心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

石鼓文はあったかくてやさしい時間

2009-06-05 | 書の話
                       石鼓文臨書 (半紙)




教室でKさんと勉強中の石鼓文。
迺・楽・巒(←下の部分は山でなくて金)・車。

←原本

最初に書いた半紙右側のは、おっとりとした線を思って一定のリズムで。
次に左側のは、、筆を細いやわらかい羊毛のものに変え、軽妙洒脱を思って。

あ・・またどこからか、遊びすぎでしょそれは・・ って聞こえてきそう。。

石鼓文の臨書といえば青山杉雨氏・・・何度か展覧会でも拝見したことがある。
正直申し上げて好みではないけれど 鋭い独特の線とフォルムは印象的。
こんな風に感じておられるのかぁ・・という、ビームはビビビと伝わる。

この石鼓文、石碑に彫られた文字なので、強くて厳しい線で臨書される方が多いような。
それももちろん納得 

でも私は、どこかあったかくてゆったりとした時間を感じちゃう。
ちょっと太目の、白い割烹着を着たやさしい笑顔のおばちゃんとか想像しちゃう。

で、半紙右みたいな感じに。
左のは、お気に入りのへなへなの筆を持つと、勝手にこんな感じに。
教室では、脳みその中どうなってるの~?って、皆様少々呆れ顔


臨書は楽し。
楽しや臨書 

コメント (4)
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