時間を過ごさせてもらいました。持参したランタンが一個調子が悪く,フューエルキャップからのリークで使えず,灯りは抑え気味でしたが、虫が増えて来てもう夏です。でもタープへの蛍の訪問もありましたよ。料理は,定番の丸鶏のダッジオーブン,焼きそば、トムヤムクン,豚肉のスモークとメタボ一直線。例によって食べた・飲んだ・喋った・唄ったの一夜でした。総勢9人,相変わらず楽しい仲間です。

 でもって夜はカメラを構える事なく,就寝してしまったためやはり朝の画像しかありません(爆)。今回、目新しい物はストリート用のアンプをつないだエレキギターでした。大学で軽音楽部だったNさんのエレキは日頃アコギしか弾かない自分にはとても新鮮でした。朝には有名な「花畑牧場の生キャラメル」をごちそうしていただきました。美味しかった。また,集まりましょうね!

どうでもいいけど,久々の葉山キャンプです!

2009-05-22 03:53:44 | キャンプ

 今,土佐沖を低気圧が通過しています。21日は夕方から,高知地方も激しい雨です。前回の春キャンプは大雨で中止になった経緯もあり,今回はと思っていましたが,さすが梅雨入り前のこの時期、天気はコロコロ変わります。22日夕方からいつものメンバーで葉山にキャンプに行って来ます。22日は予想では雨のち晴れ,ひょっとしたら満点の星空が見えるかも・・・

 インフルエンザ渦の影響で三木のイベント不参加となってしまったので,思い切りキャンプを楽しんできますね。

BAGSの魅力満載の一枚だ!

2009-05-22 02:45:12 | jazz & vocal
Soul Pioneers/Milt Jackson
(Prestige 7224)


 プレステッジの7000番台の始めの方は、ブルーノートの1500番台と同様で、10インチに収録された一曲3分前後の演奏を寄せ集めて12インチ化したアルバムと新録音で比較的長い演奏時間の曲を収録したアルバムが混在します。ゲッツ,コニッツ,マリガンなどのアルバムは確認は出来てないですが、演奏曲が総じて短く10インチからの移行盤だろうと思われます。一方,本日アップのBAGSのアルバムなどは比較的演奏時間が長く,12インチLPの片面に3曲づつ収録されジャズファンの要求に応えたものであったに違いありません。上のジャケットカバーを見て欲しいです。7224番。この辺りには7000番の初期にリリースしたアルバムのセカンドカバーで再発した物が結構あります。このバグスの横顔をとらえたモノクロカバーが実に素敵ですので本日アップといたしました。オリジナルは7003番です。元々はこの7003のOJC盤(下図)で聴いていたのですが,あまりのカバーの良さにジャケ買いした物です。


Milt Jackson Quartet
(Prestige 7003, OJC-001)


 ご存知のようにMJQのメンバーからルイスにかわりホレスシルバーを起用したメンバーで、Milt Jackson(vib), Horace Silver(p), Percy Heath(b), Connie Kay(ds)のカルテットです。演奏曲もなかなかに魅力的で,"My Funny Valentine", "The Nearnes Of You", "I Should Care"の3曲はバラードに対するバグスの解釈の素晴らしさを堪能できる筈です。もちろんブルースの名手としての実力も”Stonewall"には十分に表現されていますよね。極めつけの一曲はA-3の"Moonray"です。オリジナルはアーティ・ショーの作品という事ですが(このバージョンは聴いた事ないですが)、原曲の美しさと演奏を吉祥寺のジャズ喫茶のオヤジが著書の中で絶賛していたのを思い出します。

 7224はブルートライデントの再発、7003はOJC盤です。OJCでもダンボール紙で作られたカバーです。OJCの「いの一番」(OJC-001)に選ばれた一枚だけあり、バグスのリーダー盤のなかでも1.2を争う初期の名作だと思います。

こういう渋いリズムセクションも捨て難い!

