今年、3回目、4回目、5回目で合格した人がたくさんいます。合格後は世の中が違って見えてきますし、自分は勝負に勝ったのだといいう満足感と自信、これから始まる新しい生活に期待に胸膨らんでいると思います。まぁ、極楽極楽、といったところでしょう。
しかしこの人たちは、同時に1年前の今頃は、絶望に打ち拉がれていた人たちでもあります。何度受けても弾き返される。また1年、惨めで辛い生活をしなければならない。何よりもまた来年あの過酷な試験をうけなければならない。楽しいことなんか何もない。あるのは押しつぶされそうな不安感だけ。
今の極楽モードの彼らがあるのは、この1年、逆境に耐え、そして乗り越える努力をしたからです。全ては自分の力で成し遂げたのです。落ちれば辛いのは当然です。絶望的な気分にもなりますし、自分の人生どうなっちゃうんだろう、という不安感で一杯だと思います。
しかしですね、人生一寸先は闇と言いますが、一寸先は栄光の日々、ってこともあるんです。全ては自分の気持ちの持ちよう、努力のしようだと思います。辛いとは思います。でも諦めたら試合終了です。ゲームの途中でぶん投げますか?
掲示板の前で2年連続泣くのも悪くない。1回目は悔し涙。2回目は歓喜の涙。人に歴史あり、です。やりきろう。