King of Pop

2009-06-27 01:21:09 | 雑感
マイケル・ジャックソンが亡くなった。あまりにも早い死である。80年代最高最強のポップシンガーであることに異論は無い。16年前の幼児虐待疑惑の頃から逆風が吹き始め、70年代80年代に世界を席捲した面影はなくなっていた。10才の頃から四半世紀、世界のミュージックシーンの頂点に君臨し続けたキング・オブ・ポップだった。全世界で1億枚をセールしたと言われる有史以来最も売れたアルバム「スリラー」は「ボーン・イン・ザ・USA」と並び、80年代の「モンスター・アルバム」と称される。文字通りの「歴史的1枚」である。

にしても80年代は、マイケル、ブルース、マドンナ、プリンスの「四天王」のほか、ホイットニー・ヒューストン、ジョージ・マイケル、ヴァン・ヘイレン、ボン・ジョビィ、ガンズ・アンド・ローゼス、U2、デフ・レパードと時代を超えて世界を魅了し続けるリアル・ポップスターが多い(これに加えて空前絶後のサントラ・ブームが加わるのだ)。歴史に名を残すビッグスターが沢山輩出した奇跡の年代だったな、と今更ながらに思う。その中でも異彩を放ち続けたある意味最後の「スーパースター」が突然逝ってしまった。50歳と言う年齢だが、音楽の神様が稀代のポップスターが年老いた姿をさらす前に手元に呼び寄せたのであろうか。

謎に包まれ続けたスーパースターは我々の元から去る時も謎に包まれていたと言える。

マイケルの曲の中では、エディ・ヴァン・ヘイレン競演の「ビート・イット」、スラッシュ競演の「ブラック・オアー・ホワイト」が個人的2トップ。他にも、「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」、「ワナ・ビー・スターティング・サムシング」「ウィル・ユー・ビー・ゼアー」辺りがお気に入りです。
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