2009-05-21 03:01:09 | jazz & vocal
The Rhythm Section/Hank Jones
(Epic ECPZ-6 Jp.reissue)


 自分のようなコレクターにとっては、エピックというレーベルは本当に琴線を刺激し続けるレーベルであるように思います。有名な所では、フラーのサウスアメリカンクッキンフィル・ウッズのバトルカルテット,レイ・ブライアント,ジョニー・コールズあたりでしょうか?。CDを別とすれば国内盤の発売もありましたが、この国内盤の中古ですら、昔からタマ不足であったように思います。既に幾つかアップしていますが,地味な好アルバムありますよね。前述のレコードから言えばマイナーですが,こういうアルバムこそ,さすがエピックという感じで愛しくもありますね。本日は,いぶし銀のプレイでずっと第一線を貫き通したハンク・ジョーンズの56年の録音を収録したエピック盤です。

 メンバーは,Hank Jones(p), Barry Galbraith(g), Milt Hinton(b), Osie Johnson(ds)という,いつもはバッキングに終始している玄人好みのプレイヤーのみで構成されるカルテットです。AB面,各6曲,3曲ずつそれぞれをfeatureする曲が選ばれており,実際はハンク・ジョーンズにリーダーを限定できるものではありません。ジョーンズはA-1の"Hallelujah!", A-5の"Polka Dots And Moon Beams", B-2の"Do Nothin' Till You Hear From Me"でfeatureされるが,相変わらず端正でソツがないソロはさすがですね。Galbraithも地味ですが正確なリズム感覚はどこのセッションへも引っ張りだこだったのも頷けます。B-5のモンクの"Ruby, My Dear"のソロが美しいですね。ヒントン,ジョンソンも各セッションへの参加で知られていますよね。

 所有盤は国内盤再発です。タイトルロゴを全面に押し出したジャケットデザインも秀逸ですね。

マイフェイバリットシングズと言えば・・・

2009-05-20 01:56:30 | jazz & vocal
Selflessness featuring My Favorite Things/John Coltrane
(Impulse AS9161)

 マイルスで言えば,ウォーキン,枯葉,オールオブユー,マイルストーンズなどはオリジナルの演奏以来,後になって何度となくライブでとりあげられ、それぞれに味わい深い演奏を繰り広げてくれていますよね。一方,コルトレーンでこういった立場にある曲はやはりマイフェイバリットシングズとアイウォントツートークアバウトユーの2曲ではないでしょうか。前者は,アトランティックの同名アルバム,後者はソウルトレーンのものが何と言っても有名でしょうが,ライブ音源としてこの2曲を収録したのがセルフレスネスですよね。このアルバムでは、エルビンの欠場に伴いロイ・ヘインズが起用され素晴らしいドラミングを聴かせる点でも人気の高い演奏です。マイフェイバリットシングズに関して言えばこちらを押すファンも多いのではないでしょうか?

 この2曲の演奏は,63年のNJFでのライブ演奏であり、コルトレーン,マッコイ,ジミー・ギャリソンと前述のロイのカルテットで演奏されます。A面全体を占めるマイフェイバリットシングズでは、勿論コルトレーンはソプラノを駆使しているように思えるのですが、見開きジャケの演奏データにはテナーとしか記載されていません。やはりテナーオンリーですかねぇ???最後にメンバー紹介をして録音が終了しているのも印象的です。B-1のアイウォントツートークアバウトユーは勿論テナーで演奏されていますが、シーツオブサウンドと硬いコルトレーン独自の音色が美しく延々と吹くカデンツァが最高ですね。もう一曲のタイトル曲は65年のクルセママのセッションからのカプリングですが、ここまで来ると理解できず「・・・」です。いつもこのアイウォント~のカデンツァで針をあげているのでス(笑)

 所有盤は再発のabc impulse盤です。カプリングの構成ながらコルトレーンの人気盤の一つでしょうね。

豚インフルエンザ流行のため三木は自粛です!

