本日、出願者ベースで考えると、4000名の受験生の今シーズンが終わってしまいました。特に実際に受験した3000名弱の人たちは、つい3週間ほど前に本試験が終わったばかりなのにとても辛いと思います。
しかし、来年合格を真剣に考えるのであれば、今すぐ再起動しなければいけません。この夏の間に基礎固めを終わらせること、これが至上命題になります。5年5回になることから、来年の受験総数は12000名弱になる、という推計も出ていました。2000名合格でも、合格率は17%程度まで一気に落ちます。まして合格者数減が現実化すれば、大変動が起きます。
合格者数については、今年の合格者数が「2000」を切るか切らないかが大きなポイントになると見ています。これまで法務省の「心理的抵抗ライン」=「防衛ライン」が「2000」という数字だったのは間違いありません。とにかく「2000」には強い拘りをもっていました。仮に今年の合格者数が「1975名」などであってもこれは大変化です。これは、法務省が防衛ラインを割り込むことを気にしなくなったという「政策変更」を意味するからです。この場合、かなりの確率で合格者減方向へ大きく舵を切ると予想しています。いきなり1500とかはないと思いますが、徐々に減らしてくる可能性は高いです。
今までと違うのは、日弁連の会長戦の争点などというレベルではなく政権与党である自民党内から出た提言であること、ロー入学者の数が昨年が2600名程度、今年が2200名程度であり、最盛期と比べて半減以下となっていること、という点です。
どちらにしろ来年必勝を果たすにはこの夏が勝負であり、この夏は相当の気合をもって乗り切る必要があるのは間違いありません。7日は丁度いい機会ですので、気分転換・気合い入れ・情報収集をしに来て貰えればと思います。やりきりましょう!