本試験受験生の早春

2018-02-28 10:10:49 | 司法試験関連

本試験受験生の方はいよいよ本番まで2カ月半という時季になります。昔から述べていることですが、1日1通、過去問題を解く(答案を書くと言う意味です)と言う作業を入れると良いと思います。必修7科目であれば1年分を1週間で回せます。

この作業の目的は、「自分なりに確立した答案スタイル」を「実践できるかどうか」の確認です。答練等を通してこの半年間に色々と修正して来たと思いますが、いよいよ完成形にする時季です。その完成形を実践できるかどうかを過去問題で試すわけです。

「問題が解けるかどうか」のチェックが目的ではありません。散々分析しつくした過去問ですから「できる、できない」は意味がありません。寧ろできないと困ります。「試験時間」は時間は1時間40分程度などにして多少ハンディをつけましょう。

新規の問題で実践調整をするのは予備校等の主催する全国模試でやれば十分です。全国模試は受けるのであれば早い日程の方がいいです。答案の返却が4月末あたりだと時間的に最終調整しようがないので意味がないですし、出来が悪い場合、メンタル的にやられます(この問題、結構深刻)。

まずは3月をどう活かすか。「できないことはやらない」。「できることを徹底する」。そういう割り切りも必要な時季です。

 

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