過去問題を何度も解いて、ようやく満点近くまで取れるようになったなのに、短答答練や模試で全然点が取れない人がいます。
司法試験受験生であれば一々言わないと分からないという話でもないとは思うのですが、念のため。理由は至極単純で、知識の網羅性に欠けるからです。過去問は「できてあたりまえ」ですが、出題範囲と照らして、網羅性はまるでありません。「過去問ができるようになった」=「短答はもう大丈夫」ではないので注意しましょう。
模試などは過去問で問われていないこともガンガン出てきます。本番も過去の出題からだけ出るわけではありません(当たり前ですが運転免許の試験や簿記などとは違います)。この点を勘違いすると痛い目にあうので注意しましょう。
定期的に新規の問題を解いて、知識面で問題がないか、チェックするようにしましょう。