2009-05-19 23:05:00 | Volkswagen

 69vertは自分のような素人には,守が難しい車のようです。自分の空冷は66bug, 67westy, 69vertですが、約一年かけて3つのエンジンを全てOHしました。66bug, 67westyは快調そのものなんですが,こと69vertに関してはオーバーヒートが持病のようです。一旦は,直してもらってもすぐにヒート気味になってしまいます。自分の乗り方が悪いと言われたのですが,66bug, 67westyは普段の乗り方でも全くオーバーヒートとは無縁です。

 69vertはセダンと異なりリアウィンドウ下に空気の取り込みがなく,リアフードのスリットは2列と小さくエンジンルーム内の空気の取り込みが不十分である事が原因らしく,上り坂でアクセルを踏み込むとすぐにエンジンが逝ってしまうようです。ヒートしやすいになるエンジンは自分のような素人にはなかなかに厄介です。今回,根本的に改善しようと,地元の主治医フラットパワーさんにお願いし,再びエンジンをおろしました。オリジナルにはこだわらず,デュアルポート,キャブもサイズアップして見ました。エンジンルーム内の空気の流れを改善しマフラーからの熱は完全遮断です。約2週間になりますが,力も出て持病の上り坂のカラカラ音も解消されています。とりあえずは快調になっていますが,これがいつまで維持できるのか?まあ,調子悪くなればすぐに対応して貰える地元ショップはやはり心強いですね。

 今回,三木のイベントでの試運転を考えていましたが,豚インフルエンザの本丸,兵庫県への出張/旅行は職場から自粛指令が出ていますので参加は取りやめです。一緒に出かける予定だった十和のカズさんも会社の対応があるので参加自粛という事です。毎年, A型季節性インフルエンザの餌食になっている自分ですから,この週末はおとなしくしていましょう。

デスモンド/ジムホールの見事なコラボレーション

2009-05-19 01:05:02 | jazz & vocal
Take Ten/Paul Desmond
(RCA 6012 jp.reissue)


 これがアルトサックスかと思わせるサウンドで有名なポール・デスモンドといえば共演者としてはデイブ・ブルーベックを除いて語る訳には行かないし,オリジナルのテイクファイブは,恐らくジャズメンが作曲したスタンダードとしては最もポピュラリティを得た楽曲の一値であろうと思います。彼のリーダー盤となると途端にトーンダウンするのが一般的でしょうが,RCAに吹き込まれたテイクファイブの続編とも言える“テイクテン”を含むギターのジム・ホールとの共演盤をあげる方が多いのではと推測いたします。恐らくブルーベックを除けば,最も相性の良かったプレイヤーはジムであったように思います。本日はこのテイクテンをアップいたします。

 メンバーはPaul Desmond(as), Jim Hall(g), Gene Cherico(b, except A-1), Gene Wright(b, only A-1), Connie Kay(ds)という派手さはないですが,ある程度ジャズを聴いた方なら納得のいく人選と感じるに違いないですよね。聴きものは勿論、テイクファイブを意識したテイクテンが重要なんでしょうが,ここでは先ずこのセットが繰り出すボサノバ2曲,ボンファのブラックオルフェ(B-1)とジョビンのオルフェのサンバ(B-3)がはずせないと思います。この美しい曲想にデスモンドのやさしい音は限りなくぴったりと来るし,ジムとのインタープレイが絶妙です。インタープレイと言えばエバンスを思い出しますし,エバンスとのアンダーカレントやジミー・ジュフリー・トリオでの演奏、アート・ファーマーとの双頭カルテットでのプレイと並びデスモンドとの相性の良さも充分に感じられる筈ですね。テイクテンでのジムのリズムギターのバッキングも個人的には大好きですね。

 イージーリスニングとややもすれば揶揄するコアなジャズファンもいますが,この音色の衝突は決してイージーリスニングジャズで片付けられないガッツを感じる演奏だと思います。所有盤は国内盤再発ですけどね・・・。

端正なマルのFire Waltzもいいですね!

