第4回予備試験短答式試験発表

2014-06-17 17:27:04 | 予備試験関連

先日、予備試験の短答式試験の合格発表がありました。2018名合格で合格者平均点が185.7点でした。昨年が2017名合格、合格者平均点185.3点だったのでほぼ同じといって良い結果です。平均点は今年137.3点、昨年139.5点でした。

増加傾向に歯止めがかかりましたが、論文採点可能人数を2000人程度と最初から決めていたということでしょう。本試験といい、法務省は「2000」という数字に何か思い入れでもあるのかな(笑)。2年前も合格者平均点は184.1点だったので、予備試験突破を狙う人は、270点中185点前後を目標に勉強すると良いのではないかと思います。

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我が青春のAmericanTop40

2014-06-17 03:23:14 | 雑感
訃報。ケーシー・ケーサム氏逝去(82才)。言わずと知れた「アメリカントップ40」の伝説的DJ.

俺が「アメリカントップ40」を毎週聴き始めたのが87年10月。高2の秋でした。毎週土曜日19時からFM東京から放送していた。当時、隔週発売のFMファンに掲載されていたビルボート・チャートと首っ引きになりながら、毎週のチャートアクションを予想し当てるのが大好きでした。当時は本番組が文字通り最新の全米音楽シーンを知ることができるツールでした。ケーシーは88年夏に契約でこじれて番組を降板し、シャドー・スティーブンスに交替。個人的にはこちらの方が付き合いは長いのだが、87年秋はブルース・スプリングスティーンのニューアルバムがリリースされたり、MJのBADの快進撃が続いていたりと、毎週チャートアクションをワクワクしながら聞き始めたのでケーシーの印象も非常に強いものがある。

今のような情報化社会ではない...ので、情報収集出来ること自体に絶対的な価値があった時代。毎週毎週カウントダウンを聞きながらお気に入りの曲が最高位何処まで行くか本当にワクワクドキドキしながら聞いていた。このような経験は今はもうできない。青春時代と重なったこともあり、87年~93年にかけての全米ヒット曲に対する思い入れは桁違いに大きい。大学時代は土曜の19時からを語学の予習にあてていた。味気ない単語調べもトップ40を聴きながらやるとスイスイ進んだ記憶がある。

ケーシーが退いた88年の音楽シーンは、ソロデビューしたジョージ・マイケルが快進撃を続け(この年ジョージは、17年ぶりに年間チャートでアルバム&シングル1位の2冠を達成する)、サントラ盤のダーティー・ダンシングが18週連続アルバムチャート1位を記録(あまりにも売れすぎて、サントラ盤の続編が出るという珍事も)。6月は歴史的な月となり、デフレパードの「ヒステリア」がチャートイン48週目で全米1位に、翌週にはあのガンズ&ローゼスの「アぺタイト・フォー・ディストラクション」が49週目で1位の座につき、両バンドが前年の「BonJoviシンドローム」の流れを更に巨大化して、一大ハードロック・ヘビィ・メタルブームを巻き起こしていく。そして年末から、ボビー・ブラウン、ポーラ・アブドゥルという当時は「3流扱い」されていた「ダンス・ミュージック」勢が大きなうねりを持ち始めるのもこの年だ。このうねりは、89年にMCハマーが登場することでラップがシーンの頂点に立つ形で結実していく。まさに今のミュージックシーンへ、ロックン・ロールからブラック・ミュージックへの世代交代がなされたエポックメイキングな年だった。そんな年にケーシーが降板したのも何かの縁のように思える。

ケーシーのあの声を聞くと、6畳の部屋にいながら気分は毎週夢の国アメリカだった。夢と希望を与えてくれた最高のDJケーシー・ケーサム。俺の世代の洋楽好きは相当お世話になったはずだ。ご冥福を祈ります。天国でもカウントダウンよろしく!
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