予備試験の出願者数が発表された。予想外に少ないという意見が多いが,まぁ,そうかな,というのが本音。「流れ」はそんなに急には変らない。間違いなく予備試験は今「穴場」なのだが,この事実に中々気が付かない,反応しきれないのが人間である。よく言えば安全思考,悪く言えば確証がない限り動けないのである。今年の人数も法科大学院2年生が出願しているケースがかなり含まれている。予備試験「専門受験生」はまだまだ少ない。
制度の変わり目で,「目端の利く人」は思ったより少ない。第1回,第2回予備試験は,後に「ボーナスだった」と言われる可能性が高い。法科大学院制度と同じである。とある1期生の知り合いは,「自分の人生最大の英断は,1期既修として入学を決めた点にある」と言いきったものである。「1期で入ったから今の事務所にも入所できた」とまで言っていた。本音過ぎるだろ,と思ったけど(笑)しかし,昨今の受験生からすれば第1回本試験は垂涎の的なのは間違いないであろう。えてしてそういうものである。
皆が「あれは旨みがありそうだ!」という時には,もう「旨くない」のである。ゴールドラッシュが始まった時には美味しい部分は根こそぎ持っていかれた後なのだ。
なので,今年の予備試験受験生はまだまだ「旨み」がある。まずは短答試験必勝である。
制度の変わり目で,「目端の利く人」は思ったより少ない。第1回,第2回予備試験は,後に「ボーナスだった」と言われる可能性が高い。法科大学院制度と同じである。とある1期生の知り合いは,「自分の人生最大の英断は,1期既修として入学を決めた点にある」と言いきったものである。「1期で入ったから今の事務所にも入所できた」とまで言っていた。本音過ぎるだろ,と思ったけど(笑)しかし,昨今の受験生からすれば第1回本試験は垂涎の的なのは間違いないであろう。えてしてそういうものである。
皆が「あれは旨みがありそうだ!」という時には,もう「旨くない」のである。ゴールドラッシュが始まった時には美味しい部分は根こそぎ持っていかれた後なのだ。
なので,今年の予備試験受験生はまだまだ「旨み」がある。まずは短答試験必勝である。