2009-05-18 00:17:46 | jazz & vocal
The Quest/Mal Waldron
(New Jazz 8269, jp.reissue)


 先日アップしたドルフィの5スポットといえば「Fire Waltz」というぐらい有名なドルフィの最高峰のライブ演奏ですが,その19日前に演奏された「Fire Waltz」をアルバムのラストに収録しているのが本日アップのマル・ウォルドロンの”The Quest"です。

 この「Fire Waltz」はマルのオリジナルですが,超有名な5スポットバージョンと異なり,スタジオ録音でありその熱気の点やドルフィ自身のソロがないので軽視されがちですが,マルのピアノは抑制の効いた端正な表現に終始し,これはこれでこのアルバムの聴きものになっていると思います。メンバーはEric Dollphy(as, cl), Booker Ervin(ts), Mal Waldron(p), Ron Carter(cello), Jow Benjamin(b), Charlie Persip(ds)のセクステットです。ドルフィの楽器クレジットは得意のバスクラ=bclではなくclとなっており、これはミスプリではないのです。クラリネットを駆使するB-1の"Warm Canto"の牧歌的にも聞こえる美しいテーマとドルフィのクラの音色は見事にマッチしていて、このアルバムのもう一つのハイライトとも言えますね。ドルフィはこの曲を除き,他では全てアルトを駆使しています。「Fire Waltz」もそうですが、A-2のエリントンに捧げた"マルのピアノも端正ですばらしいですね。全編を通じて、アービンのテナーは太くアーシーでこの雰囲気にぴったりでロン・カーターのセロとともに絶妙の効果をあげていますね。

 所有盤はビクターから出た国内盤再発です。しばらく聴いてなかったのですが、再発見のマル~ドルフィの隠れた名盤と言ってもいいでしょうね。

「コメディ」はMJQの続フォンテッサか?

2009-05-17 04:48:45 | jazz & vocal
The Comedy/The Modern Jazz Quartet
(Atlantic 1390)

 まず,モダンジャズファンなら,MJQで最もカラフルなこのジャケットデザインに見覚えがあるのではなかろうか?自分もこのカバーに惹かれて,中古レコード屋さんでエサ箱からピックアップして来た一枚です。国内盤なら解説があって背景がわかったのでしょうが,いきなりモチーフとなっているというイタリアの"comedia dell'arte(コメディア・デラルテ)"が何のこっちゃという感じで現代の百科事典ウィキペディアで調べてみました。「仮面を使用する即興演劇の一形態。16世紀中頃にイタリア北部で生まれ、主に16世紀頃から18世紀頃にかけてヨーロッパで流行し、現在もなお各地で上演され続けている。コメディア・デラルテとした日本語表記もある。」とあります。自分らはそんなものに全く興味がないのですが,このカバーとMJQのヨーロッパ志向を楽しめばいい,それが本日アップの"The Comedy"です。

 メンバーはいつもの4人,サイドBの冒頭の"La Cantairice"で美人黒人シンガーのダイアン・キャロルのキュートな歌声も楽しめてしまいます。サイドAの冒頭とサイドBに聞き慣れたフォンテッサの一節が使われており,モチーフの違いはあるもののフォンテッサ続編のようにジョン・ルイスが考えていたのかも知れませんね。



 間の曲には登場人物の名前が冠されており,人物の絵がgatefoldの内側(上図),裏カバーにも採用されています。それぞれに恐らく個性があって,それをジョンルイス的に曲にした組曲的な仕上がりです。

 所有盤はワーナーのアトランティック盤(green&orange)です。まあ,こんなアルバムも聞き流しにはいいのかも・・・。

形あるものはいつか壊れる!

2009-05-17 00:15:45 | Volkswagen

 うちのデイリー・ドライバー、66bugの三角窓には所謂「ベンティーズ」というパーツ(米国KASTER社のTORNADO)が追加されています。このログを見てみると,2008年9月の時点では曇りはあるものの亀裂はなかったように思います。先日,ついに割れている所を発見しました。走るときに音がするのでおかしいなと思っていました。勿論,スペアは持っていないのでアロンアルファで修理するしかありません。多分,どこかに駐車していたときに車の横をすり抜けた人にぶつかったのでしょうねぇ・・・。まあ,8年も使っていれば仕方がないのかもしれません。「形あるものはいつか壊れます。」よね・・・。(とほほ)