昨年も書きましたが,3月10日は東京大空襲があった日です。東京が焼け野原にされてから69年の月日が流れました。そして明日3月11日は東日本大震災の日です。
3.11は今から3年前の出来事です。大空襲が69年前。こう考えると,60年~70年と言う僅かの間に,空前絶後の大災害に複数回見舞われていることになります(空襲は人災ですが)。他にも,同じく69年前に原爆が2回投下され,約20年前には阪神淡路大震災がありました。これらの災害は,文字通り「歴史的な事件,災害」なのですが,わずか60年強の間に立て続けに起きているんですよね。この期間は人の一生に納まる長さです。これは生きている間に,運が悪ければ1回どころか2回3回と大災害に見舞われる可能性がある,ということでもあります。
こう考えると,これまで直接的に大災害に見舞われていないだけでも物凄く幸運なのではないか,と思わず考えてしまいました。「自分だけは大丈夫」という思い込みがないのか,と言われれば無いとは言えません。「天災は忘れた頃にやってくる」,と言いますが,そのスパンは意外に短いんですね。