明日の短答分析会には、本試験問題を持参されることをお勧めいたします。憲法、民法、刑法について問題を見ながら具体的に検討します。
短答が廃止される4科目は、以前からも述べていますが、多少論文に影響が出ると予想しています。要は「条文を引かせる系」の問題が小問などで出題されたり、メイン論点の前振りで手続き的な問題の処理をさせる(百選などにもこれに適した判例がありますし)、という形で条文知識を問う問題が出るようになるのではないでしょうか。短答が政策的理由で廃止されても、それはそこで問われていた能力を不要と判断したことを意味しないからです。
4科目については、以前のように条文の細かい内容まで記憶する必要はもちろんないですが、どのあたりにどのような条文があるのか、は即座に判断できるレベルにはしておかないと本番で苦労します。そのような意味で「条文検索能力」は必要ですので、勘違いしない方が身の為だと思います。
http://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/event/koukaikouza/DOC_039677.html
http://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/event/muryotaiken/DOC_040743.html