心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

我はでくなり・・って言える?

2009-04-30 | つれづれ
                         「我」 (部分)



まずはひとつ、訂正とお詫びがあります

4/28のブログ でご紹介したもぐら庵さんの個展ご案内のはがきが、
’07年のものでしたので、訂正して今年のものと差し替えました。
絵文字クイズも今年バージョンではなかったので、頑張って挑戦していた方・・
ごめんなさいです  再挑戦してくださいましし~。


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そして・・っと。
おとといは外が白む頃まで作品書き書き。 墨がなくなり断念。
あんなに書いたのに・・昨日なんとか1枚を選び。

書いてたのは「天地為我爐 萬物一何小」って孫楚の句。
この句は好きで、前にも何度か書いていて。

天地は我が爐(炉)たり。万物は何ぞ小たる。
天地は私にとっては全てを熔かす炉であり
そこに投じる万物は何と小さな物であることよ。

そして、この句を書いてると、いつも中川一政の書画を思い出して。
書を始めるきっかけになった、中川氏の書展を初めて見たときの
何ともいえない感激を思い出すのでして。

そうそう・・この人形浄瑠璃を描いた作品↓
( 真鶴町立中川一政美術館 HPより拝借 

「われはでくなり つかわれて踊るなり」に、なんだか惹きつけられて。




愚痴ってるようでて、我はでくなり(でくの坊)って言える
スケールの大きさ深さに、いいなぁ・・・って。

そんな「我」を目指して、今回たくさん書いた中の1枚。
はてさて、皆様・・・どんな印象でせうか?





コメント (6)
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